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将来像の書き方と例文・面接/就活での将来像例・質問への答え方

初回公開日:2017年09月25日

更新日:2020年03月06日

記載されている内容は2017年09月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

採用試験で将来像の質問をされたとき、何を答えるべきか曖昧でピンと来ない方も多いのではないでしょうか。将来像という言葉のニュアンス、期待される資質、具体的な年数を指定されたときの考え方などをまとめました。実際に働く姿がイメージできないという人にもおすすめです。

そもそも将来像とは

将来像といわれてもピンとこない

将来像とは何でしょう。何かしら未来のことについて聞かれているようですが、それだけでは漠然としたイメージです。就活の採用試験ではコミュニケーション力が大切といわれます。その中には相手の考えや求めるものを察知し、理解することも含まれます。では、採用担当者が期待する将来像とは何でしょうか。

言葉を置き換えてみる

まずは将来像という言葉のニュアンスをはっきりさせましょう。言葉のニュアンスを知りたい場合は、他の国の言葉に置き換えることがおすすめです。今回は漢文に置き換えてみましょう。

将来の将の字は、再読文字という文法表現です。「まさに〜せんとす」というフレーズを高校時代に習った方も多いのではないでしょうか。意味は「今、まさに〜しようとしている」というものです。これを踏まえると、将来という言葉には「今まさに、来ようとしているもの」というニュアンスが含まれています。

将来像という言葉の持つニュアンス

将来像という言葉を「今まさに、来ようとしているもの」として捉えた場合、そのニュアンスからは、単に理想や憧れだけではない説得力や根拠を求められることが分かります。採用試験で将来像の質問に応える場合は、そうした裏付けを事前にしっかり準備しておくことが大切です。

将来像への質問で期待されているもの

将来像の質問に答えるには順番があります。まず未来の理想像を提示し、その後に裏付けとなる情報や根拠を述べます。この質問、経験者の方であれば、それまでの経験や知識を元に具体的な説明をすることができるので比較的簡単に思えます。

しかし、そうした蓄積がない学生さんや業界未経験者の方にとっては難しく、回答の質に差が出てしまいます。そうした意味では少し不公平な感じもする質問です。果たしてこの質問の意図とは何でしょうか。

採用試験の種類による評価の違い

ここで改めて採用試験そのものに注目しましょう。業界知識や専門スキルを評価したい場合、会社は中途採用やヘッドハンティングという形をとります。その方がスペシャリストを集めやすく、即戦力としての活躍が期待できるからです。そうした観点からすると新卒・第二新卒の方を対象にした採用試験の場合、スキルや専門知識とは別な観点が評価対象になると考えられます。

新卒・第二新卒者が期待されている項目

経験者を採用する場合、将来像では専門的な知見に評価のウェイトが置かれます。そうでない方へ将来像の質問をする場合は、採用担当者は内容以上に以下の観点を評価していると考えられます。

・ポジティブな理想像
・業務への知識と勉強量
・熱意と責任感
・説得力

将来像とはいいますが、実際は人柄やロジックの運び方などに比重が置かれていることが分かります。さて、これらの評価項目ですが、どこかで聞き覚えはないでしょうか。

将来像の書き方

将来像で問われる資質

近年、リーダーシップに関する議論が注目を集めています。そして会社が求める人材として、社員一人一人にリーダー意識を求める風潮が強くなってきています。実際、先にあげた将来像の質問の評価項目は、実は全てリーダーシップに必要とされる資質と共通しています。項目ごとに確認していきましょう。

ポジティブな理想

将来像を描く上では理想の設定が大切です。というのも、目標とする理想への思い入れの強さが、その後のリサーチへの情熱を左右するからです。実際、リサーチの作業はかなりのエネルギーと労力を費やします。掲げる理想は、挫けそうなときに何度でも自分を奮い立たせられるようなポジティブなものにしましょう。

