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2018年04月25日

新幹線のスーツケース置き場・おすすめの大きさ・盗難防止方法

世界的にも知名度の高い高速鉄道である新幹線を使って移動するという方も非常に多いでしょう。そこで問題となるのがスーツケースをどこに置くかというもので、うまく置くことができれば途中の旅も楽しくなります。今回は新幹線でのスーツケースの置き場所を見ていきましょう。

新幹線のスーツケース置き場にはどこがある?

日本の鉄道でも世界的に知名度のある高速鉄道である新幹線を利用する方は非常に多いです。1964年の東海道新幹線の開業からすでに半世紀以上、その路線網は当時に比べると飛躍的に拡大し、2015年には北陸に、2016年には北海道にも新幹線が通るようになりました。そのため今では日本国内のほとんどの主要地域へ新幹線を使っての移動が可能となってきています。

ビジネスであっても旅行であっても新幹線を使っての移動のお供に欠かせないのがスーツケースです。しかし、スーツケースと一緒に移動するのはよいにしても、移動中にどのあたりに置けばよいのかに悩む方も非常に多いのではないでしょうか。

特に年末年始やお盆の時期は新幹線が大変混雑するため、通常に比べるとスーツケースの置き場に悩む場合が少なくありません。旅を楽しむためにもスーツケースの置き場について理解し、いざという時にその知識を役立てましょう。

座席の足元:どうにかスーツケースが置ける

新幹線で移動する際のスーツケースの置き場としてすぐに思い浮かべられそうなのがご自身の座る座席の足元です。つまり、前の座席とご自身が据わる座席の間の空間にスーツケースを奥というやり方ということになります。

現在日本国内を走っている新幹線の多くの普通車の車両の場合、座席と座席の間の間隔の幅(シートピッチ)は1060㎜、つまり1mと少しほどあります。そしてこのうちシートそのものの奥行きが550㎜(50㎝程度)であるため、その残りが実際に足元のためのスペースとなります。

加えて、新幹線普通車のシート幅がおよそ40㎝強であるため、おおよそ50㎝×40㎝くらいの空間に足とスーツケースとをうまく入れる形です。ただ、仮にこのスペース全部をスーツケースを置くのに使ったとしても、そのくらいのサイズのものであれば荷物棚に置くこともできますので、どうしても足元に置く必要がある場合に活用するといいでしょう。

新幹線のグリーン車などにも広いスペースが

ちなみに、新幹線で運行される列車のほとんどすべてについているグリーン車であれば、シートピッチは1160㎜と普通車に比べれば少しはゆったりしている広さです。とはいえ、普通車に比べてちょっと広い程度ですので、できればそれ以外の選択肢も考えておきたいところといえるでしょう。

また、東北新幹線、北海道新幹線、北陸新幹線の列車にあるグランクラスの場合は1300㎜と非常に広めです。このくらいであれば、小さめのスーツケースを入れた場合であれば、足を入れる余裕も十分に出てきます。

スーツケースも置ける座席の上の棚

スーツケースに限らず駅などで買ったおみやげなども載せる場所といえば、座席の上にある棚です。ここにスーツケースを載せることさえできれば、足元にいちいちスーツケースを置くことで移動中の足の行き場に困るといったことはなくなります。

ちなみに、新幹線の座席の上の棚は大型のスーツケースでもおけるくらいにゆったりいます。ただし、棚からはみ出るくらいに大きいスーツケースの場合は注意が必要です。新幹線もその速達性を売りにして飛ばすため、カーブ区間などで揺れが生じた際にスーツケースが上から落ちてくる場合があり、それが原因でトラブルが発生したら大変であるためです。

なお、新幹線の車両でも東海道・山陽新幹線の700系やN700系、N700A系(主にのぞみ号やひかり号で使われているもの)であれば棚の奥行きが45㎝と比較的深めに設定されています。

新幹線にもあるスーツケースも置ける荷物置き場

新幹線のスーツケース置き場・おすすめの大きさ・盗難防止方法

荷物置き場と聞くと、国際線の飛行機便が発着するような大きな空港にアクセスする鉄道(京成線のスカイライナーや東京モノレールなど)の車両にはついているものの、新幹線にはついていないと考える方が多いのではないでしょうか。

実は新幹線の車両でも荷物置き場が車両によっては存在します。荷物置き場がある車両としてはE2系(東北新幹線のはやて号、上越新幹線のとき号とたにがわ号)とE3系(山形新幹線つばさ号と秋田新幹線こまち号)、700系レールスター仕様(山陽新幹線ひかりレーススター号など)です。なお、東海道新幹線の車両にはこのような荷物置き場がありません。

これらの車両の荷物置き場には盗難用のチェーンも設置されているため、スーツケースの盗難の心配はありません。ただし、東北方面に向かいう新幹線の場合はスキーグッズを置く人も少なくないため、いわば早い者勝ちとなる場合も少なくありません。

