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将来像の書き方と例文・面接/就活での将来像例・質問への答え方

更新日:2024年11月25日

採用試験で将来像の質問をされたとき、何を答えるべきか曖昧でピンと来ない方も多いのではないでしょうか。将来像という言葉のニュアンス、期待される資質、具体的な年数を指定されたときの考え方などをまとめました。実際に働く姿がイメージできないという人にもおすすめです。

こうして深く共感するプロセスから理想を描いた上で、はじめて次のステップへ移ることができます。インターンシップやOB・OG訪問などを考えるのはこの段階からです。実際に体験したり働く人の生の声を聞いたりして、理想を実現するための現実的な手段や折合いを考えます。

共感と理想像の設定がないまま、こうしたステップに踏み出してしまうと情報に振り回されてしまいます。目標を定めてしっかり自分で舵取りをしましょう。

面接や就活における将来像・将来像の答え方

将来像に関する質問はしばしば年数とセットで聞かれます。どのように答えればよいのか考えていきましょう。

三年後の将来像を問われた場合

数年後の将来像といわれてもいまいち実感がわかないのも事実です。そこで、ここでは年数の経過を実感として得るために学生生活に例えてみましょう。

分かりやすい例は部活です。一年生の時点では全くの新人の状態ですが、三年生になると大会で活躍する主力です。また、後輩の指導や部の運営などにも関わる中心的存在です。これを会社で置き換えると一つの部門の責任者です。そうした姿へのを期待されていると考えられます。

五年後の将来像を問われた場合

引き続き学生時代の視点を元に考えてみましょう。五つ年上の相手を思い浮かべてみてください。自分が中学生のとき、相手は高校生です。自分が高校生なら相手は大学生です。先の部活の例でいえばもはやOBの先輩です。新しいフィールドを発見し、それまで培ってきたつながりを元に、部門をクロスオーバーするような働きかたを期待されていると考えられます。

十年後の将来像を問われた場合

人生で例えた場合、現在を中学生とすると十年後には結婚して家庭を築いているかもしれません。社会情勢についても同様です。十年前、現在のようにスマートフォンは普及していたでしょうか。機械学習やAIの発達を何人が見越せていたでしょうか。流行していたという感覚はあっても、どのように発展するかディテールまでを見越せる人は少なかったはずです。


ポイントはこれから流行になりそうなサービスや事業に目を配っていることと、別なものと掛け合わせてどういうトレンドを生みたいかという視点です。現実性よりも企画力を試されていると考えられます。

作文の書き方と例文

将来像を作文で問われる場合もあります。事前に課題として提出したり、面接後にその場で作文をしたりと試験の形式は様々です。口頭での面接試験に比べ、言葉数や時間など自分の思いを表現できる条件が整えられています。自分の主張を余すことなく伝えられるようにしましょう。

原稿を一度作ってしまえば、面接で使い回すこともできます。人数や時間など、その場の状況を考慮して盛り込む内容を調整しましょう。おさらいの意味をこめて次の章ではもう一度、構成を確認していきましょう。上から順番に並べました。

理想像の提示

会社でどのようなポジションにいてどのような仕事をしたいのかを提示します。人をマネジメントしたり、企画を一から起ち上げたりと、「中心人物」としての立場と「人との関わり」を意識した書き方にしましょう。

アプローチの方向性と根拠

どのようなアプローチで理想像に近づくのかを述べます。根拠についてですが、基本は学生時代のエピソードなどから抽出します。これまでの体験を振り返り、そこから得た教訓を将来像につなげるようにします。

これからの具体的な努力や心構え

上の二つを実現するためにどのようなところから着手するか、どのような心構えを持つかなどをまとめます。新入社員として期待される役割や与えられる裁量などを考慮しながら、身近で着実な目標を立てましょう。

将来像を設定しておくこと

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初回公開日:2017年09月25日

記載されている内容は2017年09月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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