宝くじが当たったらバレる理由｜危険性や買い方もあわせて紹介
更新日：2024年10月05日
急に大金が手元に舞い込んできたことで、欲しい物を欲しいだけ買ってしまうと高額当選がバレてしまう可能性があります。
大金が入ってきたことが周囲にバレると面倒なトラブルにつながりかねないため、衝動買いしたい気持ちを抑えて普段どおりの生活を意識して過ごしましょう。
急激な生活水準の変化は、当選金が尽きた時に戻せなくなるリスクがあるため気をつけましょう。
知っておきたい宝くじに関する税金
宝くじに当たって、しかもそれが高額当選だった場合にまず心配に思うことは「税金がどれだけかかるか」ではないでしょうか。
通常なら嬉しい気持ちを噛みしめたい出来事なのに、ストレスを感じてしまうほど不安な気持ちにならないためにも、宝くじに関する税金について把握しておくことは重要です。
ここでは、知っておきたい宝くじに関する税金について紹介します。
宝くじは購入した時にすでに税金を支払っている
宝くじの当選金が非課税な理由として、「宝くじを購入した時すでに税金が徴収されている」という仕組みが挙げられます。
宝くじの売上金は当選金や経費を差し引いた後、全国都道府県及び20指定都市へ収益金として納められ、高齢化少子化対策、防災対策、公園整備、教育及び社会福祉施設の建設改修の費用といった公共事業や社会貢献広報費などに充てられます。
出典：収益金の活用内容｜宝くじ公式サイト
参照：https://www.takarakuji-official.jp/about/proceeds/top.html
宝くじは所得税が非課税なので丸々もらえる
当せん金付証票法第十三条では、宝くじに当選して受け取った金品については所得税を課さないと定められているため、当選金は丸々もらえます。
非課税なので確定申告も不要で翌年の住民税にも影響はありませんが、高額な当選金を受け取ったことで税務署から問い合わせがくる可能性があるため、当選を証明するための当選証明書を必ず発行してもらいましょう。
出典：当せん金付証票法｜e-Gov
参照：https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC0000000144
当選金を家族に分けたい場合はどうなる？
宝くじが当たったらその当選額は全て当選者の財産になり、所得税や住民税といった税金は一切かかりません。
しかし、当選者が家族などに当選金を分けたり使ったりする場合や、当選者が亡くなって財産を相続する場合にも、その金額によっては税金がかかることがあるため注意が必要です。
ここでは、当選金を家族に分けたい場合どうなるのかについて紹介します。
贈与税
宝くじが当たったら、くじを購入した本人に税金はかかりませんが、家族や友人など人にあげたり分けたりした場合は別です。
贈与税は財産を受け取った側に納税義務が発生し、110万円の基礎控除額を差し引いた額から残りの金額に乗じて税率が計算されます。
税率は控除後の課税価格が200万円以下の10％から、3000万円超の55％まで8つに分類されています。
出典：No.4408 贈与税の計算と税率（暦年課税）｜国税庁
参照：https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4408.htm
相続税
宝くじの当選者が受け取った当選金は本人の財産になり、非課税のため丸々もらえますが、当選者が亡くなって遺産を相続する場合は相続税がかかります。
相続税は当選者が生前換金した当選金だけでなく、預貯金や不動産なども課税対象になることを覚えておきましょう。
税率は法定相続分に応ずる取得金額によって1000万円以下の10％から、6億円超の55％まで8つに分類されます。
出典：No.4155 相続税の税率｜国税庁
参照：https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4155.htm
税金の影響を受けないためには？
初回公開日：2022年07月15日
記載されている内容は2022年07月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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