【例文付き】調剤薬局事務の志望動機の書き方|面接・履歴書での注意点
更新日:2024年11月05日
調剤薬局事務として働くには?志望動機の考え方
世の中には、いろいろな職業があります。どのような職業を目指す場合にも、ほぼ必ず述べることになるのが、志望動機だと言えるでしょう。
新卒から就職する場合も、転職をする場合も、面接や履歴書を通して志望動機を述べる機会は、必ずと言って良い程訪れます。その為、採用担当者が好感を抱いたり興味を持ったりするような志望動機を考えることこそが、就職・転職で採用される為の近道だと言えるでしょう。
志望動機を考える際は、職種や業界、企業などに合った志望動機を考えることが大切です。志望する職種や企業などに適した志望動機を述べることで、選考に通りやすくなったり、採用されたりしやすくなる可能性も期待できます。
今回は、さまざまな職業の中でも、「調剤薬局事務」にスポットを当てて、「調剤薬局事務の志望動機」をテーマにし、志望動機の考え方や例文をご紹介していきます。
調剤薬局事務の志望動機の書き方
まず始めに、調剤薬局事務の志望動機を考える際、どのような内容や方向性で書くべきか、考え方や書き方について考察していきます。
志望動機は自分らしさをアピールできる内容にすることも大切なので、例文などをそのまま利用したのでは、内容が薄いと判断されてしまう危険性もあります。
しかし、基本的に盛り込むべきポイントはいくつかあるので、それらのポイントをおさえることで、よりアピールできる内容の志望動機を考えやすくなるでしょう。
調剤薬局事務の志望動機の書き方【1】:調剤薬局事務の仕事を理解する
調剤薬局事務の志望動機について考える際、まずは調剤薬局事務がどのような職業なのか、仕事や業務内容について理解することが大切です。業務内容などを理解することで、自分のどのような点をアピールすれば良いのか、明確になります。
調剤薬局事務とは、職業の名称同様に、調剤薬局で仕事をする職業です。主な業務内容としては、レセプト作成や調剤薬局での受付・会計、保険に関する内容の入力や請求などが挙げられ、職場によっては顧客情報の管理なども担当することもあると言われています。
受付や会計を担当する場合、薬局の利用者と接する機会も多くなるので、コミュニケーション能力や接客の適性などが求められる場合もあります。
調剤薬局事務の志望動機の書き方【2】:活かせそうな特徴・資格をアピール
調剤薬局事務の志望動機の内容を考える場合、調剤薬局事務の業務で活かすことができそうな資格や特技、個性をお持ちであれば、それらをアピールすることをします。
例えば、調剤薬局事務の業務に活かせそうな性格・個性としては、明るさや愛想の良さ、コミュニケーション能力の高さが挙げられます。上記でもご紹介したように、調剤薬局事務として働く場合、受付や会計も担当となるケースもあります。
そのような場合は、接客業務に近い働きをすることになるので、利用者が気持ち良く薬局を利用できるような態度での対応や接し方をする必要があるのです。
また、過去に調剤薬局事務として働いた経験がある場合は、過去の勤務に関する詳細を述べるのも良いでしょう。その際は、調剤薬局事務としてどのような仕事をしたことがあるのか、具体的に述べることをします。
過去の勤務経験について述べることで、調剤薬局事務としてのスキルや適性をアピールしやすく、採用担当者も働きぶりをイメージしやすくなるのです。
しかし自分の個性や性格が外からも見えているとは限らないので、何度か第三者に見てもらうといいでしょう。転職エージェントの面接練習などを使ってみてください。
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調剤薬局事務の志望動機例文
上記では、調剤薬局事務の志望動機の書き方や考え方について、ポイントをご紹介しました。しかし、ポイントだけでは、「具体的にどのように調剤薬局事務の志望動機を書けば良いのか分からない」という方もいらっしゃると予想できます。
そこで続いては、調剤薬局事務の志望動機の例文をご紹介していきます。調剤薬局事務の志望動機として、どのようなことを書くべきかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
調剤薬局事務の志望動機例文【1】:面接の場合
調剤薬局事務の仕事は未経験ですが、IT業界で事務職をしておりました。前職では、入力する情報の正確さと効率を意識して仕事をしておりました。
調剤薬局事務では、利用者の方々と接することもあるとのことですが、人と話すことが好きなので、利用者と積極的にコミュニケーションを取っていくような働き方をしたいと思っております。前職での事務職の経験と、持ち前の積極性を活かして働いていきたいと考え、この度志望致しました。
調剤薬局事務の志望動機例文【2】:面接カードの場合
事務職の経験は未経験です。しかし、接客業の経験があり、アパレル業界で〇年間働いた経歴があります。その際に、利用者やお客様と接する際の距離感や話し方、コミュニケーションの取り方などを学びました。
今回は、接客業の経験を活かして、薬局の利用者と明るく楽しいコミュニケーションを取りたいと考え、志望致しました。事務職の仕事についても、パソコンの入力作業や基本的な操作については、一通りこなすことが可能です。
調剤薬局事務の志望動機例文【3】:履歴書の場合
前職でも、調剤薬局事務として〇年間勤めておりました。前職では、保険の請求や受付・会計などの業務を担当しておりました。貴社では、利用者の立場に寄り添い、コミュニケーションを大切にしていると聞き、とても理想的な薬局だと感じました。私も貴社で、利用者とあたたかみのあるコミュニケーションを取りながら事務職の仕事をしたいと思い、この度志望致しました。
調剤薬局事務の志望動機で見られるポイント
続いて、調剤薬局事務の志望動機で、採用担当者などが特にチェックするポイントについて考察していきます。
調剤薬局事務の場合、事務職としての一面と接客業としての一面を持っていると言えます。ですから、事務職のスキルや知識に長けていても、愛想が悪かったり人見知りが激しかったりすると、素質がないと見做されてしまう可能性もあります。また、単なる接客業ではないので、事務職に関する知識や技術を身につける必要性もあります。
上記のような背景から、調剤薬局事務の志望動機では、事務職としての経験や知識、素質などと、接客業としてのコミュニケーション能力などが、特に採用担当者にチェックされるポイントだと予想できます。
初回公開日:2017年09月07日
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