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「電話します」の敬語表現・使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2023年10月20日

急いでいると、咄嗟に口から出るのは「電話します」という表現になりがちです。でも、それって本当に相手への敬意が伝わっているのでしょうか。この記事では、「電話します」の敬語表現や使い方について説明しています。ビジネスで使える一言敬語を磨きたい方、必見です。

「電話します」の敬語表現とは?

商談相手や上司、顧客などに「電話します」という旨を伝えたいとき、何と伝えるのが適切でしょうか。そのまま「電話します」でも伝わりますし、悪くはありませんが、いまひとつ丁寧さに欠けるのではと感じる方もいるはずです。

相手に丁寧かつ誠実な印象を与える「電話します」の敬語表現とはどのようなものなのか、紹介していきます。

「電話します」の敬語表現の使い方

敬語の種類

「電話します」という言葉も、丁寧語というスタンダードな敬語表現です。語尾に「です・ます」がつく丁寧語は、よく使われる敬語表現でしょう。

しかし、「電話します」という言葉だけでは、こちらが一方的に電話をする宣言をしているようで、相手に対する敬意がそれほど高く感じられないという人もいます。そんなときに便利なのが、謙譲語です。

「電話します」を謙譲語に置き換えると、「ご連絡いたします」や「ご連絡差し上げます」などの表現となります。こちらの立場を相手よりも低く示すことで、相手に対する敬意を払うのが謙譲語です。「電話します」というフレーズを丁寧語以外の敬語表現に直す際には、謙譲語はとても使いやすいはずです。

敬語表現の使い方

ご連絡いたします

「ご連絡いたします」は「ご(お)+~いたす」という謙譲語の基本的な型の一つにあてはまります。

たとえば取引先相手と打ち合わせをした場合、向こうの提案を社内会議で共有して上席者の反応を窺ってから改めて電話をする、という流れになることもあるでしょう。そういったときに、「それでは○○さん、本日ご提案いただいたことについての回答を、また改めて電話します」と言うと、上から目線の発言に受け取られかねません。

「本日ご提案いただいたことについての回答を、また改めてご連絡いたします」と伝えた方が、相手はより丁寧さを感じます。

「追ってご連絡いたします」や「後日改めてご連絡いたします」、「確認がとれ次第またご連絡いたします」など、シーンに合わせて臨機応変に使い分けられれば、別れ際に添える一言のバリエーションも広がるはずです。

ご連絡差し上げます

「ご連絡差し上げます」も「電話します」に謙譲の意味を添えた敬語表現です。「差し上げる」は「与える」の謙譲語で、献上する・たてまつるの意味をもつ敬語です。

たとえば、顧客に商品提案をしたところ、相手から「他のシリーズの資料も見たい」と言われたとします。その際、「かしこまりました。後日資料をお送りいたします。発送の手続きがすみ次第、またご連絡差し上げます」などと伝えれば、真摯な印象が残ります。

「電話します」という主旨は同じだとしても、「ご連絡差し上げます」は「ご連絡いたします」に比べて、相手に対する配慮の度合いが高い場合に用いられます。

先ほど挙げた例でいえば、相手の要望に応じて新たな資料を送ることと、発送が終わり次第連絡をすることの二点において、相手のために動くことになります。このような場合には、「ご連絡いたします」よりも「ご連絡差し上げます」の方がより適切な表現といえるでしょう。

メールでの使い方

メールで添付ファイルを送り、「詳しいことは後ほどお電話します」と伝えたい場合もあるでしょう。そのようなときの例文を以下にいくつか紹介します。「電話します」という旨をわかりやすく丁寧に伝えるよう心がけましょう。


①早速ご連絡いただきまして、ありがとうございました。検討中の商品資料をお送りいたしますので、ご査収の上、ご確認よろしくお願いいたします。また日を改めてご連絡いたします。

②先日はお忙しい中私どもの取材にご協力くださり、誠にありがとうございました。スタッフ一同、御社にふさわしいコンテンツページに仕上げるよう、全力で励んでまいります。記事ができ次第内容を確認していただきたく存じますので、その際はまたご連絡差し上げます。

③○○様、先ほどはありがとうございました。資料を拝見したところ、いくつかお聞きしたいことが出てきたのですが、何時頃でしたらご連絡差し上げてもよろしいでしょうか。

目上の人への使い方

目上の人に対して「電話します」という旨を伝えたいときには、「ご連絡申し上げます」という表現を使ってみてはいかがでしょうか。

「ご連絡申し上げます」は「ご連絡いたします」「ご連絡差し上げます」よりもさらに丁寧な敬語表現です。そのため、目上の人に対してできるだけ礼儀正しく「電話します」と伝える場合は、「ご連絡申し上げます」と述べましょう。

①先日はお忙しいところお時間をいただきまして、誠にありがとうございました。お話させていただいた商品のプレリリースが正式に決定しましたので、取り急ぎお伝えいたします。詳細な日時に関しましては、追ってご連絡申し上げます。

②先ほどは新しいご提案を賜りまして、誠にありがとうございました。当社に持ち帰り、検討させていただきます。後日改めてご連絡申し上げますので、よろしくお願いいたします。

「電話します」の敬語表現を使った例文

「電話します」自体も丁寧語という敬語ではあるものの、より敬意を高めた言い方をしたい場合には「ご連絡いたします」や「ご連絡差し上げます」、さらに「ご連絡申し上げます」といった敬語表現があることを説明してきました。

これらの敬語を用いた「電話します」という旨を伝える例文を、改めて以下に整理していきます。

・(部内の先輩に対して)先方から戻るときに、一度お電話します。
・(一緒に営業をまわる先輩に対して)先方に、これから伺うとお電話します。
・(部の上司に)課長、A社の件ですが、やはり正式にお断りのご連絡を差し上げようと思います。
・(顧客に対して)当日の内覧についてですが、本日お聞きしたご希望をもとにスケジュールを練り直して、明日中にはまたご連絡いたします。
・(商談先の上席者に対して)本日のお話につきましては、部長の〇〇から改めてご連絡申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。

「電話します」を他の敬語表現にすると?

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初回公開日:2018年02月14日

記載されている内容は2018年02月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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