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お中元のお返しの送り方とマナー・お礼状の書き方・金額相場

初回公開日:2018年02月16日

更新日:2018年02月16日

記載されている内容は2018年02月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

お中元のお返しのマナーをご存知ですか。お中元というと、贈る側の振る舞いについて注視してしまいますが、実は受け取った側にもお返しのマナーというのが存在します。この記事ではお中元のお返しマナーやお礼状の書き方、相場などについて紹介します。

お中元にお返しは必要なの?

お中元のお返しの送り方とマナー・お礼状の書き方・金額相場

夏が近づくと、いよいよお中元の季節がやってきます。お中元というのは日頃の感謝を込めて送る、贈り物です。お中元といえば贈る側のマナーばかりを注視しがちですが、受け取った側のマナーがあるのをご存知ですか。

「お返しは必要なのか、それとも電話でお礼を伝えるだけでいいのかな」など、何となく受け取っていたお中元についての正しいお返しのマナーについて、今回は紹介します。

そもそも初めにお伝えしたいことは、お中元にお返しをするという行動は義務ではありません。お中元というのは日頃の感謝を伝えるための贈り物であるので、どちらかといえばお返しは必要ではありません。お中元を受け取ったら、お礼状という形でお手紙やはがきを出すことが一般的です。

お返しをしないケース

一般的に、お中元のお返しを必要としないケースは以下のとおりです。

・頂いたお中元の相場が数千円程度の軽いお礼のものの場合
・部下や後輩など、目下の人からのお中元の場合
・お返しは不要ですと先方から事前に言われている

気の知れた同士の簡単なお礼のお中元であれば改まってお返しを用意するほどでもないのでお礼状だけで済ませても問題ありません。

また、会社の部下などからお中元を受け取った場合も基本的にはお返しは不要です。ただし、届いた旨を先方に知らせる意味も込めて、お中元を受け取ったら早めにお礼状を出すことは忘れずに行いましょう。

同僚や友人・親戚にはお返しをするケースも

しかし、最近ではお中元を贈る対象者が目上の方に向けてではなく、普段お世話になっている同僚・遠方にいる友人など、同じ立場の人に向けて贈ることが増えている傾向があります。

このようなパターンでお中元を受け取った場合は「これからもよろしくお願いします」という意味も込めて、お返しを用意することが多くなっています。お返しをする場合は、頂いたお中元の半額程度の品物を用意しましょう。

お中元のお返しを送る時期

お中元のお返しの送り方とマナー・お礼状の書き方・金額相場

お中元のお返しを用意する場合は、お中元が届いてから少し日を空けてからお送りしましょう。お中元が届くのは地域によって多少前後はしますが、7月初旬~7月15日までが最も多い時期です。お返しを送るタイミングとしては7月16日~8月初旬が一般的となっています。また、お返しを送る前にお礼状や電話でお礼を伝えておくと、より丁寧です。

地域によって時期はバラバラ!

お中元を贈る時期
○関東・東北・北陸⇒7月初旬~7月15日まで
○東海・関西・中国・四国・北海道⇒7月中旬~8月15日まで
○九州⇒8月1~8月15日まで
○沖縄⇒7月15日まで

首都圏である関東地域では、7月初旬から15日までが一般的となっていますが、他の地域と比較すると1ヶ月も異なるところもあります。お中元のお返しをする時期は、この時期の翌日以降からが対象となります。お贈りする地域によって失礼のないように時期を合わせ、お返しを用意しましょう。

お返しはいつまでに贈ればいいの?

ではお返しははいつまでにすればよいのでしょうか。最も一般的なのは、お中元を受け取ってから1週間程度の間を空けてからとなります。お中元が届いたら、まずはお礼状を出すことを優先しましょう。これは先方に「お中元が届きました」というお知らせの意味もありますので、無事に受け取っているかどうかを心配される方もいるので取り急ぎお知らせします。

お返しを用意する時というのは、お中元の時期を過ぎているので「暑中お見舞い」や「残暑お見舞い」という名目になります。遅くとも1ヶ月以内には用意し、先方にお贈りしましょう。

お中元のお返しの送り方

お中元は遠い親戚や会社関係の方からいただくことが多いですが、直接手渡しでお返しを渡すのは時間的にも距離的にも難しいことが多いです。お返しもお中元と同様に配送でお送りするとよいでしょう。

ここでは、お中元のお返しの詳しい送り方や、相手別の注意点などについて紹介します。

時期によってのしの表書きは違う

まずはお返しの品物に貼り付けるのしについて紹介します。お返しをする際に使用するのしは「紅白の蝶結び」を用いましょう。「紅白」はおめでたい場面にて、「蝶結び」は繰り返してもよいお祝いのシーンという意味が込められています。お中元やお返しなどは何度あってもよい御礼となるため、蝶結びののしを選びます。

