青森弁をジャンルごとに分けて一覧で紹介!方言の特徴も解説
更新日:2024年10月14日
「まなぐ」は「目」を意味する津軽弁で、例文は以下のようになります。
・蚊さ刺されでまなぐ腫れでまったじゃ(蚊に刺されて目が腫れてしまった)
・わやまなぐいでがったはんで病院さ行ってきた(とても目が痛かったから病院に行ってきた)
あぐど
「あぐど」は「かかと」を意味する津軽弁で、例文は以下のようになります。
・わい、どんだば、あぐど真っ黒だじゃ(うわ、何これ、かかとが真っ黒だ)
・雪であぐどしゃっこくなってまった(雪でかかとが冷たくなってしまった)
じゃんぼ
「じゃんぼ」は「髪」を意味する津軽弁で、例文は以下のようになります。
・じゃんぼ伸びだはんで切ってけ(髪が伸びたので切って下さい)
・床屋でじゃんぼ刈ってくるはんで、じぇんこけ(床屋で髪切ってくるから、お金ちょうだい)
よろた
「よろた」は「太もも」を意味する津軽弁で、例文は以下のようになります。
・なのかっちゃとふとじで、よろたなんぼふてば(あなたの母と同じで、太ももが凄く太いな)
・わげ娘っこよろた出してあさぐな(若い娘は太もも出して歩くな)
一文字で通じる青森弁(津軽弁)一覧
青森弁(津軽弁)にはたった一文字で意味を成す言葉があり、中には同じ文字でもイントネーションによって意味が変わってしまう難度の高いものもあります。
ここでは、一文字で通じる青森弁(津軽弁)一覧を例文も交えて紹介します。
わ
「わ」は「私」を意味する津軽弁で、例文は以下のようになります。
・わのどんず重いはんで担ぐのうだでや(私のお尻は重いから担ぐのは大変だよ)
・きな、わのわらしずっぱど宿題持ってきたね(昨日、私の子どもはたくさん宿題持ってきたよ)
な
「な」は「あなた」を意味する津軽弁で、例文は以下のようになります。
・明日なのえさむがえに行ぐはんで待ってで(明日あなたの家に迎えに行くから待ってて)
・へば、なのけやぐさ言っとぐはんで(それじゃ、あなたの友達に言っておくから)
け
「け」は「食え」「ちょうだい」「かゆい」を意味する津軽弁で、イントネーションによって意味が変化する特徴があり、例文は以下のようになります。
・か、け(ほら、食え)
・わさ、け(私に、ちょうだい)
・わや、け(とても、かゆい)
く
「く」は「食べる」を意味する津軽弁で、例文は以下のようになります。
・今かねばかぷけでまるはんで、くじゃ(今食べないとカビてしまうから、食べるわ)
・あどでわがくはんで、ちょさないで(後で私が食べるから、触らないで)
かわいい青森弁(津軽弁)一覧
初回公開日:2022年07月28日
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