無指向性スピーカーとは?選ぶときに着目したい機能やおすすめの商品
更新日:2024年08月07日
利用する部屋の広さに適した出力ワット数の無指向性スピーカーを選ぶことは重要です。狭い部屋で大きな出力ワット数の無指向性スピーカーを利用しても、全方向へ音が届く特性がマイナスに働いて、ただの騒音になってしまうからです。
出力ワット数別に適切な部屋の広さを挙げると、5~10ワットならワンルームや一人部屋程度の広さ、10~20ワットなら数人の家族で過ごせるリビング程度の広さが良いでしょう。
それ以上の広さなら20~40ワット、大勢の人が集まるような屋外のイベントやパーティなら40ワット以上を目安に選択することをおすすめします。
充電や電源の方式
無指向性スピーカーをどこで使うかによって充電や電源の方式が変わってくるため、自分の目的や用途に合ったものを選択することも重要なポイントです。
室内で利用する場合は、全方向に音を届ける無指向性スピーカーの特性を活用できるため、各部屋によって電源の近くに設置するだけなので心配は要りません。
しかし、屋外で利用する場合はバッテリーを消費するため、充電の残量に注意する必要が出てきます。付属や別売のクレードルで充電できることを考慮しても、充電中の耐水性はどうなっているか、どういった充電方式なのかを事前にチェックしておきましょう。
本体の大きさと重さ
屋外での利用を考えているなら持ち運びやすく軽量で、かさばらないサイズの無指向性スピーカーがおすすめです。
コンパクトな小型サイズでも、音質や耐久性といった性能を高めるために見た目以上の重さの製品もあるため、自分の目的や用途に合った製品を見つけたらどのような使い方をするのか、持ち運べる重さなのかをチェックしておきましょう。
また無指向性スピーカーの形状には、ブックシェルタイプや円筒形タイプ、超小型タイプなど他にも種類はありますが、気に入った製品が設置場所に収まるサイズなのか把握しておくことも重さと同様に重要です。
本体の丈夫さ
室内外問わず好きな場所に設置して楽しめる無指向性スピーカーですが、小型で軽量な特徴がある反面、本体の衝撃に対する耐久力は選ぶ際の重要なポイントになります。
とくにサイクリングやジョギングといった運動しながらの利用には、ある程度の高さから落下しても壊れにくい構造で、しかも衝撃を吸収してくれる柔らかい素材で作られている製品がおすすめです。
縦置きでも横置きでも対応できるような円筒形の形状をした製品がとくにおすすめで、設置場所のシチュエーションを選ばないため、倒れたり多少の高さから落としたりしても安心して音楽を楽しめます。
音質
まろやかなモノラルサウンドが特徴の一つである無指向性スピーカーには、優れた音質を再現するためにツイーターやウーファーを採用したり、歪みの少ないクリアな音質を再生する機能を搭載したりと、音質にこだわった製品が数多くあります。
また、室内や車内のどこにいても均一な音質で音楽を楽しめる特徴にも注目し、無指向性スピーカーの持つ音の広がりと違和感のない再現性といった性能は、音質にこだわるなら外せないポイントです。
インドアでは低音を強調するモード、アウトドアでは大音量向けのモードのように切り替えられる使い勝手の良い製品もあるため、目的や用途に合ったものを選択できるようにしましょう。
LEDがついているかどうか
無指向性スピーカー本体のLEDが美しいライティング機能を搭載していて、くつろぎながら音楽が聴きたい方にはとくにおすすめです。
音楽に合わせて柔らかな光が揺らぐ音楽連動機能が搭載されているものや、曲調に合わせてイルミネーションが変化してムードを盛り上げてくれたりと、音と光で日常を彩ってくれます。
無指向性スピーカーの形状にも工夫が凝らされていて、ランタンを模して有機ガラス管で作った本体に配置されたLEDが発光して炎のように見えるものや、本体全体にデザインされたLEDがカラフルに発光する個性的なものなどがあります。
音声アシスタント機能があるかどうか
わざわざ本体があるところまで移動しなくても、離れた場所から声で操作できる音声アシスタント機能が搭載されている製品もおすすめです。
GoogleアシスタントやAlexaのような音声アシスタント機能は、音量の調整や選曲ができるだけでなく、気になるニュースや天気も調べられるスマートスピーカーとしての役割も果たしてくれます。
無指向性スピーカーとして音楽を聴くためだけの利用ではなく、日常生活の中で必要な情報を得るために活躍してくれる便利な機能です。騒がしい環境の中でも、優れた集音性の内蔵マイク搭載のため、正しく音声認識してくれます。
本体のデザイン
初回公開日:2022年06月17日
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