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【色別】リンドウの花言葉の意味と由来|白/青/紫

更新日:2023年12月17日

リンドウという花はどんな花なのでしょうか。リンドウの花言葉について、色別の違いや由来についてまとめてみました。この記事を読めば、リンドウがどんな花なのかや花言葉についてわかります。花言葉を知っていると、贈り物をする時、自信を持って贈れるようになれます。

リンドウの花言葉とその意味

リンドウという花を知っていますか。野生に咲くラッパ型で上向きのきれいな花です。秋を代表する花です。原産地は、日本・中国・朝鮮半島・シベリアです。リンドウ科リンドウ属の花です。和名は竜胆と言います。

英語の属名は、Gentiana(ゲンティアナ)と言います。これは、薬効を発見したイシュリア最後の王ゲンティウスにちなんでいます。出回り時期は9月~11月で、最盛期は9月です。開花も9月から11月です。8/31、9/16、10/20生まれの方の誕生日花であります。

近年では、敬老の日の贈り物としてもがあります。このリンドウの花ですが、どんな花言葉を持っているのでしょうか。

あなたの悲しみに寄り添う

リンドウの花言葉には、色々あります。まず代表的なものが、「あなたの悲しみに寄り添う」というものです。とても印象的な花言葉です。何かを失った友達へリンドウを贈ることで、「私もその苦しみ・悲しみに同じ思いを抱いていますよ」という気持ちを伝えられます。

シーン別に贈りたいリンドウの花言葉

敬老の日

敬老の日にリンドウを贈る習慣があります。リンドウの花の色は、紫、青、白、ピンク(日本ではあまりない)、黄色があります。特に、敬老の日は、紫色のリンドウの花言葉を意識して贈るようです。紫色が敬老の日に贈られるには以下の理由があります。

飛鳥時代に聖徳太子が冠位十二階を設定した際に、紫色を最高位の色としました。冠位十二階は、朝廷に仕える者を家柄・身分に関係なく、能力主義で能力の高い者に色付きの冠位を与えるものでした。そこから、紫色には、「尊敬、高貴」などの意味合いが含まれるようになりました。

紫色のリンドウを贈ることで、「尊敬、高貴」という言葉も贈れることから、敬老の日にになりました。また、漢方の生薬でリンドウの根が使われることから、「健康の願い」も込めて贈られます。

白寿

「白寿」とは、漢字の百から一を引くと九十九となることから、99歳を祝うことです。この日には、一つの花に紫色と白色の2色が混在するリンドウを贈ることがです。鮮やかな青と白が二つコントラスして入ったリンドウはとてもきれいで、贈られると、とても喜ばれます。

このリンドウは、「健康と長寿を願う」という花言葉があります。名前もそのままずばり「白寿」と言います。とてもおめでたく、重宝されている珍しい花です。敬老の日に感謝の気持ちや尊敬していることを直接伝えることは、ちょっと恥ずかしくて中々できなくても、この白寿というリンドウを贈れば、気持ちを伝えられます。普段、子どものことで世話になっていたり、育ててくれてありがとうと言う気持ちは持っていても中々言う機会はないでしょう。

せっかくの1年に1回の機会ですので、白寿を贈って気持ちを伝えるとおじいちゃん、おばあちゃんも喜ばれます。忘れず感謝の気持ちを伝えると、家族仲も良くなります。値段はお高めですが、贈る価値があるリンドウです。また、この花は、白寿の時だけでなく、その他のシーンでももちろん、贈ったり鑑賞したりできます。

お見舞い

病気で入院している人にリンドウを贈る習慣もあります。リンドウは和名では「竜胆」と言います。これは昔の中国で、リンドウの根がとても苦く、熊の胆よりも苦い最上級の苦さであったことから、生物的にも頂点に立つと思われている竜の胆のようだというところから名付けられました。

リンドウの根は、古代エジプト時代からも使われていますが、漢方でも昔も現在も生薬として使われています。この苦味は胃液の分泌を盛んにして、胃腸の健康に効果があるので、リンドウの花を敬老の日やお見舞いで送るのは、「健康の願いを込めて」という意味合いがあります。リンドウの花言葉には、「正義」、「勝利」もあります。この根っこの薬効の力から、「病院に打ち勝つ」という意味を持たれるようになりました。

また、リンドウはそのラッパ型の花を下に向かせて咲かせているのではなく、上を向いて咲かせているので、その姿から「勝利を確信している」という意味合いも持たれるようになりました。入院している時、きれいな花をもらうと元気を出せると思います。リンドウは特にきれいな花なので、喜ばれるでしょう。

ただし、お見舞いの時は、ブーケ等にして渡すようにします。鉢植えで持っていくと、漢字の「根付く=寝付く」という意味合いに取られてしまうので、気を付けましょう。

色別のリンドウの花言葉

白いリンドウ

リンドウの花には、様々な色があります。それに付随して色別に花言葉がそれぞれあります。まず白色のリンドウですが、白色のリンドウにはどんな花言葉があるのでしょうか。白いリンドウには、「貞節」「的確」という花言葉があります。

白は気品を感じさせる色なので、他の花の花言葉にも白色には「貞節」という言葉が多く付けられています。白色は「生まれ変わり」「新しいことを始める」を表す色なので、落ち込んでいる人に贈ると喜ばれます。

青いリンドウ

青いリンドウの花言葉には、どんなものがあるでしょうか。青いリンドウは、「誠実」、「正義」、「悲しんでいるあなたに寄り添う(悲しんでいるあなたを愛する)」という意味合いがあります。

青いリンドウは、とても深いはっきりした青色をしているため、少し切ない、寂しい愛情を表しています。気持ちを鎮めるのにとても適した色をしているので、「誠実」や「正義」という意味の花言葉が付けられました。

「悲しんでいるあなたに寄り添う」という花言葉は、リンドウが野生で群生せずに一つずつ咲く姿から来ました。また、青色は悲しみを思わせる色をしているため、孤独に寄り添う花と思われました。

紫のリンドウ

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初回公開日:2017年08月28日

記載されている内容は2017年08月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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