試行錯誤を繰り返し練り上げられた理想は、付け焼き刃ではない本物の情熱がやどります。そうした隠れた努力や熱意は知らないうちに相手にも伝播します。採用担当者とは言い換えれば、これから仕事をする会社の仲間たちを代表している存在です。彼らが自分から参加し後押したくなるような将来像を考えてみましょう。

業務への知識と勉強量

将来像を描くためには理想像だけでは不十分です。これを事業計画に置き換えた場合、アイデアだけが先行している状態になります。計画の詳細が穴だらけでは会社を間違った方向に導きかねません。そこで大切になるのが知識と勉強量です。

これらを加えることで主張に客観性と現実性が生まれ、相手に具体的なイメージと安心感を与えることができます。将来像についてもそれは同様で業務への知識を深め、理解を示すことで、会社の一員になる姿勢を強調できます。

熱意と責任感

魅力的な理想と裏付けとなる根拠で、頭の中の将来像にかなり信憑性がでてきました。次にアピールすべきは実行力です。とはいえ、難しいことや大きなことをアピールする必要はありません。アイデアを形にするため一番始めに着手することや入社した後の心構えなどを具体的に述べましょう。理想を実現するための着実さや堅実さが大切です。

人間的な魅力による説得力

これらを満たした上で、最後のひと押しは人間的な魅力になります。自己分析などで掘り下げた自分の強みをアピールしたいところです。実行力をどのような形で発揮していくのか、意気込みなどを付け加えましょう。

ここまで将来像を答えるための一連の過程を紹介してきました。これをビジネスの場に置き換えると、自分で企画を一から起ち上げ、社内外の協力を取り付けて実現までこぎつけるというプロセスにあたります。つまり将来像の質問で確認したいことは、部署の中心人物として事業を任せられる人材かということです。

将来像が描けないという人へ

働く自分をイメージできない

会社説明会やOB訪問、業界本でのリサーチなど、会社や職種を調べる方法は様々です。しかしそれらを読んだ上でもなお、実感として働くイメージがわかないという方もいることでしょう。

そうしたモヤモヤした気分や違和感は、そのまま就職試験への熱意やモチベーションに現れてしまいます。そして時には、そのわずかな気持ちの差が試験の合否を左右してしまいます。ここでは、まだ将来像を具体的にイメージできない方にむけておすすめのアプローチを紹介します。

視点を変える

将来像を描くためには、理想と裏付けをセットにすることが必要です。そして大切になのは視点の順番です。まず理想というゴールを設定してから、具体的な実現方法を逆算して設定していきます。

したがって将来像をイメージできない場合は、まずそもそものゴールに立ち返ることから始めましょう。具体的には、その会社でどのような働き方をすれば理想なのかを考える作業です。

理想を設定するために

理想の実現させるためには熱意が必要です。そして熱意を持つためには、会社の活動への共感が必要です。ここで大切になるのが共感の定義です。ここでは共感を、「チームの一員として、問題を自分ごととして考えられること」と定義します。共感とは、単なる憧れではなく具体的な実感を伴う必要があります。では、そこまで深く共感するためには何が必要でしょうか。

共感するために必要なもの

感情を揺さぶるのは感情です。つまり個人的な人間味のあるエピソードに触れない限り、本当の意味での共感はできません。

それを踏まえて、おすすめするのは社長さんや役員の方の本を読むことです。仕事についての具体的なエピソードや生い立ちなど、性格や考え方がわかるようなものを選びましょう。もし自分の希望の会社の本でなくても、同業他社の方の書いたものであれば構いません。

まずは人として興味を持ち、次に仕事に興味を持ち自分に近い性格の人が見つかればそれだけ深く共感できます。少しずつ理想像がみつかるのではないでしょうか。

偉い人のエピソード本をすすめる理由

共感の現れ方は人によって様々です。ある人は社員として、ある人は取引先として、ある人は顧客や常連さんとして現します。彼らの掲げる姿勢やビジョンを、多くの人が支持するからこそ、彼らはビジネスで第一線に立ち本を執筆できるのです。つまり、それだけ魅力的な理想を掲げていることが保証されています。

