「報われる」の意味と使い方とは?シーン別で見る例文もあわせて紹介
更新日:2024年07月07日
「報われる」には、さまざまな言い換え表現があります。言い換え表現を使い分けることで、言葉の幅が広がり、多様な場面で活用できるでしょう。
ここからは「報われる」の五つの言い換え表現を紹介します。
花開く
花開くは「はなひらく」と読み、「物事が盛んになる」「成果が現れる」「開花する」などを意味します。努力が報われて成功することを、蕾から花が開く様子に例えた言葉です。
花開くと同様の意味で、学園ドラマの受験の場面などでよく耳にする「桜咲く」という言葉も、努力が報われて合格した際に使用されています。
実を結ぶ
実を結ぶは「みをむすぶ」と読み、「努力しただけの十分な結果が生まれる」「成果が現われる」「成功する」などを意味します。
こちらも「花開く」と同様、植物の果実が実っていく様子を例えた言葉です。
日の目を見る
日の目を見るは「ひのめをみる」と読ます。それまで埋もれていたものが世に知られるようになることや、長い間不遇だった者が世に認められるようになること、努力が浮かばれることを意味します。
成果を出す
成果を出すは「せいかをだす」と読みます。ものごとで良い結果を出すことを意味しています。
恩返しされる
恩返しされるは「おんがえしされる」と読みます。恩返しとは、受けた恩に報いることや報恩を意味していて、報いるの類語です。アニメの題名にもとく使われる言葉ですね。
恩返しという言葉に、受身の意を表す語「される」をつけることで、相手が受けた恩に対して返報した意味を持つ言葉となります。
「報われる」の対義語
ここまで「報われる」の類義語を紹介してきましたが、努力したことに対して見合った結果を得られなかった場合はどのように表現するのでしょうか。
つづいては、「報われる」の対義語表現を紹介します。
水の泡
水の泡は「みずのあわ」と読み、水面に浮かぶ泡がすぐに消えてしまうように、はかないことの例えとして、努力したことがふいになることを意味しています。
また、ふいとは、「何もかもなくなること」「だめになること」「努力が空しい結果に終わること」を意味した言葉です。
浮かばれない
浮かばれないは「うかばれない」と読みます。「苦労が報われる」「面目が立つ」を意味する「浮かばれる」に、打ち消し語「ない」をつけた言葉で、苦労が報われないことや面目が立たないことを指します。
甲斐がない
初回公開日:2018年05月29日
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