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必着は当日・前日でも間に合うのか・速達で送るべきか|郵便

更新日:2023年11月25日

あなたは『必着日』の本来の意味をご存知でしょうか。『必着』とはその日までに届かなければ無効になる、といった厳しい条件を指定した言葉です。そんな『必着日』に間に合わせるための郵便配送はどのようにしたら良いのか、今回はシーン別で解説していきます。

請求書を必着でお願いする方法

企業勤めをしていると取引先を相手に請求書を必着で送ってほしい、といったお願いの案内を送付することがあるでしょう。これは、どこの企業にとっても言えますが請求書がバラバラに届いてしまうと処理効率が悪いため締め日を統一する必要があるからです。

『○日必着分まで今月処理しますが、必着日を過ぎたら次月処理になります』という内容を各取引先には送付する必要があります。その時の例文をご紹介しましょう。

請求書の必着を案内する文書例

◆例文◆
弊社業務の簡素化のため毎月○日までに請求書を弊社まで届くようお願い申し上げます。○日までに弊社に請求書が届かない場合、当月支払いではなく、自動的に翌月支払いでの対応となります。弊社業務の都合によりご迷惑をおかけしますが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

このように、角が立たない言い方で、あくまでも『遅延なく』処理を行うための『必着日』であることを伝えましょう。

はがきは当日必着できるのか

はがきは当日必着可能か、という疑問ですが、はがき自体も普通郵便扱いになるため地域によっては届けることが可能です。しかし、翌日までに必着なのであれば簡易ポストや集荷が必要な場所から出すのではなく直接郵便局から発送するようにしましょう。

ポストからの発送となると集荷がいつ来るかによって必着日を過ぎるか否かは変わってきます。また、はがきにも速達郵便扱いのオプションを付けることも可能なのでどうしても間に合わせたい場合は速達郵便で出すのも一つの手だと言えるでしょう。

翌日に間に合わせたい場合のポイントは『通常郵便で翌日までに届く範囲であるか』ということです。翌日の必着日に間に合わせたくても北海道と沖縄では無理なように、速達であっても無理な範囲は無理だからです。あらかじめ調べておきましょう。

履歴書が必着で間に合わないとき

『○日必着』と記載されている求人への応募の際、履歴書作成に時間がかかったり何らかの理由で『必着日に間に合わない』場合、どうしたらよいのでしょうか。

応募先企業に連絡を入れる

『必着日に履歴書が間に合わない』そんな場合、どうしても受けたい企業であるならば電話連絡をいれ、履歴書が数日遅れる旨を伝えましょう。かなりハードルは高く感じてしまいますが、みすみす見逃すよりは合理的な方法だと言えるでしょう。

応募先企業に連絡がついたら要件と謝罪を述べるのは鉄則です。しかし待ってもらえたとしても1~2日が限度だと考えましょう。ただでさえ期日に間に合わないことでマイナスになっているので挽回しなければならないことを忘れてはいけません。なるべく早く対応することをします。

次の機会に失敗を生かそう

仮に応募先企業へ連絡がついたとしても、期日を過ぎた履歴書は扱ってくれないこともあるでしょう。そんな時はしつこく食い下がってもやはり印象は悪くなる一方ですので諦めることも肝心です。

もしも可能であれば応募先企業へ直接持っていくのも一つの手です。電話連絡をした際に一度提案してみても良いでしょう。しかしどちらにしても『期日に間に合わない』というのはどんな場合であってもミスはミスです。次そういった失敗を繰り返さないためにも早め早めの行動をとれる社会人になるよう努めていかなければなりません。

就活の必着は何日前までに送るべきか

就活の必着日は何日までに送ればいいか、ということですが多くの就活生は『早めに提出する』ことを心がけています。それは、『期日に近づきギリギリであればあるほど印象が悪くなる』『面接に響く』という風に理解しているからです。

待ち合わせなどでもそうですが、待ち合わせ時間に間に合うよう少し余裕をもって家を出る人が多いのではないでしょうか。それは相手を待たせないためであったり、行く途中で何があるか分からないからと理由が挙げられるでしょう。

『必着』も同様に企業からいわば『指定』された待ち合わせ期日です。待たせることのないよう、何かあったとしても無事に届ける事ができるよう余裕を持った対応が必要となってくるのです。

就活生のほとんどが余裕をもって送っている

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初回公開日:2017年11月12日

記載されている内容は2017年11月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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