お詫びの品|菓子折・渡し方・添え状/お詫びの言葉4類型
更新日:2024年09月23日
お詫びの品とは
お詫びの品は、謝罪の気持ちを伝えるとともに、こちらの誠意を伝える形です。相手に迷惑をかけてしまい、謝罪に伺う際はお詫びの品を持参します。お詫びの品は、長く残らないものを選びましょう。
理由は、長く残るものは見るたびに気持ちを呼び起こしてしまうため、謝罪の時は適さないからです。
お詫びの品が必要な場面
お詫びの品が必要な場面を考えて見ましょう。必要な場面としては、トラブルが生じた場合であり、ビジネス・シーンや交通事故、近隣お付き合いでの迷惑かけてしまった時には必要です。それでは、場面ごとに一つ一つ見ていきましょう。
ビジネス・シーン
万が一取引先に対し、損害を与えてしまった時にはすぐに謝罪が必要です。慌てて訪問しマナーを欠いた時は逆に相手を怒らせてしまうこともあるので一度上司に報告し、対応について判断をあおぎましょう。
謝罪の際には相手先を訪問することが必要ですが、まずは電話で相手の都合を伺ってから訪問します。トラブルの内容にもよりますが、状況によっては上司に同行してもらうようにしましょう。伺う時はお詫びの品を持参しましょう。
交通事故被害者対策
まず、事故を起こした時は一言謝り、相手をいたわりつつも状況判断をします。相手には念のために軽症でも、病院に受診してもらいましょう。
翌日には電話で謝り、検査結果についてと(謝罪するため)お会いできるかを伺います。訪問する時には、お詫びの品を持って伺います。服装は、無地のものでスーツで伺いましょう。
訪問の際は、交通事故と怪我について謝罪と賠償のお話をする。帰り際にお詫びの品を渡し、最後に一言謝罪する。
近隣お付き合いの迷惑行為
近隣のお付き合いでバーベキューやお茶会などで盛り上がり、羽目を外して迷惑をかけてしまった。あるいは、少し伺うつもりが長くなり、迷惑をかけてしまった。自宅を工事するために迷惑をかけてしまった時などは、お詫びの品を持ち、謝りに行きましょう。
できれば、翌日には謝罪に伺いましょう。迷惑かけたことを謝罪してそして、お詫びの品を渡します。例「この度は本当にすみませんでした。今後は気を付けます。」となります。
お詫びの品に必要不可欠な行為
お詫びの品に必要不可欠な行いとして、2点あります。まず、お詫びの品と一緒に添え状を用意します。次に渡すときは謝罪の言葉を忘れずに落ち着いて行動します。では、添え状と謝罪の言葉を今度は詳しく学んで行きましょう。
謝罪の言葉
「この度はわたくしの不注意により、○○○○が起こり、○○さんにご迷惑をかけてしまい、大変申し訳ありません。(怪我をさせてしまいました。)」「今後の対応といたしましては○○○○のようにしていきます。(今後賠償につきましては保険会社と相談の上対応していきます。)」
(※一言「心ばかりですが、お納めください。」といい、お詫びの品を渡してから)最後に「本当にすみませんでした。」(深々と頭を下げます。)
謝罪の添え状
[謝罪文][○○様]この度は、○○○○のことで(により、)大変ご迷惑お掛けしました。今回のことで認識の甘さや配慮不足を痛感いたしました。大変申し訳ありません。今後は細心の注意を払い、○○にならないように対策をしていきます。
(賠償につきましては保険会社と相談の上、誠心誠意対応させていただきます。)本当にすみませんでした。[日付][自身の名前]
ビジネス・シーンでのお詫びの品とは
初回公開日:2017年07月25日
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