「報われる」の意味と使い方とは?シーン別で見る例文もあわせて紹介
更新日:2024年07月07日
甲斐がないは「かいがない」と読みます。
まず「甲斐」とは、行動の結果として現れるしるし・努力した効果を意味します。そこに「ある」の反語の「ない」を付けることで、物事を行ったことに見合う成果がない・やった意味がない状態を意味します。
「甲斐ない」「甲斐なし」とも言います。
「報われる」のことわざ
努力して成功を勝ち取る姿は、昔から人間の生き方の理想と言っても過言ではないでしょう。そのため、「努力」や「苦労」を評価することわざは多くあります。以下に紹介いたします。
・石の上にも三年(冷えた石の上に三年も座っていれば、冷えた石も温かくなる)
・牛の歩みも千里(牛の歩みは遅いけれど、歩き続ければ千里もの道を歩くことができる)
・雨だれいしをうだつ(雨粒のような小さな力でも、打ち続ければ石も砕く事ができる)
「報われる」に関する四字熟語
ことわざ同様、四字熟語にも多くの「報われる」の意味を持つものがあります。四字熟語は、四文字で表す熟語で色々な概念を四文字に凝縮しています。以下に例文を紹介いたします。
・一念通天(一生懸命念じていれば成就する)
・精神一到(精神統一をすれば成就する)
「報われる」の英語表現
「報われる」には、さまざまな英語表現があります。英語表現を知ることで言葉の幅が広がり、多様な場面で活用できるようにしましょう。
ここからは「報われる」の2つの英語表現を紹介します。
reward
rewardは善行や仕事などに対する報酬 ・償い・報償・ほうびのことを意味する英語です。
また、まれに皮肉で悪行や怠惰などにも用いることがあるので、翻訳する際には全体の文章から意味を考えるよう注意が必要です。
pay off
pay offは句動詞で、努力がうまくいく・報われる・努力の効果が出ることを意味する英語です。
I practice every day because I know my hard work will pay off down the road.(努力はいつか報われるとわかっているから、僕は毎日練習するんだ。)
このようの使うことができます。
「報われる」の意味と使い方を理解しよう
今回は、「報われる」という言葉についての意味や使い方について、詳しく紹介しました。
精一杯努力して、目標に向かって突き進み、成功を勝ち取る「報われる」という生き方は、人間にとって理想の生き方と言えるでしょう。しかし、努力をすれば必ず勝ち取れるという事ではありませんので、なかなか難しいというのが多くの人にとっての事実と言えます。
努力や苦労も人を成長させる上では大切ですが、目標を見失わず「報われる」生き方を目指していきましょう。
初回公開日:2018年05月29日
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