1cmは何mm?長さの単位や簡単な変換方法の覚え方も併せて紹介
更新日:2024年11月19日
「40mm(ミリ)っていきなり言われてもぱっと感覚的につかめない」
「そもそもmmっていうどういう意味なんだろう」
「cmとかmmとか、ナノとか……単位がたくさんありすぎてわからない!」
世の中にはたくさんの単位が存在しています。長さは日常生活でも頻繁に使いますが、単位が多くて混乱することもあります。
とっさに50cmと言われても、なかなか長さがイメージできない場合があるでしょう。
この記事では、mmやcmなどの単位について解説しています。単位そのものの歴史から、それぞれの単位までを解説していきます。この記事を読めば、mmやcmで混乱することはなくなるでしょう。
日常だけでなく、仕事でも使うmmやcmをマスターして一目置かれてみましょう。
mmやcmという単位について
mmやcmとは、長さの単位である「m」(メートル)に接頭語である「c」(センチ)や「m」(ミリ)がついた長さの単位です。基準となっているのは「m」で、これは国際単位系(SI)で定義されています。
ちなみに、1mは「1秒の299792458分の1の時間に光が真空中を伝わる長さ」と定義されていますが、これは1983年に決まりました。それ以前はどうなっていたのでしょうか。一度、単位の歴史を見てみましょう。
出典:基本単位の標準(長さ)| 国立研究開発法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター
参照:https://unit.aist.go.jp/nmij/library/units/length/#:~:text=%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%81%AF%E3%80%81%E7%9C%9F%E7%A9%BA,%E3%81%95%E3%81%8C%E6%B1%BA%E5%AE%9A%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
単位の歴史
人類が何かを「はかる」ようになると、単位が作られました。最初に「はかった」ものは時間だと言われています。それから人類は様々なものを「はかる」ようになるのですが、この時に様々な単位が生まれていきました。
昔の単位は、人間の様々な部分を基準にしていました。しかし、これでは正確性に欠けてしまいます。よって、現在では厳密に定義された単位を用いて、計測や取引が行われているのです。
mは18世紀末のフランスで誕生しました。かつては「メートル原器」という基準が存在していましたが、現在は光の速さによって定義されているのです。
1cmは何mm?
さて、わたし達がよく耳にする単位は「cm」(センチメートル)、「mm」(ミリメートル)が多いでしょう。では、1cmは何mmにあたるのでしょうか。SI接頭語において、「cm」は10のマイナス2乗であり、「mm」は10のマイナス3乗です。
つまり、1cm=10mmで換算します。
出典:国際単位系(SI)は世界共通のルールです|独立行政法人 産業総合研究所 計量標準総合センター
参照:https://www.aist.go.jp/Portals/0/resource_images/aist_j/press_release/pr2004/pr20040120/si_all.pdf
長さの単位
ここからは、いろいろな長さの単位を見ていきましょう。mmやcmに代表される単位から始まり、あまり耳馴染みのない単位も解説します。単位を理解するには、それぞれの単位と基準になる単位との関係を把握することが大事になってきます。
いろいろな場面で登場する長さの単位を押さえて、適切に使えるようになりましょう。
初回公開日:2022年09月22日
記載されている内容は2022年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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