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2017年09月11日

理学部の主な就職先一覧|有利な就職先・有利な資格・就職難?

今回は理学部の就職についてお届けしたいと思います。工学部とは何が違うのか?実際の就職状況はどうなっているのかなど、理学部ならではの就職事情と学部やそれぞれの学科で学ぶ事など情報盛りだくさんでお届けします。理学部から就職を考えている人はぜひ参考にしてくださいね。

理学部ってどんな勉強をするの?

理学部は理系の学部の一つではありますが、実際どんな勉強するのか知らない人も多いのが事実です。化学や物理学・生物学など理科に関する事(自然科学)を勉強する学部ですが理系の中では就職率も低いため、女子よりも男子の人達の入学が多いです。

特に大学卒業後は大学院へ進む人の割合が高く、その中でノーベル賞を目指して研究者になる人も少なくはありません。設備は私立の方が整っていて研究はしやすいと思いますが、ノーベル賞受賞者の学歴の多くは国立卒の人達が多いです。

将来研究者になりたい人にはおすすめの学部です。

主な学科

生物学科

ヒトや生き物など生命科学に関する事を勉強する学科です。単に生物学と言っても生物の構造や分子などを勉強する生物化学科とは違い、生物学の基礎と応用を勉強するための学科なので、生命現象を勉強したい人にとっては生命化学科・生き物などの生命科学に関する勉強や研究をしたい人にとっては生物学科と、理学部に入る際は学科選びには気を付けたいものです。

物理学科

物理学に関する事を勉強するための学科です。特に原子の構造や分子・素粒子など物理に関わる分野を勉強したい人にとってはおススメの学科と言えるでしょう。

今や世界的権威のある賞、ノーベル物理学賞は日本人も多く輩出している有名な賞ですが、その多くは理学部のなかでも物理学を専門に勉強してきた人達です。大きい夢ではありますが、将来ノーベル賞を目指したい人にとってはこちらの学科が良いでしょう。

化学科

有機化学や無機化学など化学に関する事を勉強する学科です。物質の構造を勉強する物理学科に対して、化学科では分子の構造やその集合体など理学部では他の学科と比べて難しい内容を勉強します。

勉強は大変ですが化学が好きな人・将来は化粧品関連や薬品関連・食品関連の職に就きたい人にとっては、理学部きっての就職率の高さを誇ってる学科なので就職の事を考えて化学科に入学する人たちも増えています。

数学科

数学が得意な人が入るべき学科を挙げるとするならば、真っ先に名前が思いつく学科として数学科があげられます。高校で勉強する数学は大学へ入学するために必要な知識を身につけるための大まかなものに過ぎませんが、大学で学ぶ数学は社会へ出ても恥かしくないための数学に関する細かい部分を勉強します。

例えば高校の数学の授業でも習う事の多い「微分・積分」や、数学に関するデータの解析や計算も高校よりレベルを上げて勉強します。数学が得意でない人が入ると苦労する学科でもあるので、数学が得意な人に向いている学科です。

数学が得意でないとついて行くのが難しい

理学部の主な就職先一覧|有利な就職先・有利な資格・就職難?

理系の学部はどこもそうですが、理学部に入るには希望する学科で勉強する科目の他に、すべての学科で「数学」ができないと大学の授業についていけません。これは理系ならではの特徴でもありますが、物理学でも化学・生物学でもデータというものがでてきます。このデータや理科に関する情報を分析するには文字ではなく、数字を使う事が多いのです。

よくドラマなどで見かける計算式やテレビで解説している情報は科学に基づいての情報が多いのです。一見数学は私たちの生活に関係の無いように思われますが、意外と身近なもので密接に関わっているのです。

科学を好きになるには?~理学部を目指すために~

理学部の主な就職先一覧|有利な就職先・有利な資格・就職難?