また、お返しを送る時期によってのしの書き方が変わって来ます。

お返しを送る時期
○~立秋(8月7日)まで⇒「暑中御見舞」、目上の方には「暑中御伺」
○立秋(8月7日)以降⇒「残暑御見舞」、目上の方には「残暑御伺」

関東地区などでは一般的に用いられるのは「暑中御見舞(御伺)」、関西地区では「残暑御見舞(御伺)」というのしが多くなっています。立秋である8月7日を過ぎると表書きが変わることに注意しましょう。

また、上司や親戚など目上の相手に対してののしは「暑中御伺」や「残暑御伺」となります。

手渡し?それとも配送?

本来は直接手渡しをすることがマナーですが、遠方で会いに行けない距離であったりお互いの都合がつかないことが多いことから、最近ではお店から直接配送してもらうことが一般的になってきました。

配送でお返しを送る場合、のしは控えめに「内のし」にしてもらうとよいでしょう。反対に直接手渡しが可能な場合は、「外のし」にしましょう。

直接お渡しする際は、風呂敷に包んで持参するとより丁寧です。お渡しする直前に包みを開け、のしが先方の正面に向くように方向を変えてお渡しします。紙袋で持参した場合も同様で、必ず袋から出してから手渡しするとよいでしょう。

取引先からお中元が届いた場合

○会社宛てにお中元が届いた場合⇒中身を確認し、上司にまず報告しましょう。会社間の良好な関係を保つために、こちらからもお礼状を即座に出し、場合によってはお返しの品物もお送りします。

○個人宛だが会社に届いた場合⇒仲良くしている取引先などから自分宛にお中元が届いたとしても、届き先が会社となっているのでまずは上司に報告します。個包装で、配れるようになっている菓子折りなどの場合は社内で分け合うとよいでしょう。お礼状も忘れずに送ります。

○自宅に直接届いた場合⇒個人と個人のやり取りという認識となるので、基本的には上司への報告はなくて構いません。ただし、よほど高価な商品や金品などは自己判断せずに会社に報告すると無難です。こちらもお礼状は必ず出しましょう。

親戚には電話でお礼がベスト

結婚するとお互いが家族となり、おのずと親戚も多くなってきます。例えば結婚式以来、遠方でなかなか会えない親戚などからお中元をいただいた場合などは、せっかくの機会なので電話でお礼を伝えると共に、自分たちの近況をかねた連絡するとより喜ばれます。

もちろんお礼状を送るのも丁寧な対応なのでマナー上問題ありません。お礼状を送る場合は早い方がよいので、できれば3日以内に投函するとより好印象です。

お中元のお礼状の書き方

お中元が届いたら、お返しを準備する前にまずはお礼状を出しましょう。できれば3日以内に投函するとよりよいです。まず基本となるお礼状の文例の流れについて紹介します。

①頭語
②時候の挨拶
③お中元をいただいたお礼と感謝の言葉
④相手の健康を願う言葉
⑤結語
⑥日付、差出人の名前

ハガキが最も一般的

お礼状ではハガキが最もよく使用されています。適度な文量が、初めての人でも書きやすいです。文面の基本的な流れは先ほどの順番でいいのですが、ハガキや便箋が横書きか縦書きかで順序が若干前後するので注意しましょう。

横書きで作成する場合は、「宛名」を一番先に書きます。縦書きの場合は「日付」「差出人」「宛名」の3つは最後に書きましょう。

より丁寧なのはお手紙

手紙でお礼状を出す時も基本的な流れは同じです。ハガキに比べて便箋はスペースがあるので、相手の健康を気遣う言葉も入れながらこちらの近況も一緒にお伝えするとよいでしょう。

お礼状の例文

○○様

拝啓 残暑厳しい折、いかがお過ごしでしょうか。おかげさまで私たち家族は元気にすごしております。

さて、この度はご丁寧なお心遣いをいただき、本当にありがとうございました。子供たちも大喜びで、家族みんなで美味しくいただきました。

まだまだ暑さは続きますので、お身体どうかご自愛ください。まずはとり急ぎお礼申し上げます。 敬具

○年○月○日 氏名

お中元のお返しのマナー

お中元のお返しの送り方とマナー・お礼状の書き方・金額相場

今後もよいお付き合いを続けていくために、日頃の感謝を込めてお中元を贈ることは大人として大切なマナーです。相手に失礼のないよう、しっかりと覚えておきたい常識マナーなのでもう一度、簡潔にお中元のお返しのマナーについて紹介します。

