Search

検索したいワードを入力してください

2017年09月12日

満期退学とは・博士課程期間の満期退学・満期退学からの就職

満期退学って聞いたことありますか。こちらでは世の中ではあまり知られていない大学院内部における単位の実情や、この満期退学とはなんなのかについて深く説明しています。みなさんも大学院の単位の今をここで学んで大学院への進学の知識にしてみませんか。​

単位?退学?満期退学とは

満期退学とは・博士課程期間の満期退学・満期退学からの就職

こんにちは、みなさんは大学院進学について考えた事はあるでしょうか。おそらくこの記事をたずねていただいているということは考えていらっしゃる方が多いのではと思います。しかしながら現状日本では、大学院進学は学生の中での多数派であるとはいえません。そのような中、今回は大学院卒業時ステータスの一つである満期退学についてお話します。

満期退学とはなにか知る前に…

まず最初に、満期退学について学ぶために大学の制度を見直す必要があります。大学にはそれぞれ、学士過程、修士課程、博士課程とそれぞれ存在しています。学士過程はいわゆる4年制大学の一般大学生のイメージとして普及しているもので、修士課程はその学士過程を修了したのち平均的に2年程度の博士課程への準備期間のようなものです。

またこの際、修士過程を開始したからといって必ず博士課程に進学する必要があるわけではありません。修士課程で修了する事も可能です。しかしながら、この修士課程においては今回のメインの話題である満期退学及び単位取得退学というというのは基本的にはありません。

そして最後に、上記の修士過程を修了した方のみ博士課程に進むことができ、またその博士課程の最後において満期退学というものが30年ほど前に存在しており、学生たちの大多数、9割以上を占めていたのです。次の項目にてその博士課程における満期退学というものを説明いたします。

博士過程における満期退学

まず最初に言及すべき点として現在、大学院博士課程の卒業には二種類あるという点があります。まず一つ目は、論文博士というように形容されるもので、大学院過程の研究成果、内容等を論文にまとめ、学会にて発表し、その内容によって博士号を付与するしない等の判断をする方法です。

論文にして、かつ自分の研究結果を高いレベルで、発表するのは非常に困難なことからもわかるように、学生のうちに論文の成果で博士号を付与されることは、現在でも過去でも非常に難しいと言えます。またもう一つは、現在での主流といえる過程博士と形容されるものになります。

こちらは、論文の成果や内容等を問わず、博士課程の単位を全取得した段階で博士号を付与するというものです。この上記二つの博士号付与は、本記事のメイントピックである満期退学にどのような影響があるのでしょうか。

日本の慣例として…

日本で近代的な大学制度施行後、理系大学院においては現在と同じく、論文での博士号の付与に加えて単位取得での過程における博士号での付与を行っていた一方で、文系大学院においては慣例として課程修了のみでは博士号を付与しないというものが存在していました。その場合、大学院博士課程の規定期間内に論文を完成させ、学会で一定の評価を得ない限りは、たとえ課程をすべて修了していたとしても博士号を得ることはできないという事になります。

また文系の研究、また論文発表は理系に比べ比較的時間がかかってしまうものと言われ、修士、博士課程を含めた6年間ほどでは、完成させ評価を得ることはほぼ不可能だったという現実がありました。そうなると、生徒はほぼ自動的に課程を修了するイコール自主的に退学するしか道がなかったという事になります。

これが満期退学または単位取得退学と呼ばれているものです。ちなみに、この満期退学と単位取得退学と二つの違いは特になく、呼び方が異なっているだけです。

退学しか道がない?

上記の状況を見ると、退学するしか道がないなんてひどすぎると考える方もいらっしゃるかもしれませんが、近年では退学した一定期間以内(例えば3年など)に成果の認められるような論文を発表した場合、例外としてその退学した大学から博士号が与えられるという制度も存在していました。

今では過去の話?

