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博士課程の人の就職率・中退すると難しい理由・活動方法・年収

初回公開日:2018年02月05日

更新日:2020年08月20日

記載されている内容は2018年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

博士課程修了者の就職状況や、その攻略法などを紹介しています。また、理系か文系か、どの学部か、などによっても状況が大きく異なるため、個別の状況も説明しています。博士課程修了後に就職しようとしている方にとって必見の記事です。

博士課程を中退して就職するのはなぜ難しい?

博士課程を中退して就職するのが厳しい理由としては、「物事をすぐに投げ出してしまう人ではないか」と思われてしまう可能性があるからです。一般的に博士課程とは、やりたい研究があってその研究を続けるために入るところですから、そこを途中でやめてしまうというのはあまり印象が良くないです。

とはいっても、どうしても興味が変わってしまった、研究室になじめなかったなどの理由で中退せざるを得ない時もあります。

ですからそういう時は、「博士課程ではどのような研究をしていたのか」「なぜ中退することにしたのか」といったことを明確に説明できるようにしておきましょう。そうすることで余計な誤解を招くこともなくなりますし、あなたのキャリアを評価してくれる可能性も高くなります。

文系・理系別の博士課程修了後の就職難易度

博士課程の人の就職率・中退すると難しい理由・活動方法・年収
※画像はイメージです

博士課程を修了した後の就職難易度としては、一般的には理系よりも文系の方が難しいというものがあります。またその中でも保健(医学・歯学・薬学)の分野がもっとも難易度が低く、逆に人文科学系の学部が最も就職先が見つかりにくいと言えるでしょう。

理系の中での就職活動における難易度順位度が低い順に並べるとすると、保健(医学・歯学・薬学)、工学、農学、理学、という順になるでしょう。とはいえ、理系は文系に比べるとかなり難易度が低い模様です。

文系の中で就職活動の難易度が低い順に並べると社会科学系、人文科学系という順番になるでしょう。文系は理系に比べると難易度が高く、人文科学系はもっとも厳しい状況にあるというのが現状です。

博士課程修了後就職先が見つからない理由とは?

博士課程を修了しても就職先が見つからない理由としては、採用側が「博士課程修了者の研究の質が落ちた」と感じていることや、「これから伸びるであろう若い人の方が良い」と思っていること、「対人関係に問題がありそう」と思っていることなどがあります。また「学生の数に比べて研究職が少ない」といったことも原因として挙げられるでしょう。

学生の数に比べて研究職が少ないというのは学生にはどうしようもできませんから、自分の魅力をアピールすることでそうした不利な状況を変える必要があります。具体的には、博士課程修了者だからこその若い人にはない専門性をアピールすること、研究だけではなくコミュニケーション能力もあるということをアピールすることです。

博士課程の人に就職活動方法・時期とは?

満期退学をして就職活動をしようとする場合

博士課程を満期退学して就職活動をしようと思った場合、できるだけ早くから準備に取りかかるのが良いでしょう。博士課程に在籍している以上はやはり研究が第一になりますから、就職活動を優先してしまうと嫌な顔をする指導教官も多いはずです。しかしだからといって就職活動をしないと、今度は就活浪人するということになってしまいます。

ですから、博士課程に在籍しながら就職活動をする場合は、できるだけ早い時期から計画を立てて準備を始めましょう。また近くに同じような状況の人がいる場合はその人と連絡をとりあい、協力し合って就職活動をするというのも一つの手でしょう。

博士課程の人に就職サイト

博士課程の人におススメの就職サイトは「ハタラクティブ」でしょう。ハタラクティブは第二新卒やフリーターの方対象の就活支援サービスですので、新卒とはいいにくい博士課程修了者にちょうどぴったりのサービスになっています。また修了したは良いけど働き口がなくてフリーターになってしまったという方にもです。

ハタラクティブには常に1000件以上の求人があるというのも魅力的なポイントです。さらに、経験豊富な就活アドバイザーがなんとマンツーマンで就職活動のサポートをしてくれます。あなたと一緒に書類作成や面接への対策を練りながら、あなたに最も適した仕事を探していきます。しかもサービスはすべて無料になっているという点でも、積極的に活用したいサイトです。

博士課程修了後に就職した場合の平均年収とは?

博士課程修了者の平均年収を一言で言うことはできません。なぜなら、博士課程修了後に運よく大学教授や企業の研究職に勤めることができるようになった場合は年収も1000万円を超えますが、非常勤講師を掛け持ちで行って生計を立てようとする場合、年収が200万円もいかないこともよくあるからです。

また理系の学部を修了した場合は比較的就職率が良いですが、文系、特に人文科学系の博士課程を修了した場合は就職率が悪いということも事実です。したがって理系か文系か、さらにどの学部を修了しているか、という違いによって就職活動時の状況も大きく変わってきます。ですから、将来の年収がどうなるかということは、就職活動の結果による、としか言うことができません。

博士課程の人の就職率とは?

博士課程修了者の就職率は全体の平均をみると50%程度、つまり約半数という結果になっています。これだけみるとかなり少ない数字になっていますが、実は理系か文系か、またはどの学部を出ているか、で全く数値が異なっています。

理系学部出身の博士課程修了者の場合、どの学部においても就職率は70%程度であり、最も多い保健(医学・薬学など)の分野ではなんと80%を超えるという結果になっています。ですから、理系の学部であったならばそれほど心配する必要はないということができるでしょう。

一方、文系の学部の博士課程を修了した場合、社会科学系の就職率が50%程度、人文科学系の就職率が35%程度と低い値が出ています。これは理系に比べると大学内外の研究職のポストが少ないというものが主な原因ですが、いずれにしても少し厳しい数字が出てしまっています。

学部別博士課程の人に就職先企業とは?

工学

工学部の博士課程出身者の就職率は約70%程度、そのうち正規就職率は60%程度と、決して悪くはないでしょう。職業別では研究者が35%程度と最も多く、次に製造技術者(開発)が20%程度、その次に大学教員が17%程度と続きます。業界別で見ると学校教育と製造業が共に30%を超えて最も高く、学術・研究開発機関が13%程度と続いています。

工学部の博士課程出身者は大学や企業の推薦によって民間企業に就職しやすいというメリットがあるため、そうした恩恵に預かって比較的高い就職率を支えているという状況です。また製造技術(開発)のほかに、情報処理・通信技術者や建築・土木・測量技術者などといった、技術系の業種への就職も多く、そうした業界もねらい目でしょう。

農学

農学部の博士課程出身者の就職率は約60%程度、そのうち正規就職率が45%程度となっており、理系全体としては少し低い数値が出ています。職業別では研究者が50%近く、大学教員が20%、製造技術者(開発)が5%となっています。業界別でみると学校教育と学術・研究開発機関が共に30%近く、製造業が13%程度です。

農学部の博士課程出身者は正規雇用への就職率は理系の中では理学に次いで低い値になっています。農学部出身者は民間企業への就職率は高くない一方で、研究活動を続ける人が多いという特徴を持っているため、研究者として続けていくことを考えるというのも一つの手でしょう。

保健(医学・薬学・歯学など)

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