公休の意味・年休・有給などとの違い|指定公休日とは?
更新日:2024年11月16日
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指定公休とは
指定公休とは、公休のうち、会社が定めた公休日の事をいいます。例えば、土、日と休みがある会社で、日曜日が国の定めた「法定休日」であれば、土曜日が会社の定めた「指定公休」という事になります。どちらも、公休として扱われます。
労働基準法では週に1日は必ず休みが必要なので、法定休日が国から定められています。それに加えて、企業が独自に設定した休みが、指定公休という事です。
指定公休と有給休暇の違い
指定公休とは、給料が発生しない休日に当たるので、有給休暇とは違います。公休日でも給料が発生していると勘違いしている社員の方は意外に多いですが、社員でも時間給で計算している会社は多く、基本的には無給です。
公休日に有給休暇は使えるか
公休は会社があらかじめ定めた休日ですので、有給休暇に変更する事は原則できません。公休日に予定が入り、一日体を休める事ができなかったとしても、それは労働者側の都合であり、企業が給料を払うという事はありません。
もし、公休日に有給休暇が使えてしまうと、公休日に有給休暇を全て消費して、通常の営業日には休まない人が発生します。その事を防ぐため、公休日には有給休暇を使用できないと定めている企業が多いです。
公休日の日数計算
公休とは、年間の出勤日数で計算されている休日の事です。労働基準法で、休日は1週間に1日以上、ないし4週間で4日以上与える事と定めており、企業側は1年間で最低52日以上の公休を指定する必要があります。
また、労働時間でも日数は変動します。一日の実働勤務時間が8時間の場合、週5日勤務で、残り2日は公休にしなければならないと先の項目でご説明しましたが、その場合、年間の公休は最低104日となります。
学校にも公休はあるのか
学校の休日は、公休として扱われませんが、例外が存在します。クラブの対外試合や就職活動など、公益性があると判断された場合は、公休として扱われます。また、学校では通常の欠席と区別するため、公休ではなく公欠と呼ばれるのが一般的です。
他に、インフルエンザなどの感染症で、医師が欠席するべきと判断した場合も、公休として扱われます。
休暇制度を正しく理解して会社選びに役立てよう
休暇制度は、会社を選ぶ際の重要な要素です。事前によく調べずに会社に就職して、後悔している人は非常に多いです。公休とは何なのか、有給休暇とはどう違うのかを、よく理解しておきましょう。
公休を上手く使おう
公休は、労働者が身体を休めるために国と企業が設定している休日です。公休日には趣味を楽しんだり、睡眠の時間を増やすなどして、次の勤務日に備えましょう。
完全週休二日制と週休二日制の違いは、きちんと調べておかないと中々理解できません。下に、関連する記事のリンクを貼っておきますので、併せてご覧ください。週の勤務日数を少なくしたい人に向けて、週4日勤務のメリット、デメリットの記事も載せておきます。
初回公開日:2017年07月26日
記載されている内容は2017年07月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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