「お気遣いありがとう」の意味と使い方・敬語・返事|ビジネス
更新日:2024年10月11日
例文
そんな「お気遣いありがとう」を言い換えた「ご配慮」の意味や使用方法を詳しく紹介しましたが、次はこの「ご配慮」を使った例文を紹介します。
・いろいろご配慮をいただき、ありがとうございました。
・いつも温かいご配慮に、心から感謝申し上げます。
・毎度、格別のご配慮を賜りまして誠にありがとうございます。
・危険ですので、ご配慮願います。
お取り計らいありがとう
「お気遣いありがとう」は「お取り計らいありがとう」と言い換えられます。この「取り計らい」は、物事がスムーズにいくように「取り扱う・処理する」などの意味があります。
そんな「お取り計らい」には「お願い」と「お礼」の2つの使い方があります。まず、1つめの「お願い」の場合には、「お取り計らい頂きますよう、お願いいたします」という風に使われ、「協力」のお願いや「手伝ってほしい」などの感情を丁寧に表した言い回しです。また、この「お取り計らい」は「他人」からの気づかいを表した言葉なため、自分の行為に使えません。
2つめの「お礼」で使用する場合には、「この度は、格別なるお取り計らいをしていただき、心からお礼申し上げます。」と使用できます。ただし、目上の方に「お取り計らい」を使うと、場合によっては敬意を感じられない人もいるため、相手との関係性を考慮して使うことをします。
例文
「お気遣いありがとう」の言い換えである、「お取り計らいありがとう」の詳しい使い方や、意味などを詳しく紹介しました。そんな「お取り計らいありがとう」を使った例文を紹介しますので、使用時の参考にしてください。
・ご親切なお取り計らい、心より感謝いたします。
・先日は、お取り計らい頂きまして、誠にありがとうございました。
・ご検討の程、お取り計らい願います。
・ご協力の程、お取り計らいますよう、よろしくお願い申し上げます。
お心尽くしありがとう
「お気遣いありがとう」は「お心尽くしありがとう」という風に言い換えることができます。
そんな「心尽くし」は、「相手のために気を使うこと・心を込めること」という意味になっています。そんな、「尽くす」は相手の「ため」だったり「喜ばせたい」という気持ちが込められており、「お心尽くし」は他の名詞と組み合わせて使用できます。
例えるなら、食事に招かれて「お心尽くしのおもてなしをしていただき、ありがとうございます」と言ったように、「おもてなし」と組み合わせることで、相手からの好意にお礼を伝えることができます。
例文
「お気遣いありがとう」の言い換えである「お心尽くしありがとう」の意味などを詳しく紹介しましたが、そんな「お心尽くし」を使った例文を詳しく紹介します。ぜひ、「お心尽くしありがとう」を使うときには参考にしてください。
・お心尽くしの贈り物を頂戴き、感謝申し上げます。
・生前の妻に対してのお心尽くしに、深く感謝申し上げます。
・お義母さんの心尽くしのお料理ご馳走さまでした。とても美味しかったです。
・みなさんの心づくしの送別会、一生忘れません。
年賀状での「お気遣いありがとう」はどう使う?
年賀状は、年に一度新年の挨拶のために出す素晴らしい風習の一つです。そんな、年賀状には、旧年中のお礼の文言と共に、新年の繁栄や抱負などのメッセージを添えるのが基本的な書き方になります。
そんな、年賀状に添えるひと言には、どのような文面を書いたらいいのでしょうか。そのひと言がどれだけ、気の利いているかや、相手に喜んでもらえる言葉かによって、年賀状を貰った人の嬉しさも変わってきます。そのため、年賀状へ添えるひと言は、相手のことをしっかり考えながらを言葉を選ぶことが大切です。そんな、年賀状に書く文例を紹介しますので、年賀状のひと言の参考にしてみてください。
・昨年は、仕事でもお気遣いいただき、誠にありがとうございました。
・いつもお心遣いいただき、ありがとうございます
・旧年中は、たくさんのご配慮深く感謝しています。
お気遣いありがとうは魔法の言葉
「お気遣いありがう」という言葉は、自身へしてくれた行動に対してお礼を伝えたい場合に使える言葉です。そんな、「お気遣いありがとう」は、丁寧な言い回しなため、格上の人やビジネスシーンなどで使うことができます。
そんな「お気遣いありがとう」と格上の方に、しっかり伝えることで、互いの関係もスムーズにできるためお礼を述べるときなどに「お気遣いありがとう」を使って、自身がおもっている感謝の気持ちを伝えましょう。
初回公開日:2018年06月04日
記載されている内容は2018年06月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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