フリーランスエンジニアによくあるトラブルとは?対処法や未然に防ぐ方法も紹介
更新日:2024年10月17日
フリーランスエンジニアは、企業など組織の保護がなく労働関連法規も適用されていないとみなされていることから、会社員よりもトラブルに巻き込まれやすいと言えるでしょう。
トラブルになった場合、クライアントと自分の認識が一致しているのか確認することが、対処法の第一歩となります。一致していない場合、話し合いで解決するのか、何らかの法的アクションが必要なのか見極めましょう。
未払いの報酬や損害賠償を請求するなど、何か行動を起こす場合はクライアントに内容証明を送り、記録を残しておくことで後々役立つことがあります。
法的に理解が難しいことがある場合は、法テラスなどの相談窓口を利用して、法律面のアドバイスを得ることも助けになります。
トラブル時に、証拠として法的に有効なのは契約書です。契約書の内容はしっかり把握しておくようにしましょう。
フリーランスエンジニアがトラブルを未然に防ぐには
フリーランスはトラブルに遭いやすい働き方と言えます。トラブルが発生するとその対処に時間をとられ、仕事ができない分収入が減ることから、トラブルは未然に防ぐのがベストです。
ここからは、フリーランスエンジニアがトラブルを未然に防ぐ方法を紹介します。参考にしてみてください。
エージェントを活用する
トラブルを未然に防ぐ方法として、エージェントを通して仕事を受けるという方法があります。エージェントは営業や条件交渉のプロのため、自力で探すよりも良質な仕事を見つけられる可能性が高く、トラブルになりにくいでしょう。
また、クライアントに直接質問しにくいことでも、エージェントを通して確認してもらえるといったメリットもあります。エージェントの利用は無料であるところが多いため、一度試してみても良いでしょう。
契約内容を弁護士に精査してもらう
フリーランスエンジニアにとって契約書は、トラブル防止や思わぬ損害を被るのを避けるために非常に重要なものです。したがって、契約内容に問題ないか入念なチェックが必要ですが、慣れないうちは契約書のどの部分をチェックすべきかわからない人もいるでしょう。
そのようなときは、専門家に手伝ってもらうのもおすすめです。法律のプロである弁護士に精査してもらうことで、事前に潜在的なリスクを洗い出してくれたり、法的問題に関する指摘も得られたりするでしょう。
トラブルを未然に回避しよう
フリーランスエンジニアは、立場上会社員よりも仕事のトラブルに遭遇しやすいと言えます。しかし、契約書にサインする前に内容をしっかり確認しておくことで、予期せぬトラブルを防ぐことが可能でしょう。
契約書をよく読み、トラブルを未然に回避することで、フリーランスとしてエンジニア業務に集中できる環境を整えましょう。
初回公開日:2022年07月05日
記載されている内容は2022年07月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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