【履歴書】生命保険の志望動機の書き方 | 良い例・ダメな例・注意点
また、先日の企業訪問の際にも、貴社にお勤めの方々が皆さん活き活きとしていらっしゃったのを見て、是非私もお客様と貴社の架け橋となるのはもちろん、お客様のニーズをしっかり感じて新たな商品開発にも携わっていきたいと考えております。」
誰もが過去に生命保険の必要性を感じたという事はないかもしれませんが、必ずその業界で働きたいと感じたエピソードはあるはずです。
また、就活や転職において、自分が社会人として働き始めた時のビジョンは明確にしておいたほうが、以上のような具体的な志望動機を書く、若しくは伝える事ができるようになります。
志望動機を書くにあたっては、何かと難しく考えてしまいがちですが、「きっかけ」「理由」「目標」といったところを明確にしておけば、実はそこまで難しいものでもないのが志望動機なのです。
生命保険会社の志望動機のダメな例
さて、生命保険会社の志望動機の書き方は難しくはないとは申し上げましたが、少なくとも避けたいNGワードや、伝え方としては良くない例というのもあります。
では、先に例文を見てみましょう。
生命保険会社の志望動機では書いてはダメな例
「貴社の生命保険の商品には魅力を感じます。
また、業界でも有数クラスの売り上げを誇っているのも志望した理由です。やりがいある仕事だと思いますし、自分が成長できるとも思っています。
あと、私ならこの会社に貢献できると考えていますし、給与体系や福利厚生といった点でこの会社しかないと考えました。」
もしあなたが上記の例を見た時に、どのように思うでしょうか。この例でダメな点は以下のようなものです。
・具体性が全くなく、漠然としている
・どこに焦点を合わせたらよいのか分からない文章
・何故その企業を希望したのかという理由が不明瞭
・入社後のビジョンが不透明
・根拠なく自信を持っている
・仕事に対する報酬を前提にしている
最後の「仕事に対する報酬を前提にしている」というのは、働くことにおいては当然の事ではありますが、この文章からすると給与が一番の魅力ですと言っているようなものです。
もちろん、それが志望動機になっている事もあるかと思いますが、伝え方を変えるか、伏せておくかということを考えた方が良いでしょう。
また、文章全体で考えた時に、話がキレイに流れず「こうです。ああです。後これも。でも」というような、どこに重点を置いているのかよく分からない文章となってしまっていますので、志望動機の書き方例でもお伝えさせていただいたとおり、どのようなキッカケで興味を持って、何故その業界に入りたいのか、そして自分はどうなりたいのかといった事を短文で区切ってまとめた方が、相手には伝わりやすい志望動機となります。
生命保険会社の志望動機を書くときの注意点
生命保険会社の志望動機に限ったことではありませんが、就活や転職においての志望動機は、ついつい定型文のようになりがちでもあります。
特に、面接の担当者から見た時に、何人もの入社希望者との面接を行っていることもあって、「自分の言葉で語っていない」という事はすぐに分かってしまうものです。
昔からよく言われているのが「貴社の将来性に魅力を感じ…」なんて文言があろうものなら、「まただ」「何が?」なんて思われてしまう事でしょう。