新幹線の各車両の最後部座席後ろの空間

新幹線の各車両の進行方向から向って最後部座席の後ろには荷物を置くことができるくらいの空間があります。座席上の棚や荷物置き場にスーツケースを置くことができないとなれば、この空間を活用してスーツケースを置いておくというのも1つの方法です。

ただし、この空間は最後部座席を利用する方にとってはリクライニングシートを倒すための空間となります。そのため、この空間にスーツケースを置くということになれば、この座席を利用する方に一声かけてからにした方がトラブルになることはありません。

あるいは、新幹線特急券を購入する際に指定席で最後部座席を確保したうえで、この空間にスーツケースを置くというのがより無難な方法といえるでしょう。

車いす対応の座席の隣のスペース

車いす対応の座席と聞くと、多くの方は鉄道でも普通列車や路線バスにのみ設置されている専用のスペースというイメージがあるのではないでしょうか。しかし、実は新幹線にも一部の車両に車いす対応座席が設けられています。

新幹線の車両で車いす座席が設置されているのは以下の場所です。
・東海道新幹線:11号車12番・13番C席
・山陽新幹線N700系:7号車の9番・10番B席
・東北・上越・北陸新幹線E2系:10両―9号車12番C席(グリーン車)、10号車1番C席、8両―7号車12番C席(グリーン車)、8号車1番C席
・東北新幹線E5系:5号車12番B席、9号車14番B席(グリーン車)
・秋田新幹線E6系:12号車1番B席とC席
・北陸新幹線E7/W7系:7号車11番C席と12番C席、11号車16番B席(グリーン車)

なお、車いす対応座席はみどりの窓口で確保できます。

新幹線におすすめのスーツケースの大きさ・サイズ

新幹線の車内に持ち込むのにおすすめのスーツケースのサイズはどのくらいなのでしょうか。
これさえあらかじめ知っておけば、スーツケースをお供に新幹線に乗っても困ることはないでしょう。

まず、新幹線の中に持ち込めるスーツケースの上限にはルールが設けられています。まず、タテ・ヨコ・高さの合計が250㎝以内で、かつ1辺の長さが2m以内であること、そして重さの方が30㎏以内のものであるものと決められています。そして、個数も2個までとされています。

この範囲内であればスーツケースを新幹線の車内に持ち込むことはできますが、あまりにも上限ぎりぎりのものであると置き場所や置いた状態の点から考えてあとで困ることになりかねませんので、ある程度サイズが小さめのものの方がよいといえます。

新幹線にはスーツケースは持ち込み可能なのか?

新幹線の車内にスーツケースの持ち込みは可能ですが、具体的にどのような置き場所があり、どのような制約があったりするものなのでしょうか。

ここでは新幹線の主な列車をとりあげて、それぞれの列車でどのような場所がスーツケースを置くのに適しているのかを見ていきましょう。

のぞみ号

東海道・山陽新幹線を代表する最速列車であるだけでなく、新幹線そのものをイメージさせる列車がのぞみ号です。こののぞみ号の定期列車で使われている車両はN700系とN700A系です。

そのため、スーツケースの置き場所として挙げられるのは、座席の足下や座席の上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の空間です。座席の上の棚は奥行き45㎝と比較的余裕がある部類に入ります。

ちなみに、のぞみ号は年末年始やお盆などの繁忙期に増発される臨時列車に700系車両が使われますが、こちらのスーツケースの置き場所も基本的にN700系と同じようになっています。

ひかり号

1964年10月にわが国初の新幹線が開業した際にお目見えしたのがひかり号です。現在では最速タイプののぞみ号と各駅停車タイプのこだま号との間の位置づけとして活躍しています。

主に使用されているのがN700系と700系とのぞみ号と似たような車両が利用されています。このため、基本的にはのぞみ号と同じように座席の足下や座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席後ろの空間といった場所がスーツケースの置き場として使えます。

こだま号

東海道・山陽新幹線の各駅停車タイプがこだま号です。読者の方の中にも比較的距離の短い区間でこだま号に乗って出かけるという方も多いではないでしょうか。

こだま号で使われる車両は東海道新幹線と山陽新幹線とで大きく異なります。東海道新幹線区間の場合は700系とN700系が使われるため、この点ではのぞみ号とひかり号と同じように座席の足下や座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席後ろの空間といった場所がスーツケースを置くための場所として使えます。

これに対して山陽新幹線区間の場合は、N700系と700系、そして500系が使われています。この中でも500系は、東海道・山陽新幹線でよく見られる車両の中でもひときわ変わった形状となっているうえ、天井部分が大きく丸みを帯びているため座席上の棚はそれほど高くありません。このため、座席上の棚には小さめのスーツケースを置くなど工夫が必要です。

はやぶさ号

2011年3月の東北新幹線の新青森までの延伸に合わせて登場した列車で、2016年の北海道新幹線の開業時に北海道まで直通するようになりました。現在、東北・北海道新幹線で最速タイプの列車となっています。この列車に使われている車両はE5系です。

