営利目的とは?意味や定義・非営利目的との違いも詳しく紹介
更新日:2024年09月11日
「営利目的とはどのような意味を示しているの?」
「営利目的と非営利目的の違いとは?」
「営利目的に当てはまるのは団体や企業だけ?」
このように営利目的という言葉とはどのような意味になるのか、非営利目的との違い、該当するのは団体だけなのかなど、営利目的に対して疑問に感じている方はいませんでしょうか。
本記事では、営利目的の意味と定義から該当する方、非営利目的との違い、どのような場面で適用されるのかなどを解説しています。
この記事を読むことで、営利目的の意味を始めとした言葉の使い方をマスターできるとともに、どこまでの範囲で営利目的となるのかを理解できるでしょう。また、非営利目的に該当する団体についても勉強できます。
ぜひ営利目的という言葉について興味や疑問がある方は、この記事をチェックしてみてください。
営利目的の意味
物を売買するサイトなどで「営利目的での販売は禁止します。」などの文章を見たことはありませんか?ここで出てくる営利目的とは、いったいどのような意味で使われる言葉なのでしょうか。
ここでは営利目的の意味と、具体的にどのような例文として使用されているかを確認しましょう。意味をしっかりと押さえておくことで、よく目にする営利目的がどのようなことかを理解できます。
営利目的とは利益を得るための活動目的
ビジネスシーンでは、どこの企業も利益を上げるのが目的です。営利目的とは、利益を得ることを活動目的においていることを指します。営利という言葉は、金銭や財産の利益を上げるという意味です。
コンサートやイベントのチケットは営利目的での販売などが禁止されています。一方で利益を目的とせずに活動する団体を非営利団体と言います。非営利団体であっても、金銭の授受がある場合の営業や講演会は、営利目的になる可能性があるので注意しましょう。
営利目的の使い方は?
営利目的を使った例文としては、「この場所は営利目的の活動は禁止しています。」や「利益を上げているのに、営利目的ではないと言い逃れはできない。」などです。
利益を上げる目的で活動しているものは、営利目的と判断されてもおかしくありません。そのため、コンサート会場の近くでチケットを売買している場合、非営利団体であっても何度も利益を上げる活動をしている場合に、営利目的という言葉が使用されます。
営利目的の定義
そもそも営利目的の定義とは何か皆さんはご存知でしょうか。営利目的の定義には2つあります。
目的物に付随した金銭の授受があるかどうか、公共性のない目的物への金銭を授受しているかの2つです。
定義を2つ挙げましたが、これだけではピンと来ている方は少ないのではないでしょうか。いずれのパターンにどのような事例があるのかを各項目で解説していきます。
目的物に付随した金銭を授受しているか
はじめに解説するのは目的物に付随した金銭の授受であるかどうかです。ここで示している目的物とはどのようなものが当てはまるのかに注目しましょう。
まず、単にお金を支払わせるだけでは営利目的にはなりません。お金を受け渡す際に、目的物となる費用だけなら問題にはならないのです。
例えば、缶ジュースを想像してください。スーパーと自動販売機にある飲み物で値段は同じでしょうか。これは明らかに違います。缶ジュース以外にも費用が掛かっているので、自動販売機の方が高くなっています。
このように目的物に付随した金銭の授受があるかどうかで、営利目的になるかが変わってきます。
公共性のない目的物への金銭を授受しているか
初回公開日:2022年11月25日
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