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テクニカルサポートとはどのような仕事なのか?カスタマーサポートとの違い

更新日:2024年10月27日

テクニカルサポートの求人を見たが、どのような仕事なのかイメージ付かないという方もいるのではないでしょうか。この記事ではテクニカルサポートがどのような仕事をしており、よく間違えられるテクニカルサポートとの違いについて説明しています。気になる方はぜひご一読ください

テクニカルサポートでは、コミュニケーションのスキルが役立ちます。ヒアリングでお客様のトラブルを聞き、解決方法を丁寧に説明する必要があるからです。

さらに、お客様との連絡を円滑に進めていくためにも、コミュニケーションスキルは必須と言えるでしょう。

テクニカルサポートとして活躍するには

テクニカルサポートとはどのような仕事なのか?カスタマーサポートとの違い

テクニカルサポートとは、お客様をサポートしながら製品の操作方法などを説明していく仕事ですので、業務に就いて継続していくために新たなスキルを身につける必要があります。

では、テクニカルサポートとして活躍するには、どのようなスキルが必要なのでしょうか。次の3つの点を取り上げます。

新しい知識や製品について常に勉強していく必要がある

テクニカルサポートでは、ハードウェアのCPU、ソフトウェアのOSを扱います。そのため、製品のアップデートなどに伴い、新しい知識や情報に通じていく必要があります。

テクニカルサポートとして活躍するには、常に新たな情報を得ていかなければならないのです。

問題解決に至るまで諦めない粘り強い精神力が必要となる

テクニカルサポートでは、粘り強い精神力が必要です。お客様からヒアリングをし、問題点を探します。そして、解決方法を考え、お客様に操作方法を説明し、サポートしていきます。

お客様にも安心して操作して頂けるように、諦めずに問題解決に向けてサポートを継続することが必要です。

物事を臨機応変に対応する必要がある

お客様をサポートする際、1人1人の状況やスキルに合わせて説明する、臨機応変な対応が必要になります。また、問題の解決方法は1つとは限りません。

お客様の知識や慣れている操作方法などによって、対応を変える必要がある場合も出てきます。テクニカルサポートでは、物事を臨機応変に対応することが求められます。

テクニカルサポートで役立つIT系の資格

ここから、テクニカルサポートで役立つIT系の資格をご紹介します。資格を取得すれば、テクニカルサポートの基本的な知識やスキルを身につけることができます。

資格取得により採用率が高くなったり評価が上がったりする可能性もあるため、次からの資格を確認してみましょう。

ITサービスマネジメントや運用管理に役立つ資格

企業によっては、ITサービス関連業務に従事する人は、資格取得が必須とされています。コンタクトセンター検定試験は、ITサービスマネジメントや運用管理に役立つ資格です。

コンタクトセンター検定試験には、オペレーションレベルとプロフェッショナルレベルがあります。

【オペレーションレベル】
・エントリー資格(EN)
・オペレーター資格(OP)
・スーパーバイザー資格(SV)

【プロフェッショナルレベル】
・オペレーションマネジメント資格(OMP)
・コンタクトセンターアーキテクチャ資格(CAP)

コンタクトセンター検定の資格を取得することで、スキルとキャリアアップに繋がり、企業では品質の向上と運用の円滑化となります。

IT全般の資格

情報処理技術者試験は、国家資格の1つです。その13種類の資格の中で、IT利用者には「ITパスポート(IP)」の資格、情報処理技術者には「基本情報技術者試験(FE)」の資格がお勧めです。

ITパスポート(IP)は、AIやITの技術など広範囲から問題が出題されるため、ITに関する総合的な知識を身につけられます。基本情報技術者試験(FE)は、プログラミングやセキュリティなどのエンジニアに役立つ問題が出題されます。

どちらの資格も、ITに関する知識やスキルを証明できるため、テクニカルサポートをする際に有利となり、業務で力を発揮することができるでしょう。

出典・参照: IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験

業務で扱う製品やサービスのベンダー資格

業務で扱う製品やサービスによりますが、ベンダー資格の取得もお勧めです。ベンダー資格とは、ハードウェアやソフトウェア、ネットワーク機器などのIT関連製品を販売しているベンダー企業が、自社製品の操作技術や管理技術を満たしていることを認証する資格です。

ベンダー資格の中では、IT技術力を証明するLinuC(リナック)と、シスコ技術者認定が特にお勧めです。

LinuC(リナック)は、Linuxサーバーの構築と運用を行うLinuC-1、Linuxシステムとネットワークの設計・構築を行うKinuC-2、各分野の専門的技術を持つLinuC-3があります。

LinuCを取得すると、広範囲で多様な技術の証明ができるため、即戦力となるでしょう。クラウド技術やアプリ開発といったIT技術に特化しています。

シスコ技術者認定は、エントリー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパートの4つです。

エントリーはネットワーク専門、アソシエイトは基礎を習得し最新のテクノロジーを利用するネットワーク専門、プロフェッショナルはコアテクノロジーと選択したテーマで認定、エキスパートはテクノロジー業界で権威ある資格となります。

シスコ技術者認定は、エンジニアとソフトウェア開発者が技術の変化に対応し成功するための資格です。

LinuC(リナック)とシスコ技術者認定を取得するなら、テクニカルサポートで最新の製品・IT技術に対応できます。

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初回公開日:2022年11月09日

記載されている内容は2022年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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