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考察の書き方と例文|論文/医療系・書き方の構成・実習の場合

更新日:2024年08月23日

考察を書く場面は、卒業論文のみならず多く存在します。考察を書くのは非常に労力が必要な作業ですが、一度書き方をマスターすることができると非常に楽です。こちらでは、簡単な考察の書き方について、シチュエーション別に紹介していきましょう。

ケースレポートやケーススタディ

看護やリハビリの実習では、ケースレポートやケーススタディと呼ばれるレポートが課されることが多いです。これは担当患者の治療の介入結果などを考察する内容のレポートであることが一般的です。

この場合についても、書き方の基本的な構成は他のレポートに類似しています。書き方の例としては「○○の疾患の患者さんに対して、××の評価を行い、◆◆だったので、□□の介入を行った結果、△△であった。これにはーーが関係していることが考えられた。」というのが概要になり、こういった概要に検査結果や考察内容、介入内容を書き加えることが一般的です。

実際の論文の考察の書き方

では実際に卒業論文などの場合にはどういった考察の書き方が求められるのでしょうか?こちらついては、基本的な書き方は文系、理系問わず共通している部分が多いといえるでしょう。こちらでは、それぞれの論文の考察の書き方について簡単に紹介していきましょう。

理系の場合の書き方

理系の場合には、先述の考察の書き方とほとんど変わりありません。実験結果を踏まえて、この結果についての自身の考えについて、先行研究と比較しながら自身の行った実験の意義や新規性について述べる必要があります。

文系の場合の書き方

文系の場合には、理系と異なり実験を行うことはあまりないといえます。ただしアンケート調査などの社会学的な実験の場合には、理系の考察の書き方とほぼ同じになります。

実験や調査を行わない場合についても、基本的な構成は変わりありません。作品や判例を読み自身の考えを述べ、先行研究と比較するという内容がメインになるでしょう。

心理学の場合の書き方

心理学の場合には理系と同じように実験研究を行う場合があります。その場合には、理系の考察の書き方とほぼ同じにあたります。

卒論の場合

大学生の場合には、卒業案件に卒業論文の提出が必要な場合が多く、避けては通れない課題であるといえるでしょう。しかし、卒業論文についても、基本的な構成についてはレポート課題や学術論文と変わりありません。

しかしながら、多くの文章を書くことが要求されるので、しっかりのその文章量に耐えうるだけの論文デザインであることが必要になるでしょう。

英語論文の場合

英語の論文を読んだり書いたりすることが、大学の学部4年生や大学院生のやる事ではありますが、基本的な考察の構成は日本語と変わりありません。日本語で文章を作製したのちに、自身で英文に訳して書き上げるというプロセスが求められるでしょう。

医療系の考察の書き方について

看護やリハビリの場合には、ケースレポートなどのように考察を書く機会が多く存在します。こちらでは、医療分野の各領域における考察の書き方について簡単に紹介していきましょう。

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初回公開日:2018年03月14日

記載されている内容は2018年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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