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【履歴書】契約満了/満了予定の書き方と例文・与える印象

更新日:2023年12月08日

契約社員や派遣社員は契約期間が終わると契約満了という形で退社をすることになっています。もし契約満了で転職活動をする場合『契約満了での退社や退社予定』はどのように記入したらいいのでしょうか。今回は、職場を契約満了で退社した場合の履歴書の書き方について紹介します。

契約満了とは?

派遣や契約社員は有期雇用

一般的に正社員やアルバイトは特に期間の定めなく雇用されていますが、派遣や契約社員というような部類は全て半年、一年など『契約期間の定めがある』ことがほとんどで『有期雇用契約』を企業と結んでいる状態です。このように一定の期間を経て契約満了した場合、雇用期間の定めがない正社員へ昇格する場合もありますが、大抵は再度雇用契約を結びなおして更新手続きをするか、契約満了で退職することになるのです。

また、これに限らず、本人が辞めたいと思っていたり仕事がなくなった場合もそのまま契約満了で終了となります。初めに定められた契約期間を経て退職する場合を「契約満了」といい、派遣、契約社員として一つの区切りとして考えてよいでしょう。

契約満了でないのに途中退社するとどうなる?

派遣社員や契約社員という立場でも必ず入社する際に【雇用契約書】というものを交わしているはずです。この、雇用契約書というのは雇う側が提示する条件であって、雇われる側もこれに同意した、という証明になります。

契約期間と言うのは初めに交わす契約書に予め記載されており、その期間を終了せず途中で退社した場合はもちろん『契約満了』にはなりません。契約途中で退社するというのは『雇用契約を破棄』しているものと同じだと言えるでしょう。

このように自分の意志で途中退職した場合は【自己都合退社】ということになり、履歴書に記載する際も『契約満了』という言葉を使うことはできないので注意しましょう。この場合は『一身上の都合により退職』という書き方を使うことになります。

履歴書へ書く一般的な退職理由

履歴書でよく使われる退職理由とは?

一般的に履歴書に記入する退職理由として使われているのは『一身上の都合』『自己都合』『会社都合』の主に3つが使われています。会社の人間とウマが合わなかった、給与に不満があって辞めた、そんな場合は『自己都合退職』や『一身上の都合により退職』となります。また、女性が妊娠したり思いもよらぬ出来事で働くことが出来なくなってしまった場合も『一身上の都合により退職』が妥当だと言えるでしょう。

その他に『会社都合による退職』と履歴書に書くときは会社からクビを宣告されたり、会社自体が廃業となってしまったりなど自分の意志とは関係なく宣告によって退職をした場合この表現が使われるのです。

履歴書の退職理由はどこまで書く?

履歴書へ退職理由を書く際はそこまで詳細を書く必要はありません。上記で紹介している『い一身上の都合による退職』『自己都合による退職』『会社都合による退職』この三つを当てはめて書けば大丈夫です。書類選考から始まった場合でも、面接の際に改めて退職理由について詳細を尋ねられるでしょう。その時に話せば問題はありません。

これはNG!履歴書に書かない方が良い退職理由

履歴書は応募先企業に自分を紹介する、いわば自分を売り込むための重要な書類です。その履歴書に『パワハラにより退職』『セクハラにより退職』など本当のことであっても書くことは避けましょう。

たとえ本人が原因でなかったとしても『トラブルを起こす人』というようなマイナスなイメージが沸いてしまい、良い印象に繋がらないだけでなく、常識を疑われてしまうことも考えられます。

逆に『学業に専念するため』『留学のため』などプラスになる内容であれば書いても問題はないでしょう。自分の退職理由は書くべき内容か否か、しっかりと判断することが大切です。

履歴書への契約満了・契約満了予定の書き方と例文

履歴書に『契約満了』と書く場合の書き方

初めに交わした契約通り期間を全うすることができた場合、履歴書には『契約期間満了』または『契約満了』と記入します。しかし契約期間が終了する前に辞めた場合は、例え契約満了1日前だったとしても『契約満了』にはならないので注意しましょう。

また、勘違いを起こしやすいケースとして、派遣社員や契約社員は、契約満了時に期間を更新するか否か選ぶことが多くあるりますが、この時自分から更新を断ると契約期間満了にならないと考えてしまう人も多いと言われています。しかしこの考えは大きな勘違いなのです。

契約更新を自分から断ったとしてもそれは『自己都合退職』にはならず、ただ、更新をしなかったというだけで雇用契約上の期間を全うしています。この場合は履歴書にも自信を持って『契約満了』と書きましょう。

履歴書に『契約満了』と書く場合の例文

雇用契約を交わした際の期間をきっちり勤め上げたら『契約満了』となります。履歴書にはもちろんその旨を記入するべきですが、どのような書き方をしたらよいのでしょうか。仮に契約社員として働いていた場合の履歴書の書き方を紹介します。

一般的な履歴書の書き方通り、入社した年月、そして会社名を書きますが『契約社員として入社』と書くことを忘れないようにしましょう。退社の場合も同様に年月の後『契約期間満了のため退社』と書きます。

このように履歴書に記入する場合はとても簡単かつシンプルな書き方が一番です。もしもアピールしたいことがあれば、職務経歴書に書くようにして履歴書の職歴部分に事細かに記さないように気を付けましょう。履歴書とは今までの経歴を伝えるための重要な書類です。書類をみた人にとって分かりやすく書くように心がけなければなりません。

履歴書に『契約満了により退職予定』と書く場合

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初回公開日:2017年08月06日

記載されている内容は2017年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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