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「お礼」の敬語表現・お礼の使い方と例文・別の敬語表現例

更新日:2024年09月08日

皆さんこんにちは、今回は「お礼」の敬語表現・お礼の使い方と例文・別の敬語表現例と題して、「お礼」にまつわる正確な敬語表現やその用法、またさまざまな場面における用例についてご紹介します。「お礼」はあらゆる分野で大切ですので、ぜひご参考にしてください。

先述でお礼状の例文をご紹介しましたが、誰かからメール・お手紙をもらったとき、その内容への返信をすることも重要な項目です。

お疲れさまです。
メッセージ内容を拝読させていただきました。
○○の案件につきまして、とてもあたたかなご配慮をいただきましたことを心より感謝申し上げます。さっそくご教授いただきました内容を事業計画に踏まえさせていただき、今後の取り組みとさせていただきたく存じます。
今後とも、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

まず「お疲れさまです」といった労いの言葉を置き、その後から返信の本文を明記します。この際でも、相手にとって読みやすいように適当に改行したり、むずかしい表記はしないよう配慮しておきましょう。

また相手の名前を冒頭に置いて自分の名前を末尾に置く場合もありますが、基本的にこの形式はどちらでもかまいません。

早い対応の御礼

お礼をするとき・お礼状を書いて送るタイミングは、なるべく早い方が好ましいです。その場合のタイミングは先述のように、2日から3日以内が理想的でしょう。どうしてもすぐに返信や対応ができなかった場合には、その「遅れた理由」を簡潔でよいので明記しておくとよいでしょう(あまり長くならないようにしてください)。

適当に早いお礼をしなければ、相手にとっては「何のお礼か」がわからなくなる場合もあるため、せっかくお礼状を書いて送ったのに、その内容が相手に受理・得心されない場合もあります。こんな入れ子の状態にならないためにも、常にお礼をするタイミングは迅速な対応を心がけることが大事です。

「教えてもらった」を敬語表現にする

「教えてもらった」というのは「○○についてご教授いただき、誠にありがとうございます」という改まった敬語表現に置き換えることができます。ビジネス上のやり取りでもプライベートの連絡交換時でも、誰かに何かを教えてもらい、それによって支援されるということは、非常に多くの場面で見受けられます。

・ご鞭撻のほど、誠に恐縮であります。
・ご教授いただき、心より深く感謝申し上げます。
・○○の件につきましてご支援をいただき、誠にありがとうございます。
・ご支援とご協力の下、わたくしも成長させていただくことができました。

これらの敬語表現をもって「○○を教えてもらって感謝しています」という旨を、お礼に変えて相手に伝えることができます。

「教えてもらう」という旨の敬語表現

「これから○○について教えてもらう・教えてもらいたい」といった旨を相手に伝える際でも、きちんとそれに見合った敬語表現を取ることが大切です。

・どうかご教授願えれば幸いです。
・○○の件につきまして、どうかご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
・お教えいただければ幸いです。
・ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
・ご指導を賜りたく存じます。

これらの敬語表現をもって「○○について教えてもらいたい」という旨を、相手に印象良く伝えることができます。

打ち合わせのお礼

ビジネス上のやり取りでは必ずと言ってよいほど、多くのビジネスプランや事業計画の見直しなどについて、会議や相談などを踏まえ、打ち合わせというものがあります。この打ち合わせ(会議・ミーティング)は必ず上司と部下が集っても催されるため、その際に部下から上司へお礼を言う際でもきちんと敬語表現をもって相手に伝えなければいけません。

・この度はお忙しい中、○○企画の打ち合わせにご出席くださり誠にありがとうございます。
・この度のミーティングでは、大変ご貴重なご意見をいただくことができ感謝いたします。
・○○さまのご協力の下、Aプランにつきましてこの度の打ち合わせを持つことができました。大変恐縮に存じております。

他にもいろいろな敬語表現をもって「打ち合わせ・会議のお礼」を述べることができます。

引き受けるときのお礼

何らかの依頼された仕事や事業計画への参加を受けた際には、そのことに対するお礼を述べることもビジネス上のやり取りでは一般的に見られます。

・この度は、非常にありがたいご企画に参加させていただき、誠に深く感謝申し上げます。
・この度は、このようにご高配をいただくことができまして、心より嬉しく存じます。
・弊社へのご依頼されました案件につきまして、大変深く感謝申し上げます。

この「仕事や事業計画を引き受ける機会」というのは主に、社員個別というよりも、会社が提携会社から何らかの仕事を依頼されるという形が多く、会社をあげてのお礼(返礼)となるため、非常に重要なお礼状の形となります。

「お礼」の別の敬語表現例

先述でご紹介しました「お礼の敬語表現」において、すでに「お礼」の別の敬語表現例もお伝えさせていただきました。

・大変厚くお礼申し上げます。
・心より深く感謝申し上げます。
・なにとぞよろしくお願い申し上げます。
・今後とも、どうぞよろしくお願いします。
・多謝。
・陳謝
・謝意を述べさせていただきます。
・幸いです。
・賛辞と代えさせていただきます。

この他にもいろいろな「お礼」の別の敬語表現(類義語による表現)がありますが、どの言葉・表現の場合でも「相手への深い感謝を示す内容」が含まれます。

尽力

「尽力(じんりょく)」という言葉の意味は「特定の目的へ向けて力の限り努力すること」を言い、この「尽力」という言葉も、ビジネス上のやり取りやプライベートでの連絡交換時には非常に多くの場面で使われます。

・ぜひともご尽力させていただきます。
・先日にお伝えいただきました○○の件につきまして、力の限り、尽力させていただく所存にございます。
・精一杯尽力させていただき、ぜひともA計画を成功に導かせていただきたく存じます。
・このご機会を持ちまして、誠心誠意を込めて尽力させていただきます。

このように「特定の仕事や目標に向かって精一杯努力すること」を相手に伝える敬語表現となります。「尽力」という言葉そのものは敬語表現ではありませんが、その「尽力」という言葉を修飾する文面を敬語表現に置き換えて表現されます。

「お礼」にまつわる英語表記と意味

次のページ:「お礼」で使う正確な敬語表現を覚えましょう

初回公開日:2018年04月04日

記載されている内容は2018年04月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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