【季節別】まりもの育て方・餌|大きく/浮く/水/茶色
更新日:2024年07月25日
まりもを大きくする育て方
まりもは日本だけではなく、多くの国で生息する植物です。主に湖で生息をして、丸い形をしています。丸く見えるのは、藻が一本ずつ湖の水流に絡み合って自然に球状になります。日本では特別天然記念物に指定され昔から親しまれています。
まりもは絶滅危惧種に指定されていますから、湖で丸いまりもを採取するのは禁じられています。お土産などで見かけるまりもは、藻状の物を人工的に丸めたものです。大きくするにはコツがあります。上手に育て方をしてジャンボまりもにしましょう。
大きくするには
まりもを大きくする育て方は、二酸化炭素と水草が必要です。放っておけば、勝手に大きくなる訳ではありません。大きく育てるには、まりもを水槽の中で育てます。一緒に熱帯魚を飼うと2~3か月で一回り程度大きくなります。
まりもは丸い形をしていますが、大きくなる時勝手に球体にはなりません。糸状の藻が増えてくるので、1年に1回程度手で丸める育て方をします。熱帯魚と飼育すると水の管理など難しくなりますから、人工的に大きくするのは大変でしょう。
阿寒湖に行くと巨大なまりもがゴロゴロしていますが、まりもの個体が良いと1年で3~4cm、10年で直径30cmほどに成長します。阿寒湖はまりもにとって環境が良いため、30cm以上のまりもを観察する事ができます。
まりもの育て方と餌
まりもは、北海道のおみやげなどでいただくことがあります。見た目がかわいく、癒しのインテリアとしてもがあります。まりもは植物ですから、放置しておくと枯れてしまいます。まりもの育て方をご紹介します。
育て方
まりもは、ミネラルウォーターなどを使用せず、水道水で管理する育て方です。まりもより一回り大きいサイズのガラス瓶を用意します。まりもは土産物屋や通販などで手に入れることができます。まりもは植物なので、餌を与えない育て方をします。
水の入れ替えは、夏は2週間に1回、冬は1か月に1回程度、水を綺麗にしてあげる育て方です。明るい所に置き、光合成ができるようにします。直射日光を当ててしまうと、水温が上がりすぎて枯れてしまうので、水温が35度以上にならないようにします。
まりもは、水を溜めて育てますから虫対策が必要です。蚊の幼虫であるボウフラ、ミズミミズが発生しやすくなりますから、定期的な水替えをする育て方をします。特に気温が上がってきたらこまめに水替えをして、清潔に管理しましょう。
季節別まりもの育て方
まりもは、水温の調節が必要な植物です。水温10~20度が最適な育て方で、季節によってこの温度を保つのが難しくなります。特に夏は水温が上がりすぎて、留守の部屋に放置していると枯らしてしまう事があります。四季を通じて水温を保つ育て方をして、まりもを長期的に育てましょう。
春
春は、まりもにとって良い時期でしょう。明るい場所に置いてあげれば、気温が温かく最適な環境で育てられます。ただし、3月くらいは地域によっては寒く感じられ、朝晩の気温差も激しいです。水温が低くなりすぎないようにする育て方をします。
夏
まりもが一番苦手な季節が夏です。寒い地域の植物ですから、水温には注意しましょう。水温が30度を超えた位から元気が無くなります。水温35度を超えると枯れてしまうので、注意しましょう。
夏の日差しは強いですから、直射日光の当たる場所には置きません。明るく涼しい場所に移してあげて、エアコンなどで調節してあげましょう。必ず水の温度をチェックして、最適な水温を保つ育て方をします。
秋
秋になると、少しずつ気温が下がりはじめますが、残暑が残る頃は、まだまだ注意が必要です。この時期も、まりもの水温確認は行い適温を保ちます。冬が近づく11月ごろになると気温がぐっと下がりますから、水温10~20度を保ちやすくなるでしょう。
冬
初回公開日:2018年04月04日
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