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参考文献の書き方例|レポート/論文/教科書/卒論/構成例

更新日:2024年03月30日

皆さんこんにちは、今回は「参考文献の書き方例」と題して、レポートや論文作成時の具体的な参考文献の書き方や、論文そのものの構成例などについて詳細にご紹介します。皆さんがレポートや論文を作成するときの「お役立ち情報」として、ぜひご参照下さい。

英語の論文では、英語表記で参考文献を書かなければならない場合もあります。その書き方として、日本語表記のときとは違った英文独自での明記になります。カンマやピリオドを使用し、規定の方法によって参考文献の出典元を明記して下さい。

Jonny H.; Kal, Lodry J; June, Mary G. et al. Culture relating to Factory imitating at Forth dimension ever graves. 1999, vol. 122, no. 89, p. 5-12.

このような書き方になります。「英語で参考文献など書いたことがない」という人がほとんどでしょう。しかしその書き方は1度覚えてしまえば簡単です。

英語の論文の参考文献の書き方(その3)

先でお伝えしました英語表記の参考文献の書き方ですが、少し補足して説明します。英語表記の参考文献の書き方というのは何も特別な書き方ではなく、ただ英文法に習った書き方をすればそれでかまいません。

書籍情報で複数の著者名を記入するときにはセミコロン(;)で区切り、次文との間隔を半角スペースあけておきます。また論文には巻号がある場合もありますので、その場合は、各情報を上記のようにカンマとピリオドを使用し記載します。

シリーズナンバーや巻号の書き方には多種ありますが、一般的な記載法は上記の書き方で、あるいは巻号・ページをカッコで区切る記載法もあります。また参考文献のタイトルと初版年はピリオドで区切って明記します。

参考資料に新聞を活用する書き方

同時代資料の活用例として、特に新聞資料が扱われます。これは特に新聞が「事実のみを伝える資料」として認められる上での参考であり、それへの参考価値が比較的他の資料よりも高いことが理由とされます。

その新聞資料の情報収集で利用するのは「ヨミダス歴史館」をはじめ、国立国会図書館や学術専門図書館などで設置されている新聞専門のサーチシステムを利用するとよいでしょう。

新聞資料の参考文献としての書き方は、「新聞名(例:朝日新聞)」、「その記事の見出し」「その記事が掲載された欄の名前」、「その新聞の発行年月日」、「朝刊か夕刊の区別」、これだけを必ず書くようにして下さい。

医学分野のレポートや論文での参考文献の書き方

医学書を参考文献に書くときには、雑誌の場合と書籍の場合の2種類があります。

〈書籍の場合の参考文献の書き方〉
著者名、表題(タイトル)編集者または編纂者、書籍名、初版年、発行所、発行者、

〈雑誌の場合の参考文献の書き方〉
著者名(編集者名)、雑誌名、その記事の見出し、発行年月日、巻数や号、当該ページ数

これらを明記して下さい。英語の書籍や雑誌の場合であれば、先にお伝えした書き方でかまいません。基本的に参考文献の書き方は文系・理系問わずに同じです。またシリーズ名はタイトルの後ろに書くようにして下さい。

看護分野のレポートや論文での参考文献の書き方

看護分野も医療分野に含まれますので、その参考文献の書き方は同じになります。

〈雑誌の参考文献の書き方〉
著者名、雑誌のタイトル、巻(号)名、参考にした内容が掲載されているページ数、発行年月日

〈単行本の参考文献の書き方〉
著者名、書籍名、出版社名、初版年月日

〈翻訳本の参考文献の書き方〉
原作者名、翻訳者名、書籍名、発行者(発行社)名、シリーズ物であれば内容が掲載されているページ数、発行年月日

医療分野に限らず巻号やシリーズ名について書く場合は、「1(2)」などの不足した書き方をせず、きちんと「1巻2号」というように、誰が見ても一目でわかる書き方をして下さい。ページ数の場合でも「20-30」という記載ではなく、「pp20-30」ときちんとルールにしたがって書いて下さい。

化学分野のレポートや論文での参考文献の書き方

化学分野においては研究論文や資料を参考文献にした書き方が多いので、先述してきました「シリーズ物の参考文献の書き方」を覚えておくとよいでしょう。

〈研究論文の参考文献の書き方〉
・研究論文名(タイトル名)
・作成者名(複数いる場合は筆頭の1人だけを書き、後は「他」とします)
・発行所
・発行者(社)名
・発行年月日
・参考した内容が掲載されているページ数
・巻号名
・シリーズ名(巻号名の場合は記載しなくてよいです)
・掲載雑誌名(関連雑誌に掲載されている場合)

このような体裁になります。化学同人誌やインターネット資料の場合もありますので、その場合もあらかじめ参考文献の書き方のルールに習った書き方をして下さい。

参考文献が特許文献である場合の書き方

参考文献の中には特許文献というものもあります。特許をはじめ独自申請された参考文献となり、公開特許公報などの発行年月日などを参考文献の情報として明記します。

〈特許文献が参考文献の場合の書き方〉
・特許出願人名
・発明者名
・発明の名称
・特許文献の番号など
・公開特許公報などの発行の日付
〈例〉
日本特許、公開特許公報、公開番号では略称を利用
東京大学、科学力の変遷の底上げ、特開2012-01234567. 2012-03-30.

〈規格文書が参考文献の場合の書き方〉
・規格番号(制定年)
・規格標題
・出版者
〈例〉
日本工業規格(JIS)
JIS L 2002:2012. 化学薬品の減退方法・科学物質の向上学.

このような体裁になり、やはり英語表記が混ざりますので区切りはカンマやピリオドを使用して下さい。

レジュメの参考文献の書き方

レジュメというのは資料のことで、レポートや論文でもレジュメのうちに入ります。また論文でレジュメと言う場合には主に参考資料のことを指し、そのレジュメを参考文献として本論の中で記載する場合もあります。

レジュメの文体や体裁は適当にスペースを設けて見やすくしておき、参考文献を明記する際にも「書籍」、「雑誌」、「論文」、「新聞資料」、「挿絵資料」などと、あらかじめ項目別に分けておくとよいでしょう。

【書籍】
著者名、書籍名、内容が掲載されているページ数、出版社名、初版年月日
【雑誌】
著者名(編集者名)、雑誌名、その記事の見出し、発行年月日、巻数や号、当該ページ数
【研究論文】
論文タイトル、作成者名、出版社名、発行年月日、シリーズナンバー(巻号)、内容が掲載されているページ数
【インターネット資料】
サイト名(タイトル)、参考URL、アクセス年月日

この辺りの情報を隈なく記載して下さい。

参考文献の書き方の構成例

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初回公開日:2018年01月04日

記載されている内容は2018年01月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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