ドラマや科学番組などを観る

一番手っ取り早い方法は、自分の好きなドラマや医療関連の番組を観る事です。科学を好きになるというより興味を持つ事のほうが、理学部を目指す人達が科学への道を目指すきっかけにもなることがあります。

そのなかでドラマでは色々なシーンが描かれます。人間関係の複雑さや・大切さなど研究者やその他の就職を目指す人にとっては良い機会になります。なぜなら研究や仕事も一人では出来ない事が多いからです。自分勝手に研究を進めてもその成果は本当に正しいものなのか疑問を持たれる場合があります。

しかしチームを組んで、それぞれの役割に沿って研究を進めれば成果を出すのに時間は掛からないでしょう。理学部でも人のつながりは大切です。

本を読む

ドラマや番組を観るひまが無い人は、せめて本だけでも読むようにしましょう。科学に興味が無い状態で理学部に入っても大学の授業は面白くありませんし、勉強にもついていけません。本を読むことは勉強になるだけではなく、自分の為にもなります。

理学部の先生のなかにはマニアックな先生もたくさんいて、人間観察をしているだけでも面白いですが、ただ人やモノを見ているだけでは分からないことがあるものです。

ネットで調べる事も簡単で良い方法ですが、ネットは正しくない情報もあるのでここは本で調べる事をおススメします。

身近なものに目を向ける

科学は「なぜ?」という疑問を持つ事に意味があります。疑問を持たなければ目の前にある課題や問題を解決しようとも動きませんし、興味を持たなければ暮らしに役立つ商品や食べ物も開発されません。理学部はこのように疑問や興味を持った人たちの集まりと言えるのです。

なかには数学が得意でない人達もいますが、勉強が苦手な分興味の持てる分野でカバーする事が将来の自分自身のあり方を見つけるのです。

理学部と工学部は違う

理学部と工学部は同じ理系の学部ではありますが、勉強する内容が大きく違います。
科学に関する事を勉強する理学部とは違って、工学部はモノづくりに関する内容を勉強する学部です。

就職率は工学部のほうが高く、主に自動車やロボットなどの産業関連の仕事に就く人達が多いです。建築関係も工学部の学科の一つで多くの有名な人達が活躍しています。

理学部は就職が難しい?~理学部就職状況~

理学部は工学部と違ってやや難しい

理学部はロボットや車などモノづくりの技術が生かせる工学部の学生とは違って、就職がやや難しいと言えます。それは工学部の学生は電子工学やロボット工学など機械などの手に職がつく就職先が多いからです。

逆に理学部はモノづくりというよりも頭脳を生かした数字や研究に強いため、技術職よりも銀行や専門機関への就職が向いていると言えます。またその知識を生かしてそのまま研究者への道に進む人もいます。

技術よりもその高い学力で仕事に生かすというのが、理学部の人の強みと言えるでしょう。

モノよりも頭で

理学部では物理や化学、数学・生物学など科学に関する事を勉強しますが、工学部の学生とは違って同じ理系でも就職の幅の狭さに差があるのは否定できません。

しかし過去のノーベル賞受賞者の著名な方々を見てみると、日本人を多く輩出している物理学賞の人達の学歴というのは理学部の人達が多いのです。それは科学の分野に強いからというのもありますが、研究者としての長い経験と実績が積み重なっての功績だからです。

理学部の人達は就職が難しい分、研究者を目指す人達にとって研究者としてのプライドの高さは他の学部の人よりも高いのです。

理学部の就職率

医学部や他の学部とは違うハードル

「理系の学部は文系と違って就職率が高い」
世間の理系に対する評価はこのような考えが多いですが、理系だからといって理学部も他の学部のように就職率が高いとは限りません。

実際理学部の就職率を見てみると、3割~4割が企業や他の職業への就職をしていて残りは大学院へ進学するという就職率よりも進学率のほうが高い事が分かります。

平均で考えてみると低い方ではありませんが、就職できる職種が限られるというのが医学部や理工学部など他の学部と違って難点です。

大学院へ進学してからの就職

医学部や工学部など手に特別なスキルを身につけた学部とは違い、理学部は主に「科学」の分野を得意とした人達の集まりです。苦手な人も多い科目の一つ「数学」も理学部では数学科というのがあるぐらいですし、一見難しそうに見えても理学部の人からしてみれば楽しい勉強だそうです。

