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必着は当日・前日でも間に合うのか・速達で送るべきか|郵便

更新日:2023年11月25日

あなたは『必着日』の本来の意味をご存知でしょうか。『必着』とはその日までに届かなければ無効になる、といった厳しい条件を指定した言葉です。そんな『必着日』に間に合わせるための郵便配送はどのようにしたら良いのか、今回はシーン別で解説していきます。

郵便『必着』の意味は?

就活生の履歴書の応募期日やはがきなどさまざまな場面で目にする『○日必着』という文字ですが、実際にどういった意味があるかご存知でしょうか。『○日必着』という文字を見たら、早めに出そうとする人がほとんどでしょう。

しかし、実際に期日が目の前に迫ってくると『必着』という文字に焦りを感じることも多く、出したかった郵送物もみすみす逃してしまった、ということにもなりかねません。そんな『必着』という文字に悩まされないためにも、うまく対処ができるように今回は『郵便の必着の意味』について詳しく解説いたします。

場面に合わせた『必着』についてご紹介しますので参考にしましょう。それでは初めに郵便の『必着』の意味についてみていきましょう。

『必着』は締め切り指定日に相手先にあることが条件

そもそも『必着』とは『締め切り指定日に届いた郵送物のみ有効です』という意味で、その期日までに届かなかった場合は無効ということを指しています。例えば、履歴書や応募はがきの指定期日に『○日必着』といった記載があれば、○日より前に届けば有効で、その日を1日でも過ぎれば無効になるということです。

また、『○日』の最終便まで受け付けであれば問題ありませんが、履歴書を提出する際に企業によっては『○日の○時まで』といった指定がある場合があります。となるとその時間までに到着するように、指定時間、指定期日に間に合わせるよう努める必要があると言えるでしょう。

『必着』と『締め切り』は意味が違うので注意しよう

期日を指定する表示には『必着』と『締め切り』と書いてあることがあります。上記で説明したように『必着』というのは決められた期日までに相手先に届いていなければならないことを指します。

一方で『○日締め切り』といった記載になると、指定された期日までに郵送すること、すなわち締切日当日に届いていなくても締切日当日の消印があれば問題ないということです。そのため、ご存知の人も多いと思いますが締切日と合わせて『当日消印有効』といった記載があることがほとんどなのです。

必着と書いてあれば天候に左右されたとしてもその日付までに届かなければならないですし、締め切りと書いてあれば当日消印さえあれば届く日にちは問わない、となります。似ているようで意味は違うので混同させないように注意しましょう。

必着は当日でも間に合うのか

『必着』の意味について上記で詳しくご紹介しました。『必着は当日でも間に合うのか』ということですが、結論から言いますと間に合います。必着というのはその期日に到着していれば有効だということを示しているので届いていれば問題はありません。ただし、それは期日指定のみの場合であって、時間帯の指定まである場合は余裕をもって郵送した方が良いでしょう。

また、『当日発送』で間に合わせようと思ったら相手先に必ずその日に届くという場合のみ間に合います。しかし近場で、なおかつ速達、郵便窓口で出したとしても間に合うかどうかはかなり厳しいところでしょう。あらかじめ日程確認は怠らないことをします。

必着は前日でも間に合うのか

さて必着について状況別で詳細を説明していますが、次は『必着は前日でも間に合うのか』という疑問を解決させていきましょう。

前日でも翌日相手先に届くならOK

『必着』の意味については上記でも説明してきたとおり『必着と指定された期日に必ず相手先に配送物があること』を指しています。そのため前日に発送したとしても指定日とされる翌日までに相手先に届くのであればなんら問題はありません。しかし、日本全国どこにいても翌日に届く、というのは無理難題でたとえ速達を使ったとしても届かない場所もたくさんあります。

そのため、速達で翌日までに届けたいのであれば窓口にて確認する必要があるでしょう。同じ県内、都内、府内、道内であれば翌日配送されることがほとんどですが、安心を買うためにも速達で送るのがひとつの手だと言えます。下記リンク先からも配達日数を検索することができますので、相手先までどのくらいで届ける事ができるのかあらかじめ確認しておきましょう。

『必着』に時間指定がないことが前提

『必着日』の前日に発送したとしても、指定日である翌日までに相手先に郵便物が届いていればなんら問題はありません。しかしそれは『時間指定』がないことが前提です。もしも『昼の12時までに到着分まで』など明確な指定があったとしたら通常普通郵便や速達では時間指定をすることができないからです。時間指定で配送するならば他の手段をとる必要があります。

例えば日本郵政公社のサービスの一つに『配達時間指定便』というものがあります。別途料金を支払うことで付けられるオプションサービスですが、これを付帯させることで相手先への時間指定が可能になります。

しかし、郵便ホームページにも記載があるように、速達普通郵便を午前中に出したとしても翌日午前に到着することはほとんどありません。早くとも午後になってしまうので、翌日午前に、と思うのであれば郵便以外の方法を検討するほかないと言えるでしょう。

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初回公開日:2017年11月12日

記載されている内容は2017年11月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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