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【道具別】五角形の簡単な書き方|コンパス/フリーハンド

更新日:2024年02月03日

五角形の書き方を言葉で説明できますか。自分が描きたいとき、お子さんに聞かれたとき、案外すぐにはわからず、困るのが五角形の書き方です。今回は、コンパスや分度器・定規を使ったさまざまな方法で五角形を書く方法をご紹介しました。

簡単!五角形の書き方【道具別】

五角形を書いたことがない方はいませんか。社会に出てからはあまり使う機会のない五角形ですが、簡単な図形は書けるに越したことはありません。

四角形より一つ角の多い五角形は、そもそもどのような図形で、どうやって書いていけばいいのでしょうか。俗にいう星マーク☆を五角形と呼ぶこともありますが、今回はその星の頂点をすべて線でつなげた、四角のような五角形をめざします。

今回はさまざまな方法にわけて、五角形の書き方をご紹介していきます。

コンパス

もっとも美しく書ける五角形の書き方は、このコンパスを使った書き方になります。ですから、しっかり覚えていきましょう。

①書きたい五角形の大きさを考えながら、コンパスで円を一つ作ってください。この時作った円の中心が重要になるので、コンパスをどかす際はその中心がわからなくならないように気を付けるようにしましょう。

②円の中心をとおるような直線を引きましょう。つまり、円の直径が引けていれば完璧です。直線が引けたら、その直線を四等分します。四等分中の一つが半径になるように最初の円の中に縁を二つ書きます。

③最初にひいた直径の垂直二等分線を書きます。この線と縁の交点を中心に、最初の円の中にまた円を書きます。この円は2の円と接するようにします。

④最初と最後の交点の長さをとって、交点を中心に円を二つ書きます。

⑤最後に円のまわりにできた交点を結んで完成です。

定規

「コンパスもない、分度器もない」といったときに、どのように五角形を書けばいいのでしょうか。定規のみで書ける方法をご紹介します。

①まず一本横に線を引いてください。1.5㎝・2.5㎝・2.5㎝・1.5㎝と区切ります。
②両方の端から4.8cm、中心から7.8cm上に印をつけます。
③中心の線にマークをつけて、下から3.5cmの場所に印づける。
⑦線の長さを計りましょう。作りたい図形の大きさによって、適当に大きさを変えて、ご本線全てに同じ長さをとってマークします。
⑧⑦でとったマークすべてを直線でつなげば、五角形の完成です。

分度器

分度器が手元にある場合、五角形の書き方は非常に単純になります。なぜなら、正三角形や正四角形といった図形は、すべての角の大きさが等しいからです。

しかし、その角の大きさは書きたい正多角形の種類によって違います。「内角の和」というのを覚えているでしょうか。小学校の算数の内容になります。

正四角形の内角の和を考えてみましょう。すべての角は90度なので、90度×4角で内角の和は360度になります。正三角形の内角の和は180度です。

n角形の内角の和を求めたい場合の公式は、180度×(n-2)になります。なので、五角形の内角の和は540度になり、1つの角の大きさは108度になります。

1つの角が108度になるような図形を作るのが、分度器を使った五角形の書き方になります。

五角形の書き方【コンパスがない時】

フリーハンド

あいにく何も手元にない、定規すら持ってない、そんなことも起こります。そんな際の五角形の書き方についてご紹介します。

まずは、なるべく綺麗に丸を書きます。そして、その丸の中に星を書きます。星のそれぞれの端っこが丸にくっつくようにします。星が書けたら、その星の頂点を直線で結びます。これで五角形の書き方になります。

五角形の書き方【イラレ】

パソコンなど、デジタルな方法での五角形の書き方をご紹介します。デジタルな場合の書き方は非常に簡単です。なぜなら、ソフトには大抵「図形ツール」というものが存在し、それを見つけ選択するだけで、非常に素早く五角形の書き方をマスターできるからです。

図形ツールがある場合は、その中に五角形という選択肢が存在します。もしない場合は、正多角形をひとつ選択してみましょう。それでできた正多角形をクリックしてみてください。設定が出ると、辺の数を編集できるので、辺の数を5に設定すれば、五角形にすることができます。

この書き方がメジャーになりますので、もし図形ツールを探せない場合に、五角形の書き方を考えるのは至難の業です。インターネット検索で画像をフリーの素材を拾ってくる方が早いでしょう。

五角形の書き方【一辺の長さ】

一辺の長さが決められている五角形の書き方はどうすればよいのでしょうか。5㎝、10㎝、と厳密に決められてはいないとしても、イメージしている大きさの図形が描きたいです。

この場合、定規と分度器があれば話は簡単です。定規と分度器が手元にある場合の書き方をご紹介します。

まず、書きたい辺の長さを決めましょう。ここでは、便宜上3cmとします。3cmの直線をまず一本書いてください。3cmの線が書けたらその両端から108度を分度器でとり、マークを付けます。

108度のマークがとれたら、その印を頼りにして、両端から3cmの直線を引きます。そしたら、その両端からまた、108度をとり、3cmの直線をとります。

これが五角形の書き方です。

五角形の角度の書き方

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初回公開日:2017年12月18日

記載されている内容は2017年12月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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