「多岐にわたる」の意味と使い方・漢字・類語・敬語|活動/分野
更新日:2024年10月04日
「多岐にわたる」の意味と使い方・例文
「多岐にわたる」という言葉を耳にしたり使ったりしたことがありませんか。仕事内容を紹介する際や、就職活動で自分の経歴を伝える際にも「多岐にわたる」という言葉を使います。「多岐にわたる」という言葉の正しい意味は理解しているでしょうか。
言葉は正しく意味を理解して使うことで、自分の考えを相手に伝えたり、相手の考えを理解したりすることができます。「多岐にわたる」という言葉の意味と使い方、例文についてくわしくご紹介します。
多岐にわたる仕事・事業
仕事や事業内容を説明する際に「多岐にわたる」という言葉を使います。意味は、事業が広範囲に及んでいることです。就職活動の際に「多岐にわたる」という言葉は、自己アピールのための表現として使うことができます。
「多岐にわたる」の使い方
今まで「多岐にわたる」というように、さまざまな業務の経験がある際には、どのような業務の経験があり、どうやって取り組んできたのかという説明をアピールポイントとして使うことができます。「多岐にわたる」経験を元に、今後はどのような活動をしたいか伝えましょう。
多岐にわたる活動
ひとつのグループや企業が、さまざまな活動を行っている場合には「多岐にわたる活動」という言葉を使います。多岐にわたる活動とは、専門の分野が多いことや、活動内容がいろいろな分野に及ぶことをいいます。
使い方の例文
「多岐にわたる活動」という言葉の使い方の例文をご紹介します。
・私は大学時代に多岐にわたる活動をしていて、その中のひとつに海外ボランティア活動の経験があります。
・彼は学生時代から、多岐にわたる活動に携わっていると有名です。
・彼女は芸術に関する才能に優れていて、バレエやダンスだけではなく、衣装のデザインまで多岐にわたる活動を行っているといいます。
・今は小説の執筆や、シナリオライターとして活動していますが、将来的には舞台の演出や映画監督など多岐にわたる活動を行いたいと考えています。
・今は飲食関係の事業を展開していますが、これからは福祉やボランティアなど多岐にわたる活動にも力を入れようと思っています。
多岐にわたる分野
「多岐にわたる分野」とは、物事の範囲や領域、人の活動範囲があらゆる方面に分かれているという意味を表しています。
使い方の例文
「多岐にわたる分野」という言葉の使い方の例文をご紹介します。
・私の出身校からは、俳優や歌手、政治家など多岐にわたる分野で活躍している人が多く輩出されています。
・我が社は、医療や福祉だけではなく、飲食関係の事業も手掛けていて、多岐にわたる分野で事業を行っています。
・彼は自分の才能を試したいといって、歌やダンス、陶芸など多岐にわたる分野にチャレンジしているそうです。
・この発明は、将来多岐にわたる分野で評価されることになるでしょう。
・彼女の開発したシステムは、医療だけではなく多岐にわたる分野で使用されています。
「多岐にわたる」の漢字
「多岐にわたる」という言葉の「多岐」という言葉は、物事が多方面に分かれているという意味を持っています。「多岐にわたる」の「わたる」という言葉の漢字表記は「渡る」と「亘る」どちらが正しいかご存知ですか。間違いやすい漢字表記や、「多岐」の意味など、「多岐にわたる」という言葉にまつわる漢字についてくわしく解説します。
「多岐」とは
「多岐」とは「たき」と読みます。意味は物事が多方面に分かれていることです。また、道筋がいくつにも分かれていたり、方針がいろいろあったりするという意味もあります。
初回公開日:2018年06月13日
記載されている内容は2018年06月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。