しかしいざ就職となると、他の学部とは違い取れる資格や学べることもモノづくり社会の日本からしてみれば数字や科学だけでは大発見でもしない限り、使える所も限られてきます。
理学部の人の多くは大学を卒業してから就職するのではなく、大学院へ進学してそれから就職活動を始めるという人もいます。

有利な就職先

学校や専門機関

就職できる仕事は限られる理学部ですが、その多くは企業や専門機関などの研究室などに入り研究者として経験と実績を積んでいる人達がいます。

代表的な機関としては理研や食品会社や化粧品会社などの研究室などが挙げられますが、これらの就職先は学歴の高い人や実績を残してる大学院生や一部の人達が有利なので、理学部の人全員に有利な就職先を挙げるとするならば、小学校や中学校・高校などの理科の教師や数学の教師がおススメと言えます。

理学部は技術を身につけて何かの仕事でその技術を発揮するとなると、すぐに発揮できるものでもないので他人に何かを教える仕事に向いてるのがおススメの就職先です。

役所関係

お役所関係の仕事ですと公務員になりますが、数字や科学に関する事が得意な理学部の学生なら地方公務員より国家公務員のほうが向いてると言えます。

例えば生物学が得意な生物学科の人ならば、農林水産省に就職して食品関連の仕事に携わる事もできますし、他の学科の学生でも数字や科学の知識を生かして気象庁や国土交通省・厚生労働省・文部科学省など公務員試験にさえ受かれば、国の様々な機関に就職する事ができます。

どこに配属されるかは国が決めることですから希望する部署に配属されない可能性もあります。しかし、一度受かってしまえば辞めない限り収入が安定している仕事なので理学部の学生にはおススメの就職先です。

一般企業や大手企業

これは理学部ならではの強みを生かした仕事になりますが、普通の就職がしたいのなら商品開発や研究に携われる企業に就職することをおススメします。

例えばお菓子屋その他の食品を取り扱う大手企業ですとか、化粧に含まれる成分を調べてその成分の効能を商品に生かした化粧品関連の企業ですとか理学部ならではのそれぞれの学科で学んだ事を生かせる職業に就職すれば良いのです。

大学で学んだことが生かせるかどうかはその人次第ですが、文学部や他の学部にはない知識を生かせる仕事に就職するのも選択肢の一つとしてあり得る事だと思います。

就職に有利な資格

危険物取扱者資格(甲種)

この資格は消防法という法律に基づいて分類されている危険物を取り扱う事ができる資格で、主に化学を専門に勉強した化学科の人達に有利な資格です。この資格を取ると化学工場や危険な薬品などを取り扱う企業にも有利に就職できるので、理学部の中で特に化学科の人達は取るべき資格です。

気象予報士

特に物理学科の学生に有利な資格がこの気象予報士の資格です。国家試験を受けないと取れないため難易度は高い資格ですが、大学で必要以上の単位を取れば試験の際に難しい単語や問題が出てきても学校で試験対策をやる大学もあるため、有利に試験を進める事ができるでしょう。

24年前に出来た国家資格のため合格率は低いものの、物理学を専門に勉強した物理学科の人にとっては有利な資格です。

臨床検査技師

国家資格には司法試験のように受験資格が厳しい試験もありますが、病院やたくさんの医療機関などで活躍している臨床検査技師の資格もその一つです。受験資格は司法試験ほど難しくは無いものの、実習や試験に必要な受験資格を得るための単位を取る必要があるため、気は抜けません。特にこの資格は生物学や生命科学を専門に勉強した生物学科の人達に向いてます。

