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内容証明の文字数制限はあるのか・空白・スペースは含むか

更新日:2024年08月01日

内容証明とは、相手にどんな内容の手紙・書留を送ったのかを明確にしてくれる書類です。内容証明は、郵便局で発行することができます。この記事では、内容証明の書き方や文字数制限、空白やスペースなどは含むのかなど、気になるポイントについてご紹介いたします。

用紙の途中で開業した場合、用紙1枚あたりの行数は増えますので、書く時に改行する場合は気をつけておきましょう。そして、その行の始まりから、1行あたりの文字数を数えるようにするといいでしょう。

内容証明で半角の文字数はどう数える?

内容証明での半角文字または記号については、文字数に含まれます。ただし、そのパターンには決まりがありますので、例を挙げて紹介します。

単位などの記号と括弧

主な単位などの記号は、1個1字として数えましょう。ただし、括弧()は縦書きの場合は上下(横書きの場合は左右)の1対で1字とし、縦書きの場合は上(横書きの場合は左)の括弧が属する行の文字数として数えます。

文字数
1字
2字
kg2字

枠で囲んだ数字や文字

数字や文字を、円や四角などの枠で囲んだものは、各文字または各数字、および枠(1字とします)の合計で文字数とします。ただし、文中の序列を示す記号として使用されているものにつきましては、全体を1字として数えます。

文字数
2字
3字
(1)町内のおしらせ8字
①役員会4字
11月15日6字
②クリスマス会7字
12月20日6字

内容証明での句読点や濁点などは文字数に含む?

「、」「。」などの句読点についても、内容証明では文字数に含まれますので、それぞれ1字として数えます。

注意しなければならないのは、内容証明用原稿用紙を含む原稿用紙に手書きにて作成した場合です。行の最後のマスに文章の終わりがきた時には、普通の作文では最後のマスに、文章の最後の文字と共に句読点「。」を書きます。しかし内容証明では句読点「。」も文字数に含まれるため、次の行の内番上のマスに句読点「。」を書かなくてはなりません。これは読点「、」についても同じです。

内容証明での濁点は文字数に含む?

内容証明において、濁点だけでは文字数に含まれません。「が」「だ」「ば」など、濁点が付く元の文字とセットで1字として数えるのがポイントです。パソコンで作成する場合には濁点がついた文字も「1字」としてカウントしてくれますが、原稿用紙などに手書きする場合にも、濁点は分けずに、元の文字と一緒に1マスに書くよう気を付けましょう。

内容証明の文字を訂正したい場合は

内容証明の文章の、文字または記号を訂正、挿入、削除したい時はどうすればよいのでしょう。

訂正の場合、訂正したい文字または数字を二重線で消し、その近くまたは末尾の余白に「〇字訂正、△字挿入」と記入して、差出人の印を押印します。削除の場合は、削除したい文字または数字を二重線で消し、その近くまたは末尾の余白に「〇字削除」と記入して、差出人の印を押印しましょう。

この場合、文字数についても変更となりますので、既定の文字数がオーバーしていないか確認をしましょう。

用紙2枚以上にわたる場合の注意点

内容証明の文章を作成した時に、文字数の規定により用紙が2枚以上にわたる場合には、そのつづり目に契印を押印しなくてはなりません。つづり目に押印する印章は、封筒に記載された差出人の印象に限られますので注意しましょう。

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初回公開日:2018年02月27日

記載されている内容は2018年02月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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