【季節別】まりもの育て方・餌|大きく/浮く/水/茶色
更新日:2024年07月25日
冬になると気温が低下してきて、水温が下がりはじめます。寒い部屋に置いておくと水が冷たくなりすぎるので、昼間はガラス越しに日に当ててあげても良いでしょう。寒い地域は夜になると水温が下がりすぎるので、夜だけ発泡スチロールの中に入れて水温を保ってあげると良いでしょう。
状況別まりもの育て方
まりもがいつもと違う状態になると、枯れていると勘違いをして捨ててしまうことがあります。まりもを観察して、状況別に応じた対応ができる育て方をしましょう。
浮く
まりもは、光合成をすると気泡を発生して浮いてきます。あまり珍しいことではありませんが、長期間水面に出ているとカビが生えてしまう事があります。この場合、水中で優しく絞って気体を押し出してあげる育て方をします。
気体が無くなると、沈みやすくなり元通りになります。絞った後は、手のひらで軽く転がして丸く整えると見た目が良くなります。浮いているだけでは枯れていませんから、捨てずに育てましょう。
茶色
まりもの一部が茶色くなるのは、その部分が枯れてしまったからです。枯れてしまった部分は、取り除く育て方をします。まりもは藻が集まった球体なので、枯れた部分だけを取り除けばまた成長します。
枯れた部分を綺麗にする時は、小さめのはさみを使って行います。手でちぎってしまうと形が崩れてしまったりバラバラになりますから注意しましょう。
育て方のコツ
まりもを上手に育てるにはコツがあります。長く育てて大きくするなら、コツを掴んだ育て方をしましょう。
水
まりもの育て方は、一般の水道水でかまいません。水道水に含まれるリンやカリウム、窒素がまりもの育成に欠かせません。ミネラルウォーターを使用すると、必要な栄養分が含まれませんのでやめましょう。
そして、水替えも極端に多く変えるのは問題のある育て方です。2~3日おかずに毎日変えてしまうと、まりもが水に馴染めずに弱ってしまいます。
増やし方
まりもは植物ですが、種はありません。増やす時は細胞分裂で増えていき増殖します。しかし、まりもの成長スピードはとても遅く、自然界のまりもでも1年で10mm程度しか大きくなりません。増やすにはとても長い歳月がかかるでしょう。
大きくなったまりもを無理に2つにすると、せっかくの球体がバラバラになります。一度バラバラになると元に戻すのが難しいです。複数のまりもを育てるには、新たに購入して増やす育て方がベストでしょう。
肥料
まりもは植物ですが、肥料を与える必用はありせん。液肥などを与えてしまうと、水が汚れてしまい育成観葉が悪化します。一般的な植物と違い定期的に肥料を与える必用もなく、自然に光合成をしながら育ちます。
置き場所
まりもは暑さに弱い植物です。阿寒湖にいるまりもは冬になると分厚い氷の下で成長します。寒さにはとても強い植物なので、夏の暑さ対策が必要です。夏は直射日光を避けて、明るく涼しい所に置きます。
水温が30度以上になると元気が無くなるので、水の管理に注意した育て方をします。数日間留守にする時は、冷蔵庫に入れておくのもです。しかし、冷蔵庫に入れると光合成ができなくなりますから、長期間入れるのはやめましょう。
金魚と育てない
初回公開日:2018年04月04日
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