生物学科の人達は他の学科の人達に比べて就職できる企業や職業は狭いですが、就職に有利な資格を取れば幅は広がると思います。

情報処理技術者試験

こちらも国家試験にはなりますが、主にコンピューターに関するプログラミングの知識や計算式など情報処理に関する国家試験です。特にこの試験は学科問わず、情報に関する職業に就職したい理学部の学生には取っておくべき資格だと言えます。

気象予報士より合格率は約10%台と高い方ですが、この資格を使える就職先と言えばIT関係や情報処理をメインにしている企業に限られるので、将来情報関係の仕事をしたい人にとっては取って損はない資格だと言えます。

教師

どの学部や学科の人でも取って損はしない資格の一つが教員免許です。この資格は教師になるための実習や必要な単位を取っておけば卒業と同時に取れる大学がほとんどですが、理学部の人でもすべての学科においてこの資格が取れます。

資格を取った後、それぞれの都道府県で行われる採用試験を受ける必要がありますが、理学部の人は採用試験を通った後、主に小学校の理科の教師や中学・高校の生物・化学などの教師になる人がほとんどです。数学科の人達は小学校よりも、中学校の数学の教師や高校の数学の教師になる人が多い傾向にあります。

理学部の主な就職先一覧

化学科

化学科の人達は主に薬品関連や商品の開発に関する研究など製造業に就職する人が多いです。理学部の中では他の学科よりも有利な就職ができる確率が高いため、近年化学科に入学を希望する「リケジョ(理系女子)」も増えてきます。

薬品関連の他に化粧品関連の企業に就職し、その中の研究室に入る人たちもいますが理学部は仕事に生かせるスキルが少ない分、化学科の人達はその研究知識を生かせることが多いです。

企業の多くは安全で多くのお客様から愛される商品を作りたいと思っているので、化学科の人達にはその知識の高さが就職の有利な点を表してると言って良いでしょう。

物理学科の就職

理学部の中で就職率が低い学科ではありますが、その多くは大学院へ進んでそれから就職する人が多いです。就職先としては研究職や教師・役所関係などの公務員になりますが、他の学部や学科の人達とは違い取れる資格も少ないというのが就職を難しくさせてる原因の一つとして挙げられます。

同じ理系でも就職が難しい学科とそうでない学科の格差として、仕事に生かせる知識が限られてるのも就職の幅を狭めてる原因の一つと言っても良いでしょう。

数学科の就職

物理学科同様、就職できる就職先が狭い学科の一つです。主に中学校や高校の数学の教師になる人が多いですが、数字を専門に勉強してきた人の中には銀行に就職する人もいます。銀行で働くには簿記や銀行に関する必要な知識を勉強する必要はありますが、数字が得意な人達にとっては教師の他に進める就職先として、銀行も加えることをおススメします。

幅は狭いですが、確実な就職を狙うにはそれなりの選択肢も必要です。

生物学科の就職

生物学科の人の中には生物学に関する研究をさらに極める為に大学院へ進み研究者を目指す人もいますが、大学院へ進まず大学卒業後就職する人の多くは医療関連の仕事に就職する人達が多いと言えます。特に生物学科で有利な資格としても挙げた臨床検査技師は病院での仕事がメインですし、薬品関連でも製薬会社などに就職し薬の開発に携わる人もいます。

できる仕事は限られてきますが、人の助けになる仕事が生物学科ならではの魅力の一つでしょう。

志を貫き通すことが夢への実現となる~まとめの内容~

いかがでしたでしょうか?

昔の理学部は男子が多い学部でしたが、最近の大学を見てみますと研究者への道に憧れて理学部に入学する女子も増えてきています。

実験や研究が好きで理学部を選ぶ人たちも少なくはありません。どの勉強や仕事でもそうですが、人は誰しも失敗は付きものです。その失敗を恐れて夢を諦める人がいます。
科学の分野で有名な人を見ていきますと、誰もが失敗と成功を繰り返しての人生があるのが共通します。

しかし、その多くは夢への実現に向けて失敗を恐れない志があるからこその成功だと言えます。

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