さて、このようになかなか厳しい現実としてお話してきた文系大学院の満期退学に関してですが、今では過去のように論文発表での博士号付与のみでなく、理系大学院と同じように課程修了でも博士号の付与を行うようになってきています。その背景として、学会の国際化が進むにつれて、日本で博士課程を行いたい留学生が増えてきているというものがあります。

ところが、国外で経歴を公開する必要のある留学生には、日本のみ慣習的に存在している満期退学というのは自国に帰国してしまえば「退学」でしかなくなるため、この日本の満期退学という制度が、事実上課程を修了している生徒の経歴を汚しかねないという現実があるのです。

満期退学の証明書の現在

さて、満期退学した際に学校側から発行される証明書に関しまして、それぞれの学校に拠るところはありますが、最も有名なところで東京大学にて現在では、仮に博士課程を単位取得し満期退学したとしても課程修了と同等の証明書が発行されます。つまり現在では、仮に過去に満期退学をしていたとしても課程博士と同様の扱いを受けることができるということです。

通常の退学では、一切の証明書は発行されないという観点から見ても、満期退学は通常の退学とは明らかに分けられており、経歴としても課程博士と同等と見てよいものだと言えます。よって満期退学は、一般の方からすれば聞こえのみ悪いものの実際にはまったく問題があるものではなく、むしろ誇るべき博士号と同等のものです。

満期退学後の就職は?

ここまで満期退学とはどのようなものなのかという事について深く掘り下げてきましたが、実際それはどのように使われるのでしょうか。就職の観点から見てみましょう。

就職には不利!?

実際には、残念ながら満期退学の方は就職にはまったく向いていないと言う事ができるでしょう。というのは満期退学というものの聞こえが悪く、実情を知らない面接官などに通常の退学と同様に扱われてしまうからという理由ではありません。経歴という点で言えば、むしろ学歴というくくりの中では最高峰である事は間違いないのです。

ならばどういう事なのかといえば、満期退学および博士課程を修了している、また博士課程に在籍しているというような方は、修士号は別にしたとしても、すでに研究者としての道を進んでいるという事です。つまり、博士課程を開始した時点で将来は特定分野に関する研究を仕事にすると決めているようなもので、そこにおける知識は一般の企業で必要とされるといった事は理系エンジニア等と違い極めてまれなためです。

また、年齢という観点もあります。通常、浪人せずに大学学士コースに入学したと仮定して、卒業時には22歳ということになります。そこから満期退学また博士課程修了までは、もちろん人にもよりますが6年ほどはかかります。

そうなればそのときにはすでに28歳、そこから就職活動をして1年消費すると考えれば、初めて一般企業に就職する際に30歳目前というのは企業側からすればあまりにも適切であるとは言えません。他の言い方でいうならば、満期退学また、単位取得退学の方は大学における教職等が向いているといえるでしょう。

意外と悪くない満期退学!

いかがでしたでしょうか。一見して満期退学といえば実に聞こえが悪いものに思えますが、実情は課程博士と同等の誇らしい経歴であるという事がわかっていただけたでしょうか。また現在では国際化の波もあり、今ではあまり見ることがなくなってきているのも事実だという事もお話させていただきました。

今後は、この策が功を奏して日本により多くの留学生が博士課程の勉強をしに来日し、日本の国際的理解がより深まる事を祈ります。みなさんももし今後大学院進学を考えることがあれば、この満期退学という経歴を恐れる事無く、むしろよいものなのだと安心して挑戦していただければ幸いです。

タダでご飯を食べるだけで内定ゲット?!

「スーツを着て、会社説明会へ」
もうそんな就活スタイルやめませんか?

自己PRを書いて、あとは待つだけ。
そのあと、企業からスカウトメールが届いて、美味しいお肉を食べながら、就活相談をして、内定をもらう。

こんな就活憧れませんか?
そんな憧れの就活ができるのが最近CMでもお馴染みのビズリーチが提供するニクリーチ!

掲載企業数も100社以上あり、実績も十分です。
今すぐ登録して、お肉も内定もゲットしましょう!

Latests