商社にOB訪問するためには?|最適な時期・依頼方法・例文
OB訪問で商社の内定を獲得しよう
就活において商社はがある業界のひとつです。志望する商社で働いているOBを訪問することでその商社の社風や内情など実際に働いている社員でなければ分からないことを知ることができますし、その企業の攻略法も学ぶことができます。
それだけでなく場合によってはOB訪問によって内定が獲得できることもあります。一部の会社ではOB訪問から選考にあげてもらえたり、リクルーターがつく場合があるのです。「内定が近づく」なんてどころじゃない良いことづくしのOB訪問について商社にフォーカスしてご紹介します。
商社におけるOB訪問で好印象を与える質問のポイント
商社をOB訪問する際には質疑応答の時間が設けられます。どのような質問が好印象を与えるものなのでしょうか。
①企業研究してきたことをアピールする質問
企業研究をしっかりとしていることが分かる質問は好印象な質問の代表例です。質問によってOB訪問までに進めてきた企業研究の内容を検証することが目的です。事前に企業HPや就活サイト、ニュースなどの情報から自分なりに「社の方針・人事制度・業界戦略・経営戦略・将来への展望」「社員の業務の流れ」「社員の昇進モデル」などの仮説を組み立てておき、OB訪問の際の質問を通して検証・修正しておくのです。
仮説に修正の必要があったとしても、修正点をフィードバックすることでエントリーシートや面接といったその後の就活に活かすことができます。もし仮に「企業の実態」が自身の「企業選びの軸」に反するものであったのならば他の企業を選べばよいだけです。
このような「企業研究を検証する質問」によって自身の就活戦略を確固たるものにできるのです。採用担当者の好感度を上げるためにも「うちの会社が第一志望なのかな」と人事担当者に思わせることができるぐらいの質問を目指しましょう。
- 貴社のホームページには、社員教育への取り組みということで「海外駐在社員の4割が大学留学も社の費用で行っている」とあったのですが、この留学制度は希望制なのでしょうか?
- 貴社のホームページには、社員教育への取り組みということで「海外駐在社員の4割が大学留学も社の費用で行っている」とあったのですが、この留学制度は希望制なのでしょうか?
- 貴社は製造機械の専門商社として業界有数シェアと営業網の広さを誇りますが、まだ営業所を設置していない中東・アフリカ地域への展開は計画されているのでしょうか?
- 貴社は製造機械の専門商社として業界有数シェアと営業網の広さを誇りますが、まだ営業所を設置していない中東・アフリカ地域への展開は計画されているのでしょうか?
- 貴社の人事評価制度では「直近のプロジェクトの成否が担当チーム・インセンティブ給与に大きく影響する」と就職活動用のサイトで拝見しました。1つのプロジェクトの期間というものは大体どれぐらいのものなのでしょうか?また、新入社員もプロジェクトに加わることができるのでしょうか?
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- 貴社が有数シェアを誇る鉄鋼業界で国内メーカーは不振に苦しんでいます。海外展開の折にはどのように国産鉄鋼の長所をアピールする戦略なのでしょうか?また取り扱い品目のうち、海外鋼材がこれから多くなる可能性はあるのでしょうか?
- 貴社が有数シェアを誇る鉄鋼業界で国内メーカーは不振に苦しんでいます。海外展開の折にはどのように国産鉄鋼の長所をアピールする戦略なのでしょうか?また取り扱い品目のうち、海外鋼材がこれから多くなる可能性はあるのでしょうか?
- 貴社の人事評価の柱の一つに「高い英語力」というものがありました。貴社HPや就職活動用サイトを参考にすると、入社5年目の段階でTOEIC750が目安とあったのですが営業職以外の部門の国内勤務においても同等の英語力を要求されるのでしょうか?
②意図と内容が1セットになった質問
質問の仕方としては基礎レベルの話ですが「意図」と「内容」を1セットにすることで質問を受ける側が答えやすい、伝わりやすい質問にしましょう。