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「誠に申し訳ございません」の使い方と例文・敬語の種類

更新日:2024年09月22日

敬語で「誠に申し訳ございません」ということばを上手に使いこなせていますか。ビズネスの場では謝罪をすることも日常茶飯事です。今回は敬語で「誠に申し訳ございません」という言い回しを上手に使いこなすための方法についてまとめます。

メールで送る場合

メールで「誠に申し訳ございません」と謝罪の気持ちを伝える場合も、伝える順番が大切です。同じ敬語の言い回しや語尾が続くと稚拙な印象が出てしまうため、メールができたら必ず読み返して内容を確認しましょう。

敬語で「誠に申し訳ございません」とメールで伝える場合は、次のような書き方を意識しましょう。

(例)
①要件:「今回ご連絡いたしましたのは、○○にミスがあったためでございます。」
②謝罪:「この度はご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございません。」

「誠に申し訳ございません」の別の敬語表現例

敬語の「誠に申し訳ございません」という表現は、ほかの言い方に言い換えることも可能です。同じ言い回しが続いて稚拙な印象になりそうな場合や、違う言い方がしたいときにはぜひ参考にして使ってみてください。

大変申し訳ございません

「誠に申し訳ございません」の「誠に」の部分を「大変」に言い換えた言い回しです。基本的にはどちらも丁寧な敬語の表現であるため、まったく同じ意味のことばとして使用することができます。メールの文面で何度も謝罪のことばを伝えたい場合には、「誠に申し訳ございません」と「大変申し訳ございません」の両方を使用するといいでしょう。

心よりお詫び申し上げます

「心よりお詫び申し上げます」も敬語で謝罪を表現している言い方です。ただし、「心よりお詫び申し上げます」は「心の底から謝罪します」ということばです。これは人の受け止め方にもよりますが、中には「心よりお詫び申し上げます」は「申し訳ございません」とセットにして使わなければ、謝罪の意味として認めないという人もいます。

そのため、「心よりお詫び申し上げます」を使用するときは「大変申し訳ございません」のあとに続けるかたちで使用するようにしましょう。謝罪の意味が強調されるため、相手はより丁寧に謝罪を受けたと感じます。

失礼いたしました

ビジネスでの謝罪のことばとしては「失礼いたしました」という言い回しもあります。これは「誠に申し訳ございません」という言い方よりは少し謝罪の具合が小さいことばです。しかし、ちょっとしたことについて謝りたいときには使いやすいことばなので、覚えておくと便利です。

また、「誠に申し訳ございません」や「大変申し訳ございません」をすでに使ってしまったときは、「大変失礼いたしました」などということばを使うと、表現が重なるのを避けられます。

敬語「誠に申し訳ございません」の過去形

敬語の「誠に申し訳ございません」という言い回しは、「誠に申し訳ございませんでした」という言い方もすることができます。「誠に申し訳ございませんでした」は「誠に申し訳ございません」が過去形になった言い回しです。そのため、すでに終わってしまったことに対して謝罪するときに使用することができます。

ただし、「誠に申し訳ございませんでした」と言ってしまうと、ときと場合によってはこちらが「すでに過去のこととして見ている」という表明になってしまうこともあるため注意が必要です。複雑な問題について謝罪するときは「誠に申し訳ございません」という現在形の敬語を使うほうが無難です。

「誠に申し訳ございません」を使いこなそう

敬語の「誠に申し訳ございません」という言い方は、どんな謝罪の場面でも使うことができ、相手から反感をいちばん買いにくい言い回しです。謝罪をしている時点で相手が怒っていることも少なくないため、敬語で丁寧に「誠に申し訳ございません」と言ったところで簡単に相手が許してくれるとは限りませんが、許してもらうためには誠意を見せることが何よりも重要です。

ここぞという場面では、「誠に申し訳ございません」を敬語でしっかり相手に伝えて、少しでもはやく相手の許しを得られるように努力しましょう。

初回公開日:2018年02月22日

記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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