「いらっしゃいましたら」の使い方と例文・敬語の種類・別の表現
更新日:2024年08月17日
敬語「いらっしゃいましたら」の意味は?
敬語「いらっしゃいましたら」の意味は、「行く」や「来る」の尊敬語です。「いかれる」や「来られる」も「いる」の尊敬語ですが、「いらっしゃいましたら」の方がより敬意度が高くなります。
「いらっしゃいましたら」は、語尾を変化させて「いらっしゃいませ」とすると歓迎の挨拶の言葉になります。「いらっしゃいませ」は、歓迎の挨拶でも最上位の敬意をあらわし、接客するうえでは、かかせない大切な挨拶の言葉です。
敬語「いらっしゃいましたら」の使い方は?
敬語「いらっしゃいましたら」の使い方は、呼びかけ・お願い・お伺いなどで使用します。また、前後の文章により、「いらっしゃる」や「いらっしゃいますか」「いらっしゃいます」など語尾が変わります。
敬語の種類は?
敬語には、尊敬語、謙譲語、丁寧語の3種類がありますが、敬語「いらっしゃいましたら」は、敬語の種類としては、尊敬語になります。同じ意味の尊敬語である「いかれる」や「来られる」よりも敬意度は高く、「行く」や「来る」の敬語の中では、最上位の敬語です。
使い方は?
敬語「いらっしゃいましたら」の使い方は、いるかいないか分からない場合の呼びかけ・お願い・お伺いなどで使用します。
「呼びかけ」での使い方として、例えば、飛行機や電車で急病人が出たときの乗客にお医者さんがいるかどうかの呼びかけ、販売での購入希望者への呼びかけ、バスやエレベーターで降りる人への呼びかけなどがあります。
「お願い」での使い方は、電話の取次ぎのお願い、荷物の受け取りのお願い、寄付のお願い、購入のお願いなどがあります。
「お伺い」での使い方は、電話の取次ぎのお伺い、荷物の受け取りのお伺い、寄付のお伺い、購入のお伺いなどがあります。
メールでの使い方は?
敬語「いらっしゃいましたら」のメールでの使い方は、挨拶文、お願い、お伺いなどで使用します。
「挨拶文」での使い方は、健康を気遣ったり、近況を尋ねるなどです。
「お願い」での使い方は、アポイントのお願い、荷物の受け取りのお願い、寄付のお願い、購入のお願いなどがあります。
「お伺い」での使い方は、アポイントのお伺い、荷物の受け取りのお伺い、寄付のお伺い、購入のお伺いなどがあります。
書き言葉での使い方は?
敬語「いらっしゃいましたら」の書き言葉での使い方はメールと同様に挨拶文、お願い、お伺いなどで使用します。
「挨拶文」での使い方は、健康を気遣ったり、近況を尋ねるなどです。
「お願い」での使い方は、アポイントのお願い、荷物の受け取りのお願い、寄付のお願い、購入のお願いなどがあります。
「お伺い」での使い方は、アポイントのお伺い、荷物の受け取りのお伺い、寄付のお伺い、購入のお伺いなどがあります。
敬語「いらっしゃいましたら」の例文は?
敬語「いらっしゃいました」の例文をいくつか紹介します。
・この中にお医者様がいらっしゃいましたら名乗り出てください。
・お心当たりの方がいらっしゃいましたら正面入り口までおこしください。
・○○様がいらっしゃいましたら、電話口までお願いします。
・部長、お客様がいらっしゃいました。
・○○先生は、ただいま、英語の講義中でいらっしゃいます。
・その後の経過は、いかがでいらっしゃいますでしょうか
・お知り合いの中に簿記の資格をお持ちの方はいらっしゃいましたらご紹介いただけませんでしょうか
・お元気でいらっしゃいましたのに信じられません。
・今回の展示会にご興味ある方がいらっしゃいましたらぜひおこしくださいますようお願いします。
・○○先生は、現在は△×病院の院長をしていらっしゃいます。
・次の階は、4階家具売り場でございます。お降りの方がいらっしゃいましたらお知らせください。
初回公開日:2018年02月16日
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