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ハリボテの意味を解説|製作に必要な道具や手順も詳しく紹介

更新日:2024年01月07日

ハリボテという言葉が具体的に何を指すのか、知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。この記事では、ハリボテの意味と作り方、製作に必要な道具を紹介しています。ハリボテの意味が知りたい人や作ってみたい人は、この記事を読んでハリボテを作ってみましょう。

紙粘土は型に使用したり、作品の形を整えたりとハリボテ作りでは活躍します。

紙を貼った上に水で溶かした紙粘土を塗っていくことで、強度を高めながら凹凸をなくして滑らかにします。また、白い下地という役割もあり、最後に着色するときの発色を良くします。

紙の質感を残す場合は、紙粘土を塗らずに仕上げることもあります。

液体のり

液体のりは、紙を貼り付けるときに使うので必須です。かなりの量を使うので多めに用意すると安心でしょう。でんぷんのりを水で薄めて使うこともできます。

洗濯のりで代用しても良いでしょう。

絵の具・ブラシ

成形し乾燥させたら、最終的に絵の具で着色します。乾くと耐水性になるアクリル絵の具がおすすめです。アクリル絵の具は乾くと水で落ちなくなるため、使い捨ての紙パレットなどがあるといいでしょう。

ブラシは広い面に塗れるものと、細かい描写に使えるものを用意しておくと便利です。また、絵の具だけでなく、のりもブラシで塗るため、用途別に複数本準備しておくと作業しやすいでしょう。

ハリボテの作り方の手順

ハリボテの作り方はそこまで複雑ではありません。あらかじめ作り方を把握し、道具を準備してから始めると円滑に作業が進むでしょう。

新聞を丸め紙粘土をつける

まずは完成イメージをもとに、ハリボテの型を作っていきます。ハリボテは、複雑な形は向いていないため、丸みのある簡単な形にするのがポイントです。

また、油粘土などを使って型をつくる方法もあります。

紙粘土の形を整え油を塗る

型を作り終えたら、表面に油(サラダ油など)を塗るか、ラップを巻きます。こうしておくことで、型の上に半紙や新聞紙を貼り付けて乾かした後に、型から外しやすくなります。

半紙を貼り付ける

お面のように裏面が見えるものは、新聞紙を貼る前にちぎった半紙を貼り付けていきます。半紙を2層ぐらい貼ると内側がきれいに仕上がるでしょう。

新聞紙を貼り付ける

半紙の上に、ちぎった新聞紙をのりで貼り付けていきます。3~4層になるように貼りましょう。

新聞紙を貼り終えたら、風通しの良い場所で1日くらい乾燥させます。早く乾燥させたい場合は、ドライヤーや除湿器を活用しましょう。

きれいに仕上げたい場合は、さらに半紙を貼り付けて凹凸をなくしていきます。

型から外す

完全に乾いたら、壊さないようにゆっくりと型から外します。置物や人形などの中が空洞になるタイプは、カッターなどで半分に切ってから外します。その後断面にのりを塗って貼り合わせ、上から半紙を貼って補強します。

お面などの場合は、はみ出た紙を内側に巻き込みのりで止めれば土台の完成です。

薄めた紙粘土を塗る

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初回公開日:2022年10月03日

記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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