アクティブスタイラスペンを用途別に比較|種類・選び方も解説
更新日:2024年09月23日
ゲームを楽しみたいのであれば、操作性と画面をタッチした時の感度が重要になります。
ゲーム専用に開発されているものもありますが、ペン先が太く導電性繊維によって作られたものであれば、タッチ操作もスムーズに認識してくれます。
先が太いタイプのアクティブスタイラスペンの弱点としては、先端の耐久性が挙げられますが、替え芯のあるものを利用することで長い期間使い続けられるでしょう。
イラストを描く場合
イラストを描きたい時は、その対象によって適したアクティブスタイラスペンのタイプが変わって来るため、いくつかの種類を揃えておくと良いでしょう。
例えば、細かい作業をしたい時はペン先の細いものを選ぶことでストレスなく作業できます。また、筆ペンタイプや筆圧感知タイプのものであれば、本物の紙に近い感覚で描けるため、筆運びがスムーズになるでしょう。
その他に、タッチペンにショートカットボタンがついているものや、消去ややり直し作業がワンタッチでできるものもあります。その場合は専用のアプリが必要となるので、手元にある機種が対応しているかどうか確認しておきましょう。
機能で選ぶ
アクティブスタイラスペンには、鉛筆やボールペンにはない、デジタルならではの便利な機能が備わっています。
この機能があることで作業効率も大きく変わって来るので、ぜひチェックしておきましょう。
筆圧感知機能
筆圧感知機能とは、アクティブスタイラスペンにかけた筆圧の大きさによって、書いた線の太さが変わってくる機能です。繊細な表現が求められる漫画やイラストを描くのに役立ちます。
価格がやや高めに設定されている商品が多いのがデメリットですが、他のタイプのアクティブスタイラスペンが線の太さが一定なのに対し、慣れてしまえば自分の思い描いた通りの線を引くことも可能です。
作業効率の向上も見込めるでしょう。
傾き検知機能
傾き検知機能とは、ペンの傾きを検知し、それをタッチパネルに描く線に反映させられる機能です。
紙の上に書いている時と同じように、アクティブスタイラスペンを立てると細い線、傾けると太い線を描くことができます。
イラストを描く際にも、色の濃淡や強弱を表現できるため、臨場感のある絵につながります。
パームリジェクション機能
パームリジェクション機能とは、アクティブスタイラスペンのペン先だけを感知する機能で、手や指が画面に触れて、誤作動が起きてしまうことを防ぎます。
ペンを持った手を画面の上に置いても反応しないため、ちょっとしたメモを取る時や絵を描く時も、紙の上に書いているのと同じ感覚でストレスなく使えます。
応答速度で選ぶ
応答速度とは、ペン先をタッチパネルに近づけてから反応が起きるまでの時間のことです。応答速度が速いほど、紙の上で線や文字を書いた時と同じような感覚になります。
この応答速度の違いは、ペン先の素材や、メーカー、そして商品そのもののスペックによっても違ってきます。
応答速度が遅く、反応しないことがあるとストレスを感じるため、購入前に商品の評価記事などを読んで比較しておくことをおすすめします。
デザインで選ぶ
アクティブスタイラスペンは、長さや色などが違う様々なデザインが展開されています。
購入する際は、できるだけ長く使えるよう、アクティブスタイラスペンの用途に合ったデザインを選びましょう。
例えば、滑り止めが付いているものを選べば、仕事の際の手の疲れが軽減できます。また、持ち歩いて使うことが多いのであれば、軽くて小さいものが適しているでしょう。
有名なクーピーペンシルとコラボレーションした、可愛らしいデザインのアクティブスタイラスペンも発売されていますので、自分好みのものを見つけておくと、作業のモチベーションを上げることにもつながります
価格で選ぶ
アクティブスタイラスペンの価格は、幅広く設定されています。最近ではセリアやダイソーといった100円ショップでも取り扱われているため、目にすることも増えてきたのではないでしょうか。
一度どんなものか使ってみたい、今持っている種類と違うものを試してみたいといった「お試し感覚」であれば、安いものから購入してみるのも一つの手です。
しかし、アクティブスタイラスペンの反応が悪かったり、使い勝手が悪かったりすると結局指で済ませてしまうことになりかねません。
種類や備わっている機能によって値段は変わって来ますが、ある程度の使いやすさを考えると、最低でも1,000円以上のものから検討するのがおすすめです。
ペン先の素材から選ぶ
初回公開日:2022年12月05日
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