①まずはお礼状を出す

お中元をいただいたら、まずはお礼状を早めに出しましょう。「品物を無事に受け取りました」という意思表示にもなるので、できれば3日以内に投函するとより丁寧です。お礼状はハガキでも封書にしてもかまいません。親しい間柄や、親戚などはお手紙にして自分の近況報告もし、家族写真なども同封すると元気な様子が伝わり好印象です。

②お返しの品ののしには注意

お礼状を出したら、次はお返しの品を用意しましょう。お返しの相場は、頂いたお中元の半額程度が一般的です。

そしてお返しには必ずのしを貼り付けます。ここでは「紅白の蝶結びの水引き」が印刷されたのしを用います。表書きの下部には自分の名前を、上部はお返しをする時期によって名目が変わりますので気をつけましょう。

立秋(8月7日)までに用意した場合は「暑中御見舞」、それ以降になった場合は「残暑御見舞」となります。ちなみに目上の方にお返しをする場合、「暑中御伺」や「残暑御伺」となります。

③お礼の品物は相場の半額程度を

お返しの品物は頂いたお中元の半額程度の品物を用意しましょう。家族や社内で分けて食べられる個包装のお菓子などがおすすめです。また金額が半額程度に抑えるのは理由があり、頂いたものよりも高価な品物をお返しとして贈ってしまうと、「次回のお中元はお断りします」という意味合いとなってしまいます。お相手にとっては不快に思われることもありますので、くれぐれも注意しましょう。

お中元のお返しにおすすめの品物

いただいたお中元にお返しをする際、せっかくならお相手に喜んでもらえる品物を贈りたいです。ここではお返しにおすすめな品物や、選ぶポイントについて紹介します。

家族構成をチェック

お返しを贈るお相手の家族構成は必ず考慮しましょう。一人暮らしの方にお肉や生ものなど、保存がきかない食品を多く贈っても逆に負担になってしまいますので、何人暮らしなのか・お子さんはいるのかを把握しておきましょう。お子さんがいらっしゃるご家庭には、大人数で食べられるお菓子やジュース、フルーツ、ジャムなどがおすすめです。

季節感のあるものや地元の特産品

夏らしい食品や、地元で有名な特産品などもおすすめです。涼しい印象のあるゼリーやジュース、お酒が好きな先方であればお酒もおすすめです。またスタミナのつく食品や、夏休みに家族で集まって食べられるような食品も人気があります。地元ならではの銘菓や商品なども珍しくて喜ばれます。

食べ物以外であれば、夏らしいさらっとした素材のシーツやタオルもおすすめです。

洗剤や商品券のような消耗品

先方の嗜好が分からなくてどんな品物がいいのか決められない時は、消耗品が無難です。洗濯洗剤などはいくつあっても困るものではありませんし、毎日使うものなので意外と喜ばれる贈り物です。

また商品券も根強い人気の贈り物となっています。商品券なら使用期限もないですし、現金を贈る時のようないやらしさもありません。何にすればいいか分からず困るお相手には、商品券もおすすめです。

こんなお返しは避けましょう!

お中元のお返しの送り方とマナー・お礼状の書き方・金額相場

・好みが分かれる食べ物
・大量の保存のきかないような食品
・ファッション、小物、アクセサリー、絵画など好みが分かれる品物

お中元のお返しの金額・値段相場

お中元のお返しの品物の相場は、基本的には頂いたお中元の約半額程度の金額のものを用意しましょう。

「日頃、とてもお世話になっているからちょっと奮発したお返しをしたい」とおもっていても、お中元よりも高価な品物を贈ると相手が不快に感じたり、高価なものを受け取ることで「今後のお中元を断っているな」、と思われてしまうこともあります。余程の理由がない限りは、半額程度のお返しを用意することが基本マナーです。

気持ちのこもったお返しをしましょう

お中元のお返しの送り方とマナー・お礼状の書き方・金額相場

いかがでしたか。今回はお中元のお返しのマナーについて紹介してきました。マナーというと贈る側の方に注視しがちですが、受け取った側のマナーというと詳しく知らなかった人も多いでしょう。

お礼を伝えるのは、何となく電話や口頭でしがちですが、最も正しいマナーはお礼状を出すということです。受け取ったらすぐに「お中元が届きました」、というお礼状を出しましょう。一言だけでもすぐに連絡するということはお相手に対しての気遣いも感じられ、大人として身に着けたいマナーです。

お返しの品物もお相手やご家族みなさんが喜んでくれそうなものを選びましょう。どんなものを贈れば喜んでもらえるか、恐縮せずに受け取ってもらえるか、お相手のことを思いやって選ぶことが大切です。

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