徒歩時間の検索方法・所要時間の目安の計算方法・測定方法
更新日:2024年07月31日
人の歩く速度は時速4km
人の歩く速度は、平均的に時速4kmとされています。もちろん、歩く速度は時速4kmと一言で言っても子供や老人、体格や歩き方によって個人差のあるものなので、あくまで平均として、一般的な大人が歩いた速度が時速4kmです。時速4キロが、一分間でどのくらいの距離になるというと、66メートルくらいです。
不動産情報の場合は時速4.8km
ちなみに不動産屋の広告などで「徒歩○分」という情報がよく書かれています。不動産情報の場合は歩く速度を分速80メートルで計算した所要時間になります。これを時速に直すと、一時間に4.8km進むことになります。
少し平均よりも早いスピードですが、分速80メートルのスピードで歩いても、早すぎるという感じは少なく、人によっては普段からこのくらいのスピードで歩いているという人もいるでしょう。
時間=距離÷速度の方程式を使おう
さて、距離を知っていて歩くスピードがわかればもう簡単です。小学校で習った「時間=距離÷速度」の方程式に当てはめるだけです。例えば2キロ先の目的地まで行きたい場合、距離を平均的な徒歩時間で割ると、2km÷時速4km=0.5時間となるので、約30分くらいの徒歩時間がかかると言えます。不動産情報などの時速4.8kmの場合だと、25分くらいになります。
もちろん歩くスピードの個人差や信号などの交通状況によって多少のズレが生じる可能性はありますので、2kmの距離を歩くスピードが正確に30分とはいえませんが、目安となる時間がわかれば、歩くモチベーションや出発時間の設定などかなり便利なのでです。
徒歩の所要時間の測定方法
より細かく自分の徒歩所要時間を出すためには徒歩でのスピード(徒歩速度)を測定する必要があります。徒歩速度を計算する方法として「10m歩行テスト」というものがあります。リハビリ業界などで歩行能力を評価する際によく使われています。
「10m歩行テスト」のやり方
10m歩行テストは、10mを歩くスピードや歩数を計測します。このテストにより、歩行速度を始め、時間、歩数、歩幅、歩行率なども知ることができます。用意するものはス有数ウォッチと14m〜16m以上の直線のスペースだけで大丈夫です。計測距離は10mですが、最初と最後に2m〜3mの助走距離を設けるので少し長めのスペースが必要になります。
ここでも先ほど書いたように、時間=距離÷時間の方程式を使います。例えば10mを10秒で歩いたとすると、一秒あたりに1メートル進んでいるということになるので、歩行速度=「1m/秒」となります。時速や分速が求めたい場合は、単位を置き換えればいいだけです。
徒歩の所要時間がわかるアプリ・ナビ
徒歩の所要時間がわかるアプリにはどんなものがあるのでしょうか。先ほど「徒歩時間の検索方法」で紹介したGoogle Mapもアプリでダウンロードできるので、スマホに入れておくと便利です。ここではそのほかのアプリに関しても紹介します。
アプリ「キョリ測」
「キョリ則」は画面をタップして経路をなぞるだけでその距離がわかるアプリです。また標高グラフで、普通の地図だけではわからない高低差を知ることもできるので、より平坦で歩き易いルートを探すこともできます。消費カロリーも出してくれるので、ダイエット目的のジョギングのルート検索などにも便利です。消費カロリーはおにぎり何個分などという表記でわかり易いのも特長です。
アプリ「Yahoo!MAP」
「Yahoo!MAP」は徒歩経路と徒歩時間に加えて、周辺のお店の情報を「グルメ」(飲食店)、「買い物」(コンビニやスーパーなど)、「施設」(銀行、郵便局など)、「おでかけ」(駅や駐車場)など目的に応じて四つのジャンルに分けて調べることができ、グルメでは価格帯や話題性なども地図と同時に調べることができます。
経路と同時にかなり見やすく周辺情報を見せてくれるのでぶらぶらと街歩きがしたい時などに最適です。また最大六時間までの天気の情報も知ることができるので、徒歩で外出するのがベストかどうか判断することができるのでです。
初回公開日:2018年02月10日
記載されている内容は2018年02月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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