社会人のメモ帳の選び方|仕事の効率化につながる使い方を紹介
更新日:2024年10月23日
社会人が仕事やプライベートなどの情報をメモに残すことによって、後の情報整理が容易になります。
一度に複数のタスクを抱え込んだ場合、ときには自分の記憶容量の限界を迎える場合があります。そういったときなどにメモを残しておくことで、大切な要件を見逃す心配がなくなるでしょう。
また、一つ目のタスクを進めている最中に生じる隙間時間に、もう一つのタスクに関わる内容や進め方をあらかじめメモしておけば、本格的に二つ目のタスクを開始する時の初動が見違えるほど早くこなせるようになります。
これ以外にも日常生活で気になったことをメモに書き留めておくことで、仕事で新たなアイデアにつながることもあるでしょう。
情報を共有化できる
社会人になると、グループや組織などで仕事をすることがあります。
そんなとき、特定の人物とのやり取りだけで完結してしまうこともあるでしょう。その場合、他の人たちまで詳細な情報が行き届かなくなる心配が出てきたり、口頭での伝達が難しかったりする場合もあります。
その場合、必要に応じてメモを残しておくことで情報の共有ができるようになるメリットがあります。特に、今まで行った小さなやり取りや、業務を引き継ぐ必要がある場合などに注意しておきたいポイントをまとめておくことで、次の業務に支障が出る心配もなくなるでしょう。
情報の振り返り・状況の整理ができる
社会人になると、仕事中に気になったことや覚えておきたい重要なポイントをメモした場合、落ち着いた状況で情報整理ができるのも魅力です。
人間の記憶は脆い点もあるため、後で思い返そうと思っても一部の情報が欠落してしまうこともあるでしょう。その時、大切なポイントをまとめたメモを見返すことで、より確実に情報の振り返りや状況整理ができるようになります。
また、大切なポイントを日頃からまとめておくことと、メモした内容を見返す癖をつけておくことで、より記憶が定着しやすくなるメリットもあります。
アイデアの可視化・ToDoリスト化できる
社会人になると、複数のタスクをこなさなければいけないシーンに遭遇します。情報が複合化すると、頭の中で整理することが難しくなってくる点も出てきます。そのときは、一度思考をメモ帳にアイデアとして書き綴って可視化してみましょう。
思考をメモ帳に書き出してしまえば頭の中を一度リセットすることができます。思考をリセットしてしまえばもう一度ゼロから考えることができるため、新たな発見もできるでしょう。
書き綴った内容からタスクの優先順位をつけたり、ToDoリスト化したりすることもできるため、最終的に仕事の効率が向上するようになり、社会人としての評価も向上するでしょう。
仕事の効率化につながるメモ帳の使い方
ここまでメモ帳に対するメリットに関して詳しく紹介してきましたが、肝心の使い方を間違えてしまうと、これらの恩恵が感じにくくなってしまいます。
そのため、社会人としてメモ帳の使い方を事前に覚えておく必要も出てきます。これらを覚えておけば、いざというときに今まで記録を取っていたメモ帳があなたのことを助けてくれるでしょう。
これから紹介するものは、最初は難しそうに感じる点もあるでしょうが、日頃から少しずつ意識して使い続けることで慣れてくるものばかりです。
今から習慣付けして、社会人としての評価を向上させる努力をしてみましょう。
タイトル・日付・場所などを記入
社会人にとってのメモ帳は、ふとしたアイデアを書き留めておくのに最適と紹介しましたが、後で内容を確認した時に何について書いたかを分かりやすくしておく必要があります。
そのため、メモを記入するときはタイトル、記入した日付や場所もあわせて書き留めておくと良いでしょう。これらを記入しておくことで、後で情報整理をするときの手間が大きく省けるようになります。
タイトルの付け方は簡潔に考えて問題ありません。何について考えていたのかや、その時の気持ちを表す一言をタイトルにしてみましょう。
1ページ1テーマを意識する
メモ帳にアイデアを記入する場合、1ページごとのテーマを意識して記入するようにしてみましょう。
同じページに別々のタスクのアイデアや重要な内容を無造作に書き綴ってしまうと、後で情報整理をするのに手間を取られてしまうようになります。これではかえって業務効率の悪化を招いてしまいます。
そのため、1ページ内には同じテーマのアイデアをまとめるようにして、後で情報整理をする手間を省くようにするのがおすすめです。そして、別の内容をメモに残したい場合は別のページを使って新しく記入するようにしましょう。
初回公開日:2022年08月16日
記載されている内容は2022年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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