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農学部の就職先一覧|就職に有利な資格・主な仕事内容

更新日:2020年08月20日

農学部は食料生産分野だけでなく、その学問領域は多方面に渡ります。そのため、最近では企業からのニーズも多く、農学部出身者の評価が上昇してきています。ここでは、農学部出身者の進路や就職先、取得できる資格など、農学部の就職に関する情報をまとめました。

農学部は幅広い業種から注目

農学部は、農業・畜産といった食料生産分野から、環境・食品・生物・バイオなど、その学問領域は幅広く持っている学部です。農学部からの就職先もかなり幅広い分野に及びます。

農学部では、大学で勉強した知識を活かして就ける職業は、一次産業や食品メーカーが中心となる印象があり、実際に農学部出身者や学生が就職を希望する分野で圧倒的に多いのが、製造業・卸売業・小売業などです。

しかし、企業側が農学部に求めるニーズは、イメージとは違い、意外と幅広い業種から求められています。農学部の学問領域の広さが、最近では見直されており、農学部出身者の評価が上がってきているのです。

ここでは、農学部出身者の進路や就職先、取得できる資格など、農学部の就職に関する情報を解説していきます。

農学部の主な就職先一覧

文部科学省の調査によると、全国の大学における農学部卒業生の就職・進路は、次のようになっています。

大学院修士課程へ進学するのは全体の25%、続いて多いのが、食料品・飲料メーカーなどの製造業への就職13%、卸売・小売業への就職12%です。

農林水産省、林野庁、水産庁・地方公務員といった公務員になるのが7%、学術研究・専門・技術サービスへの就職が6%です。農業・林業、複合サービス業、教育・学習支援業への就職が3%で並び、その他への就職が15%、未定や一時就職した人数は全体の13%となっています。

このように、農学部出身者の就職先には、特に偏りは見られず、幅広い業界へと進むのが特徴です。就職先として最もが高いのは、食品メーカー・飲料メーカーを中心とした製造業ですが、一部学科では専門性を活かして製薬系企業へ就職する人も多いようです。

農学部は、科学に関する知識を広く学ぶ学部であるため、学んだ内容がそのまま仕事に直結するというケースはほとんどありません。そのため、就職先には、特定の職種を目指すよりも、業種を優先して決める人も多いようです。

農学部が有利な就職先とは

そもそも、農学部を卒業して就職をする先の企業にはどんな企業が多いのでしょう。

農学部を専攻している学生は、一般に就職を考えている学生とは違い、更に専門分野に属する職業形態となりますので、どんなところに就職ができるのかとても興味があります。

農学部卒者の就職先の多くは、食品業界への就職が多いようです。穀物・野菜・果実・畜産・酪農・水産など、食料における生産や経済を専門に学んできた人は、やはり食品関係の企業に就職しやすい傾向にあるようです。なかには、食料・生産を支える獣医学や、栄養学といった分野への就職を考える人もいるようです。

このように、農学部へ進学して就職を考えていくと、農学部の就職の先には、人間にとって必要不可欠な存在である、食品と生物が見えてきます。農学部で研究をし、学んで知識を得ることは、いろんな分野への就職の可能性を感じることができます。

農学部が有利な食品関連企業

全国各地の農学部出身者の多くが、就職先に食品関連企業を選んでいます。特に、食品科学科などを卒業している人は、食品加工や保存に関する知識を活用することができます。食品を製造する食品メーカーをはじめ、製粉企業や清涼飲料メーカー、酒造メーカーや菓子製造など、いろいろな食品業界に属する企業が就職先として考えられます。

研究職や製造技術職、品質管理や営業など、その業種においてもあらゆる選択肢があるので、農学部出身者にとっては最適な就職場所となります。

農学部出身者の就職が多い食品業界での仕事内容

品質管理

品質管理の仕事は、工場で製造された商品の品質を管理する仕事です。国際的な安全管理手法であるHACCPに基づいて管理しています。

基本的には工場が勤務地となります。出荷前の製品を検査し分析して、腐敗が起きていないか、病原菌といった危険が潜んでいないかなどを確認するのが仕事です。問題があれば、原因を究明して対策を考えます。

そもそも問題が起こらないように、日頃から高品質を継続していくのも、品質管理の役割です。工場内の衛生管理や作業ルールの指導の徹底、従業員の健康管理に至るまで、生産工場全体の品質向上が仕事内容となります。

平均年収は、20代就職者で339万円、30代就職者で427万円、40代就職者で532万円、50代就職者で768万円となっています。最近の食の安全性への意識の高まりから、品質管理のニーズは増加傾向になっています。

製造技術職

製造技術職の仕事は、効率的な大量生産を支える製造業の要と言えます。製造という職種は、製品を大量生産する際に重要な役割を持っており、工場に勤務して生産ラインに立ち、製品の製造を担います。

実際に食品を加工したり混ぜ合わせたりといった工程のほとんどは、機械で行ったりアルバイトやパートが担ったりしています。製造技術者としての役割は、作業する人たちの管理を行いながら、製造ラインや機器のメンテナンス、異物の混入や品質のチェックなどといった、高品質かつ効率的に製品を生産するための仕組みを作るのが仕事です。

長年培ってきた経験を活かし、生産コストの抑制や生産装置の見直し、工場における生産工程の自動化を図るシステムなどを企画・提案するなど、工場そのものの運営役となることができるのが、製造技術職です。

営業職

食品メーカーや飲料メーカーで営業職に就くことは、自社の製品の売上に関わる重要な職種です。

仕事内容は、自社製品をもっとたくさんの店舗で取り扱ってもらえるよう、スーパーやコンビニ、問屋、卸などとの商談となります。飲料メーカーや酒造メーカーの場合、小売店だけでなく、外食チェーンやレストラン、居酒屋などの飲食店にも赴きます。

販路拡大だけが仕事ではなく、自社製品がもっと多くのお客様から選んでもらえるよう、自社製品の陳列方法や店舗でのPR方法などを企画提案することも、仕事の一つです。流通各社との商談となるので、基本的には法人営業の仕事となりますが、時には自ら店頭で販促活動を行う場合もあるようです。

研究職

研究職では、研究所に勤務して新商品開発に向けた研究を行います。研究職は3つに分かれています。「基礎研究」では、新しい食品の開発に繋がる発見を模索していきます。「製品開発研究」では、新商品の味や見た目、香りといった処方を決めていきます。「技術研究」では、新商品を製品化するのに必要な技術を研究していきます。

食品メーカーの職種の中でも特にが高い職種で、食品化学をはじめ、高度な専門知識が必要となることから、研究職への就職には、学部卒よりも大学院卒の方が有利だと言われています。

農学部が有利なバイオテクノロジー関連企業

バイオテクノロジーとは、生物学や生物科学に属した新たなジャンルの事業です。バイオテクノロジー事業の発展に向け、農学部出身者が注目を浴びています。

農学部で生物学や醸造学を学んだ人は、バイオテクノロジー関連企業で、その知識や経験を活かしてはいかがでしょう。また、農学部で学んだ、化学や生物、バイオなどの知識をフルに活かすのであれば、化粧品・製薬業界への就職も選択肢の1つです。

農学部が有利な植物関連企業

初回公開日:2017年08月23日

記載されている内容は2017年08月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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