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「お届け」の使い方と例文・敬語の種類・別の敬語表現

更新日:2024年02月26日

最近では通販で買い物をする人も多いため、お届け物が毎週のように届くというご家庭も多いでしょう。この「お届け」という言葉は敬語表現の1つで、日常会話ではもちろん、職場で使うことも可能です。今回はこの「お届け」という言葉の敬語表現や使い方について見ていきましょう。

お届けする

先ほど「お届け」という言葉は基本的に物に対して使われる言葉であるため、謙譲語扱いとして考えられるとお話ししました。しかし、この「お届け」という言葉に丁寧語を付け加えることで、動詞として敬語の丁寧語表現に替えることもできます。

この「お届けする」という言葉が変換可能です。「お届け」の部分はそのままに、「する」の部分を丁寧語の「します」に変換します。そうすることで「お届けします」と謙譲語をより丁寧な言い方に変換することができます。

「届ける」という動詞に関しては、正式な敬語は存在しませんが、これをどうしても敬語にしたいというのであれば、「お~します」の形を使って丁寧語の意味合いも兼ねながら、動詞としての謙譲語表現にすることが可能です。

お届け予定日

こちらも「お届け物」や「お届け先」と同様に、物に対して「お届け」が使われています。物をお届けする予定日ということで、謙譲語表現です。この「お届け予定日」もネットの通販サイトなどでよく見かける言葉です。

例えば「お届け予定日を指定することが可能です」というように、最近ではお届け予定日を注文者自身が指定することが可能になりました。他にも注文が完了した後、商品の追跡サービスなどで「お届け予定日は○月○日です」と確認できるサービスもあります。

また不在票から自動音声通話で再度配達を依頼する際、「お届け予定日を4桁の数字で~」と音声が流れることも多いです。意識して考えると、「お届け予定日」を始めとした「お届け」は日常の多くに使われていることがわかります。

お届け日数など

「お届け」の例文や使い方は他にもたくさんあります。「お届け日数」や「お届け商品数」など、多くの場所で見かけます。

また最初に「お届けに上がる」という例文をご紹介しましたが、「お届けに参ります」という使い方もされることがあります。これは配達する際に在宅しているかどうかを確かめてから向かう方法で、「ただいまよりお届けに参ります」と親切に連絡してくれる方もいます。

「お届け」の別の敬語表現例

「お届け」という言葉についてご紹介して参りましたが、最後に「お届け」を別の敬語表現にすることが可能かどうかをお話しします。何度も登場したように、「お届け」という言葉には基本的に敬語表現は存在しません。物に対して使うという点から、謙譲語が一番近く、謙譲語として扱うことができるという特殊な言葉でもあります。

「届く」を他の敬語表現に置き換えるならば、一般的な方法は「届きます」という丁寧語を活用する方法です。例えば商品が届いたことを確認する際には「商品はお手元に届きましたか」というように使われることがあります。

また、「お届け」という言葉をまったく別の言葉に変換し敬語表現へと換える方法もあります。例えば「配達」という言葉を使い、「配達に伺う」や「配達いたします」という表現にすることで、別の敬語表現に置き換えることが可能です。

日常会話で「お届け」を使用しよう

いかがでしたでしょうか。一般的に自分から「お届け」を使用することは少ないですが、配達業者の方から聞くことは多くあります。皆さんも誰かにお届け物をする際は、「お届け物は届きましたか」というように、正しく活用するよう心がけましょう。

初回公開日:2018年02月24日

記載されている内容は2018年02月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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