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寝返り返りの練習方法・いつから・教え方|できない/ずりばい

更新日:2024年08月13日

「寝返り返り」という言葉を聞いたことはありますか。子育てを経験した方は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。寝返り返りは赤ちゃんの成長過程で見られる動作です。いつから寝返り返りの練習をするのか、寝返り返りの教え方についてご紹介していきます。

寝返り返りとは?

「寝返り返り」とは、赤ちゃんがうつ伏せの状態から仰向けの状態になる動作のことです。反対に、仰向けの状態からうつ伏せの状態になる動作を「寝返り」と言いますが、「寝返り」ができた1~2か月後に「寝返り返り」ができるようになる赤ちゃんが多いです。

寝返り返りの練習方法とは?

寝返りができるようになったのはいいけれど、寝返りした状態のまま仰向けに戻ることができずに赤ちゃんが泣いてしまって困る、ということがあります。その場合は、「寝返り返り」の練習をしてみるといいでしょう。

補助

寝返り返りの練習法をご紹介します。まずは、赤ちゃんをうつ伏せの状態にします。次に、片方の手で赤ちゃんがコロンと転がる方の腕(下にくる腕)を伸ばしてあげます。そして、もう片方の手で赤ちゃんの体を転がしてあげましょう。

赤ちゃんに負担がかからないように力の入れすぎに注意し、優しく転がしてあげることが大切です。何度も繰り返さず、赤ちゃんの力に任せて見守る時間も持ちましょう。寝返り返りの練習は、必ず赤ちゃんの機嫌が良いときに行います。赤ちゃんから目を離さないように気を付けましょう。

ずりばい

寝返りができるようになった赤ちゃんの中には、寝返り返りをせずにずりばいを始める赤ちゃんがいます。腕や足の力が強くなってきた赤ちゃんは、寝返りをした後に寝返り返りをして仰向けに戻るよりも、ずりバイで行きたい場所に向かって進んでいきます。

うつ伏せの状態を好まない赤ちゃんもいれば、仰向けの状態を好まない赤ちゃんもいるということです。一度ずりバイで自由に動けるようになった赤ちゃんの多くは、自分から進んで寝返り返りをしない場合も多いので、遊びがてら寝返り返りの練習をしてあげるといいでしょう。

寝返り返りができない理由とは?

寝返り返りを成功させるためには、赤ちゃんが自分の力で体を傾け、足を回転させる必要があります。そのコツをつかむことが、赤ちゃんにとっては難しいことです。

生後2~4ヵ月で、うつ伏せ練習をしている途中に寝返り返りをする赤ちゃんがいます。その頃は自分の意思で寝返り返りをしているわけではなく、頭の重みで体が倒れてしまい、偶然寝返り返りができてしまったということとなります。生後5ヵ月以降になり、首がしっかり座った時のほうが、寝返り返りをすることが難しいと言えるでしょう。

寝返り返りができない大半の理由には、感覚やコツを覚えてないからという理由が大きいです。また、赤ちゃん自身が仰向けの状態を好まないから「しない」という理由もあるでしょう。

寝返り返りはいつから練習させるのか

寝返り返りの練習は、生後何か月から始めるのがいいのでしょうか。寝返り返りの練習を始めるには、赤ちゃんの首が座っていることが第一条件です。平均的に生後何か月から寝返り返りの練習を始めるのが最適なのか見ていきましょう。

1ヵ月

生後1か月の赤ちゃんには寝返り返りの練習をしてはいけません。首の筋力どころか手足の筋力もまだまだ未熟な時期です。この頃の赤ちゃんは、動くものを目で追うようになったり、喃語を話すようになったりと、親にとっては大きな成長が見られるときです。寝返り返りの練習はまだまだ早いということになります。

2ヵ月

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初回公開日:2018年04月04日

記載されている内容は2018年04月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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