順番を間違わないように

こうして深く共感するプロセスから理想を描いた上で、はじめて次のステップへ移ることができます。インターンシップやOB・OG訪問などを考えるのはこの段階からです。実際に体験したり働く人の生の声を聞いたりして、理想を実現するための現実的な手段や折合いを考えます。

共感と理想像の設定がないまま、こうしたステップに踏み出してしまうと情報に振り回されてしまいます。目標を定めてしっかり自分で舵取りをしましょう。

面接や就活における将来像・将来像の答え方

将来像に関する質問はしばしば年数とセットで聞かれます。どのように答えればよいのか考えていきましょう。

三年後の将来像を問われた場合

数年後の将来像といわれてもいまいち実感がわかないのも事実です。そこで、ここでは年数の経過を実感として得るために学生生活に例えてみましょう。

分かりやすい例は部活です。一年生の時点では全くの新人の状態ですが、三年生になると大会で活躍する主力です。また、後輩の指導や部の運営などにも関わる中心的存在です。これを会社で置き換えると一つの部門の責任者です。そうした姿へのを期待されていると考えられます。

五年後の将来像を問われた場合

引き続き学生時代の視点を元に考えてみましょう。五つ年上の相手を思い浮かべてみてください。自分が中学生のとき、相手は高校生です。自分が高校生なら相手は大学生です。先の部活の例でいえばもはやOBの先輩です。新しいフィールドを発見し、それまで培ってきたつながりを元に、部門をクロスオーバーするような働きかたを期待されていると考えられます。

十年後の将来像を問われた場合

人生で例えた場合、現在を中学生とすると十年後には結婚して家庭を築いているかもしれません。社会情勢についても同様です。十年前、現在のようにスマートフォンは普及していたでしょうか。機械学習やAIの発達を何人が見越せていたでしょうか。流行していたという感覚はあっても、どのように発展するかディテールまでを見越せる人は少なかったはずです。


ポイントはこれから流行になりそうなサービスや事業に目を配っていることと、別なものと掛け合わせてどういうトレンドを生みたいかという視点です。現実性よりも企画力を試されていると考えられます。

作文の書き方と例文

将来像を作文で問われる場合もあります。事前に課題として提出したり、面接後にその場で作文をしたりと試験の形式は様々です。口頭での面接試験に比べ、言葉数や時間など自分の思いを表現できる条件が整えられています。自分の主張を余すことなく伝えられるようにしましょう。

原稿を一度作ってしまえば、面接で使い回すこともできます。人数や時間など、その場の状況を考慮して盛り込む内容を調整しましょう。おさらいの意味をこめて次の章ではもう一度、構成を確認していきましょう。上から順番に並べました。

理想像の提示

会社でどのようなポジションにいてどのような仕事をしたいのかを提示します。人をマネジメントしたり、企画を一から起ち上げたりと、「中心人物」としての立場と「人との関わり」を意識した書き方にしましょう。

アプローチの方向性と根拠

どのようなアプローチで理想像に近づくのかを述べます。根拠についてですが、基本は学生時代のエピソードなどから抽出します。これまでの体験を振り返り、そこから得た教訓を将来像につなげるようにします。

これからの具体的な努力や心構え

上の二つを実現するためにどのようなところから着手するか、どのような心構えを持つかなどをまとめます。新入社員として期待される役割や与えられる裁量などを考慮しながら、身近で着実な目標を立てましょう。

将来像を設定しておくこと

将来像の書き方と例文・面接/就活での将来像例・質問への答え方
※画像はイメージです

将来像を考えることは、その後の自分の生き方を決めることです。就職活動では色々な方面から様々な情報が入ってきます。自分を確立していないと情報の洪水に振り回されてしまいます。納得した生き方ができるように、時間をかけてベストな答えを探してみてください。

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