ハンドサインの使い方10通り|使用NGなハンドサイン
更新日:2024年07月17日
「ハンドサイン」とは
ハンドサインとは、手や指を使い、相手に自分の意思や周囲の状況を伝えるハンドジェスチャーのことです。ハンドサインはハンドシグナルとも呼ばれ、世界共通のものから、日本独自のものまでいろいろあります。野球のサインのやりとりなどでよく見かけることができます。
ここからは、ハンドサインの具体的な意味や使い方について、ご紹介していきます。
「ハンドサイン」の由来/語源
ハンドサインのサインの意味は、符号・記号・印などの意味があり、味方同士で交わす手振りなどによる指示や合図のことです。
ハンドサインにはいろいろなタイプがあり、それぞれに由来があります。軍隊や音楽・スポーツの世界で多く使われています。
「ハンドサイン」の意味
ハンドサインには、口に出しにくい言葉を指で表したり、仲間同士の連帯感を高めたり、味方同士で情報を交換したりするなどの意味があります。
自転車競技などでは、危険回避をするためにしばしばハンドサインが使われます。ハンドサインは、さまざまな場面で便利に使われています。
「ハンドサイン」の使い方
ハンドサインを使うことにより、意思を的確に伝え、コミュニケーション能力を上げることができます。
特に海外では、ハンドサインを交えたオーバーリアクションでの会話が多く見られます。多文化の社会では、ジェスチャーを交えたコミュニケーションの方が、言葉だけのコミュニケーションよりも、話が正確に伝わるからです。
ここからは、具体的なハンドサインの使い方について見ていきましょう。
使い方1:人差し指と小指を立てる
使い方2:中指を立てる
手の甲を相手に向けて中指を立てるハンドサインを日本では「ファックサイン」といいます。英語圏では「ザ・フィンガー」と呼ばれます。中指は男性器を象徴し、「くたばれ」という意味を持っています。
ファックとは性交するという意味ですが極めて卑俗な言葉です。英語圏では最大の侮辱表現の意味を持つハンドサインなので、安易にやってはいけません。喧嘩を挑む意味のハンドサインであるため、身の保証ができない危険な表現です。
使い方3:親指と小指を立てる
拳をにぎり、親指と小指を広げるハンドサインはシャカ・ブラーやハングルーズと呼ばれています。ハワイでよく見かけるハンドサインであり、「こんにちは」や「ありがとう」などの挨拶から愛情や尊敬などの意味を表します。
相手に手のひらを見せるのが「ハングルーズ」で、挨拶や感謝の意味を表現します。逆に相手に手の甲を見せるのが「シャカ・ブラー」といい、「元気?」や「頑張ろうね」などポジティブな意味を表現しています。
使い方4:親指を立てる
使い方5:エアクオート
顔の横で両手を使ってピースサインを作り、クイクイ曲げるハンドサインを「エアクオート」といいます。主に欧米で会話中に使われているハンドサインです。二重引用符を意味し、強調したい言葉にかぶせて使います。
強調する意味だけでなく、「いわゆる」などの皮肉やブラックジョークを言いたいときにも使用されています。また、比喩を表すときや直接的表現を避けたいときにも意味を持って使われるハンドサインです。
使い方6:親指と人差し指でL字を作る
親指と人差し指でL字を作るハンドサインには、「LOVE」の意味があります。一方で、このハンドサインは日本では「拳銃」という意味になりますので注意が必要です。
イギリスで親指と人差し指でL字を作りおでこの前に持ってくると、「負け犬」という意味になります。同じジェスチャーをメキシコで行うと、「お金持ち」という意味になります。
初回公開日:2018年01月12日
記載されている内容は2018年01月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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