E5系では座席の足下や座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席後ろの空間の部分がスーツケースを置くためのスペースとして使えます。さらに、E5系の先頭車両はグランクラスと呼ばれる特別車両となっているため、グリーン車とともに足下においてもゆったりとくつろぐことができます。

はやて号

2002年の東北新幹線の八戸延伸に合わせて登場した列車で、はやぶさとともに東北新幹線区間では最速タイプとされています。

はやて号で使われている車両はE2系とE5系です。E2系の場合は、座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の後ろの空間のほか、荷物置き場も利用することができます。

E5系の場合は、座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の後ろの空間に加え、グランクラスも利用できます。

やまびこ号

1982年の東北新幹線開業以来、東京・盛岡間の花形列車としてずっと走り続けてきた列車です。やまびこ号で使われている車両は多く、ここまで触れてきたE2系とE5系のほか、秋田新幹線や山形新幹線で使われているE3系やE6系も投入されています。

E2系の場合は座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の後ろの空間のほか荷物置き場がスーツケースを置くために使えます。E5系の場合は座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の後ろの空間が利用できます。

E3系やE6系はもE2系と同じように、座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の後ろの空間のほか荷物置き場がスーツケースを置く場所として利用できます。

こまち号

1997年に田沢湖線と奥羽本線の一部区間を新幹線専用路線として秋田新幹線が開業した際にデビューしたのがこまち号です。こまち号は東北新幹線の東京と盛岡の間ははやて号と併結して運行されています。

こまち号で使われている車両はE3系とE6系で、いずれも座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の後ろの空間のほか荷物置き場がスーツケースを置くために使えます。

つばさ号

1992年に山形新幹線が開業した時に専用の列車としてデビューしました。なお、東北新幹線の東京と福島の間はやまびこ号と併結して運行されています。

つばさ号で使用されている車両はE3系のみで、こちらの車両では座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の後ろの空間のほか荷物置き場がスーツケースを置くために使えます。

とき号

1982年の上越新幹線開業以降、現在に至るまで走ってきている列車です。ちなみに列車名は日本の天然記念物であるトキからとられています。

使用されている車両はE2系と2階建て車両のE4系です。いずれも座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の後ろの空間のほか荷物置き場がスーツケースを置くために使えます。

かがやき号

2015年3月の北陸新幹線の金沢延伸に伴って登場した列車で、北陸新幹線でも最速タイプとされています。

使用されている車両はE7/W7系で、スーツケースが置けるのは座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の後ろの空間のほか荷物置き場ですが、一部の列車では荷物置き場がついていない場合がありますので注意が必要です。

また、グランクラスもついていますのでグリーン車ともども足下にスーツケースを置いてもゆったりとくつろぐことができます。

あさま号

北陸新幹線が1997年に長野まで先行開業した際に投入された列車です。使用されている車両はかがやき号と同じくE7系/W7系です。

このため、スーツケースが置けるのは座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の後ろの空間のほか荷物置き場が挙げられます。もちろん、あさま号の場合も一部の列車では荷物置き場がついていない場合がありますので注意が必要です。

つばめ号

2004年に九州新幹線が一部区間のみ開業した際に投入された列車です。

使用されている列車は800系がメインですが、通勤時間帯に合わせてN700系も使われています。800系の場合でスーツケースが置けるのは座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席、最後部座席の後ろの空間です。

N700系の場合は、座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の後ろの空間にスーツケースを置くことができます。

さくら号

2011年3月の九州新幹線の全線開業の際にデビューした、山陽新幹線と九州新幹線を直通する列車です。

さくら号で使われている車両はN700系で、スーツケースが置けるのは座席の足下と座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、最後部座席の後ろの空間が挙げられます。

新幹線のスーツケースの盗難を防ぐ方法とは?

新幹線で楽しく旅をしている最中にスーツケースが盗まれた、という状況は誰もが遭遇したくないことでしょう。ここでは、新幹線でのスーツケースの盗難を防止する方法を見ていきましょう。

おすすめの方法としては、窮屈さを我慢してでも足下に置く、最後部座席のスペースに置いておく、一部の列車車両についている荷物置き場に置いたうえでチェーンをかけておくといった方法があります。

スーツケースをお供に楽しい新幹線の旅を!!

新幹線のスーツケース置き場・おすすめの大きさ・盗難防止方法

新幹線を利用する際のスーツケースの置き場所についていろいろと見てきました。新幹線の各列車で利用されている車両によって若干の違いが見られるものの、主な置き場所としては、座席の足下や座席上の棚、車いす対応座席の隣のスペース、そして各車両の最後部座席の後ろの空間が挙げられます。

ただ、スーツケースの置き場所については場合によっては他の利用者に配慮する必要もあります。特に車いす対応座席隣のスペースや最後部座席の後ろの空間を置き場所として使うのであれば、そこを本来使う人たちに一声かけてから使った方がトラブルにならずに済みます。

スーツケースの置き場所をあらかじめ知っておけば、ともすると長時間にもなる新幹線での移動も楽しい旅のひと時となります。ほかの方にも配慮しつつうまくスーツケースを置いて新幹線の旅を満喫しましょう。

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