【相手別】入院のお見舞いの手紙の例文・書き方|ビジネス
更新日:2024年08月20日
癌や脳梗塞の病気で入院している場合は、お相手の容態や快方を願うような、気遣いのある手紙をしたためましょう。あせらず、ゆっくり治して下さいという気持ちも伝えるようにするとよいでしょう。
急呈 入院されたとの知らせにおどろきました。
出典: http://bizushiki.com/sick |
すぐにでも参上したいと存じましたが、ご病状に差し障るといけませんので取り急ぎ書中にてお見舞い申し上げます。
ご家族からは、すでに快方に向かっていると伺っております。いつも剛健な〇〇様ですから、ご快癒も間もないことと思いますが、しばらくは治療に専念し、十分にご静養ください。
一日も早いご復帰をお祈りしております。
不一
末期癌の場合は?
お相手が末期癌の病気であった場合はどのようにお見舞いの手紙を書けばよいのでしょうか。癌とは違い末期癌であられる場合は一般の病院からホスピスに移られる方が多くいらっしゃいます。お相手の心情をお察しすると同時に、こちら側としてもとても辛い気持ちになる場合も多いことでしょう。
お見舞いの手紙を書くとしても、ありきたりな言葉になってしまいがちです。また受け取るお相手側も読む気力さえ失せている場合もあります。そのような時は絵手紙などにするとよいとの意見がありました。
怪我の場合は?
お相手が怪我の場合のお見舞いの手紙はどのように書けばよいのでしょうか。怪我の場合は不慮の怪我であったり、交通事故の場合もあります。怪我の場合は身体の自由が限られたり、常に痛みを感じていられるなどが多いでしょう。
怪我の場合のお見舞いの手紙の例文
お相手の事を考えて何か手伝いがしたい、力になりたいという心遣いのある親切な文面にするとよいでしょう。下記の例文は交通事故の怪我の場合の見本になっています。不慮の怪我の場合も言葉を置き換えて使用することができます。
急啓 不慮の事故に遭われ、入院されたと聞き及び、大変驚いております。お怪我の具合はいかがでしょうか。
ご家族の皆様におかれましても、さぞご心痛のことと拝察いたします。
突然の入院で気がかりもおありかと存じますが、どうかご養生専一に、一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。
私でお役に立てることがございましたら、どうぞ遠慮なくお申し越しください。近いうちに、お見舞いに伺いたいと存じます。
まずは取り急ぎ、書中にてお見舞い申し上げます。不一
平成○年○月○日
出典: http://www.letter110.net/omimai/jiko.html |
お見舞いの手紙のお返しの例文
お見舞いの手紙のお返しは、どのように書けばよいのでしょうか。お見舞いの手紙を頂いたらすぐにお礼状を送るのではなく、ある程度、体調が良くなってから送るようにします。容態がまだ良くならないうちは、お相手方に「無理をさせてしまった」などの印象を与えてしまいますので急いで送る必要はありません。
また病状がおもわしくなかったり、まだ回復の見込みがいつになるか分からない場合もあります。そのような時は、お相手への配慮として容態の報告などは敢えてしないようにします。
お返しの手紙の例文①
仕事関係のお相手に対しては「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。」とお詫びの言葉を添えるようにしましょう。冒頭に時候の挨拶、快方に向かっている報告も付け加えます。下記の例文はお見舞いに来た方への例文になっていますが、手紙を頂いた場合に言葉を置き換えて使用できます。
文例1:上司へ
拝啓 晩秋の候、ますますご清祥のことと拝察いたしております。
先日は、ご多忙中にもかかわらず、お見舞いに足を運んでくださいまして、誠にありがとうございました。
温かいお言葉に励まされ、大変に心強く、深謝いたしております。
おかげ様で順調に回復の経過をたどり、○月○日には退院の予定でおります。
業務多忙の折、皆様には多大なご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。
早期の業務復帰を目指し、治療に専念してまいる所存でございますので、今しばらくご猶予をくださいますようお願い申し上げます。
末筆ながら、職場の皆様にもよろしくお伝えください。
まずは御礼申し上げます。敬具
平成○年○月○日
出典: http://www.letter110.net/orei/omimaireijyou.html |
お返しの手紙の例文②
友人・知人などの親しい人に対しては親しみを込めて、冒頭に時候の挨拶、お礼の気持ちとお相手に対しての気遣いや快方の報告も付け加えるようにします。
文例2:親しい人へ
拝啓 木々の緑が目にしみる今日この頃、○○様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
先日は、ご丁寧なお見舞いをいただき、本当にありがとうございました。
おかげさまで、○月○日には無事退院の予定です。しばらくは自宅療養が必要とのことですが、順調な経過をたどっておりますので、他事ながらどうぞご安心ください。
このたびはご心配をおかけして、本当に申し訳ございません。
○○様とご家族の皆様におかれましても、梅雨空の下、体調を崩されませんようお祈りいたしております。
まずは書中にてお礼まで。敬具
平成○年○月○日
出典: http://www.letter110.net/orei/omimaireijyou.html |
お返しの手紙の例文③
初回公開日:2017年12月23日
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