大学院の入試面接の対策・例|マナー/服装/質問/自己紹介
更新日:2024年06月11日
大学院入試の面接では、言葉づかいも丁寧なものを心がけましょう。
一人称を言うときは、仮にあなたが男性であっても、「私」です。また、自分が知っている教授が面接官をしていても、初めてあった人のように丁寧に話をしましょう。
言葉づかいだけで結果が変わるわけではありませんが、研究が進むと、学会などで発表する機会もあります。その時に、あまりにも言葉づかいが悪いと、あなただけではなく、指導教官も恥をかきます。
学会で発表する練習もかねて、最低限の言葉づかいは面接前に身につけましょう。
大学院の入試面接で落ちた・不合格時の対応
大学院入試の倍率は大学入試と比較すると低く、東京大学大学院でも1.5倍~3倍程度です。しかし、すべての学生が合格するわけではなく、入試に落ちる学生もいます。大学院入試に落ちた場合は、いくつかの次善策が考えられます。
大学院入試は夏から秋にかけて行われるので、仮に落ちたとしても、就職活動にはまだ間に合います。また、研究生として研究室に所属して、教授の手伝いなどをしながら再度の受験を目指すこともできるでしょう。
経済や法律を勉強していた人なら、公務員試験にも間に合います。
仮に、大学院入試に落ちたとしても、留年せずに済ませる方法はいくつもあります。また、安全策を重視したい人なら、滑り止めを受けることもおすすめです。
理系大学院の入試面接の対策
理系大学院の面接でも、ほかの分野と違いはあまりなく、志望動機や自己紹介が重要です。しかし、一部の理系大学院の面接では、専門用語の説明や専門分野のニュースのまとめなどが、出題されることもあります。
理系大学院を受験するときには、あなたが研究したい分野のニュースを普段から読み、トピックに詳しくなっておきましょう。
面接と同時に英語の対策も大事!
一部の大学院では、英語の能力を証明するために、TOEICかTOEFLを受けることが必要です。また、独自の英語筆記試験を用意している大学院でも、TOEICなどで一定以上のスコアを獲得すると、英語の試験が免除されます。
大学院で研究をするためには、数多くの英語の本や論文を読む必要があります。また、論文を発表する場としても、日本より海外が主流になっている分野も多いです。そのため、大学院を受けるときには、面接対策と同等に英語対策が重要になります。
大学院を活用し社会で活躍する人材に!
大学院を修了すると、専門分野に詳しい人材になることができます。専門分野を持っていることは重要で、特に経済や工学などの変化が激しい分野では、非常に重宝されるでしょう。
大学院で研究をするためには、数多くの英語で書かれた論文を読む必要があります。また、研究がスムーズに進むと、海外の学会で英語を使って発表する機会もあります。その結果、あなたの英語の実力は飛躍的に伸びるでしょう。
さらに、工学や理学などの理系ジャンルだけではなく、経済学や社会学などの文系とされる学問でも、統計を始めとする多彩な数学を学ぶことができます。
英語や数学のスキルは、社会で活躍するためにとても大切です。
面接対策をしっかりと行い、大学院で立派な研究を行ってください。そして、社会で活躍する人材になっていただければ存外の喜びです。
初回公開日:2017年12月04日
記載されている内容は2017年12月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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