「さん付け」で名前を呼ぶ人の心理とは?性別や状況別に解説
更新日:2024年10月22日
好きな人に対して、「さん付け」をしていると、相手との距離が広がってしまうイメージを持つ方も多いでしょう。「さん付け」は仕事での付き合いや、他人行儀な印象があります。ここでは、好きな人に「さん付け」する心理について紹介します。
意中の相手から「さん付け」されている場合は、脈ありなのか、脈なしなのかの判断にもなるため、ぜひ参考にしてみてください。
相手を尊敬している
好きな人であっても、尊敬の念を持っていたり、その気持ちをしっかり相手に表しておきたかったりする心理の場合は「さん付け」することがあります。
また、もともとは上司と部下、先輩後半の仲など、上下関係があった場合は、好きなことを意識した後も、「さん付け」で呼び続けることは珍しくないでしょう。築き上げてきた関係性を大切にしているとも言えます。
相手との距離を縮めたい
「さん付け」は、一定の距離を感じさせる呼び方でもあるものの、こちらに敵意がないこと、丁寧に接するアピールとして使われることがあります。
特に初対面など、相手との関係性がゼロの状態の場合は、最初の印象をプラスにするために「さん付け」することが多いです。まずは相手に良い印象を持ってもらい、信頼関係ができてから徐々に相手と距離を縮めていきたいという思いがあるでしょう。
相手に対する遠慮がある
相手に対する遠慮があると、どうしても「一定の距離を保った方がいいのでは?」という思いから「さん付け」をする可能性があります。好意を抱いていても、もともと親しい間柄ではなかった場合は、特に気が引けてしまう部分があるでしょう。
「さん付け」以外の呼び方は、ある程度距離感が近くなり、そういうことを言っても嫌われないという自信がついてから、と考えている人も多いです。
ビジネスシーンで「さん付け」する心理
仕事上の付き合いでは「さん付け」が基本という会社は多いでしょう。しかし、社内の場合は役職名で呼ぶところもあります。
ここでは、ビジネスシーンで「さん付け」する心理について紹介していきます。どのような心理的理由から「さん付け」が多いのか見ていきましょう。
ビジネスマナーをわきまえている
名字を「さん付け」することは、初対面の相手でも不快な思いをさせないことから、職場での呼び方でも使われていることは多いです。
そのため、心理的にも、「ここは仕事上の付き合いだから馴れ馴れしい話し方は良くない」と、ビジネスマナーを意識していることを表しているでしょう。
相手の立場を尊重している
「さん付け」することによって、「くん付け」や「ちゃん付け」と比べて丁寧な呼び方になるため、ビジネスシーンでは、相手の立場を尊重している意味合いもあります。
呼び方によって、公私混同している印象にもなり、パワハラやセクハラと受け取られることもあります。「さん付け」することで、仕事仲間として相手に敬意を見せているところがあるでしょう。
尊敬し合える関係を保ちたい
部下を「あだ名」や「ちゃん付け」で呼ぶと、呼ばれた方が嫌悪感を抱いている可能性もあります。また、上司に役職名を付けて呼ぶと堅苦しくなり、仕事がしにくくなることもあるでしょう。
このような事態を回避するために、「さん付け」は、お互いを尊敬し合える関係を保ちたい、という気持ちも含まれていることがあります。「さん付け」で呼び合うことで、コミュニケーションが円滑になるでしょう。
「さん付け」以外で名前を呼ぶ心理
最後に、「さん付け」以外で名前を呼ぶ心理について紹介します。呼び方は「さん付け」ではなく、さまざまなものがあります。
呼び方によって、好意を寄せられている場合もあるため、誰にどのような呼び方をされているかをチェックしておきましょう。
初回公開日:2022年08月19日
記載されている内容は2022年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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