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商社にOB訪問するためには?|最適な時期・依頼方法・例文

就活において商社はがある業界のひとつです。志望する商社で働いているOBを訪問することでその商社の社風や内情など実際に働いている社員でなければ分からないことを知ることができますし、その企業の攻略法も学ぶことができます。




    • 私は海外勤務に興味があるのですが、貴社に入社後海外勤務の機会が巡ってくるのはどのような場合でしょうか?入社後の年数や在籍部門などの実例をお聞かせ願いたいです。




  • 私は海外勤務に興味があるのですが、貴社に入社後海外勤務の機会が巡ってくるのはどのような場合でしょうか?入社後の年数や在籍部門などの実例をお聞かせ願いたいです。




    • 私は研究と現場の両方を経験してみたいのですが、貴社所有の研究所と貴社の現場の部門との間に活発な人事異動はあるのでしょうか?実例などがあれば教えていただきたいです。




  • 私は研究と現場の両方を経験してみたいのですが、貴社所有の研究所と貴社の現場の部門との間に活発な人事異動はあるのでしょうか?実例などがあれば教えていただきたいです。


  • 私は英語以外にロシア語と中国語を大学では勉強しています。貴社において一般社員の語学力は日々の業務や人事異動に影響するものでしょうか?

③OBの年次・部門によって質問の内容を変える

訪問したOBの年次や部門によって業務内容や仕事への思いは変わってきますから、毎回同じ質問では意味がありません。若手の社員相手にはその人の就活、とくに今の勤務先の内定を得るまでの過程についてを伺ってみるのもよいでしょう。

中堅ポジションの社員には仕事の内容や職場内で歓迎される人材についてなど、社員としての日々の業務・暮らしについて積極的に訊いてみましょう。勤務が10年以上に及ぶベテランは忙しいため会うことができる可能性は他の年代の社員に比べて低くなりますが、もし会うことができたならば(ある程度の人事に対する発言権もあるでしょうから)大チャンスです。

ここぞとばかりに企業研究の成果を見せ付けると同時に、「社の方針」だったり「業界の今後についての社の対応」など少し広大な視野の質問をぶつけてみて自身の「将来性」をアピールするのも手です。

また、ベテランだと就活生の面接経験がある可能性が高くなります。コンプライアンスで採用基準などを話せない可能性もありますが、「どんな就活生を採用するのか」「どんな人材を必要としているか」を尋ねるだけ尋ねてみるのもいいでしょう。

少なくとも「この企業に入社したい」という意気込みは感じられるので好感をもたれることでしょう。質問すべきことを尋ねた後では自身の面接の模擬演習をお願いしてみるのもよいでしょう。

商社におけるOB訪問の人数の目安

商社にOB訪問をする際に人数の目安などはあるのでしょうか?OB訪問に最適な時期は後述しますが、限られています。この時期を逃してしまうとOB側も訪問疲れしてしまって始めたばかりのころに比べて充実した対応が難しくなってしまいます。

ですから、2年次ぐらいから数年単位でOB訪問をするなどというプランでもない限りは就活解禁から本選考までの1,2ヶ月の間に会うことのできるOBに焦点を絞るべきです。また、訪問先のOBの年次や部署などは分散させることで複数の角度からの情報が手に入るようにしましょう。OBの年次ですが若手(~5年目)、中堅(6~10年)、ベテラン(11年~)の3段階の分類からそれぞれ選ぶとそれぞれの段階における社員の実態が分かります。

就活におけるOB訪問の目的は①訪問先企業の就活戦略の検証・補強②OB訪問で有望な就活生をスカウトする企業へのアピール、の2点といってよいでしょう。「訪問先企業の就活戦略の検証・補強」はどのような採用制度の企業に対しても有効なものですからしっかりと取り組む意義があります。

複数のOBからの情報を集めて就活戦略の検証・補強を行うことを考えると3~5人程度のOBには会っておきたいものです。OBひとりひとりとの質疑応答を充実したものとすることで、たとえそれが少人数であっても情報を集めて自身の戦略に役立てる目的は達成されます。

ですから他の就活生に混じって数ヶ月単位でOB訪問をし続けるのではなく、必要な情報を手に入れられたと判断したら次のアクションに移りましょう。

2点目の「OB訪問で有望な就活生をスカウトする企業へのアピール」は内定を自由応募よりも先に取得できるチャンスですから、そのような制度の商社においてはすでに就活の面接試験を受けているようなものです。

このときに何人ぐらいのOBを訪問すれば効果があるのかは一概には言えませんが、OB側の印象に残るためにもなるべく早めに会っておくのが得策です。そしてできる限り年次が高いOBと会うように心がけましょう。入社してからの雰囲気や業務、OBの就活エピソード・ノウハウなどの情報を集めるには入社してから数年程度の若手社員がうってつけですが、人事に対する発言権では中堅、ベテランとは比べ物になりません。

OB訪問で採用されることを狙うのならば、中堅・ベテラン社員に対象を絞って10人程度にあたってみましょう。その人数に当たってみて声がかからないようならば早めに自由応募のルートに切り替えなくてはなりません。

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