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「かます」の意味と由来|4地域の方言での使い方・ぶちかます

更新日:2022年07月11日

北海道や東北地方で使われる「かます」という意味ですが、「かきまわす」を短縮したもので、特に年齢を重ねた世代がよく使っている「動詞」です。特に訛ったわけでもなく、単純に「混ぜる」という意味と一緒なのですが、北国では「かます」が方言として定着しています。

「かます」とは

映画やドラマ、あるいはバラエティ番組などを見ていると、「かます」という言葉を耳にすることがあります。

しかし、この言葉の正確な意味を正確に把握している人はどれだけいるでしょうか。あなたは大丈夫ですか。ここでは「かます」について、改めて説明していきます。

ちなみに、ここで言う「かます」とは、魚の「カマス」や、「猿ぐつわをかます」で用いられる「かます」は除外します。

「かます」の漢字表記

「かます」は、地方によって意味がまったく異なります。当然、意味によって漢字も違ってきます。私たちが一般的に使うのは、標準語での「かます」の場合が大部分でしょう。

例えば、よく使う表現、「ハッタリをかます」なら、漢字は「嚙ます」となりますし、東北地方での意味からあえて漢字にすると「掻ます」になるでしょう。

いずれにしても、「かます」を漢字表記することはほとんどなく、「かます」とひらがなで表現します。

「かます」の意味

「かます」の意味は、地方によって、3つのパターンに分けられます。ひとつは「かきまぜる」「かきまわす」の意で、北海道・東北地方で使われる際の意味合いです。

関西地方では、「打撃を与える」という意味で使われます。相手にツッコミを入れるときなどにも「かます」といった表現をします。

一方、標準語としての「かます」は、「ハッタリをかます」からもわかるように、「言う」「する」などの意味を持っています。

「かます」の由来/方言

「かます」は地方ごとにそれぞれの意味がありますから、由来も地方によって異なります。ここでは北海道・東北地方での由来について説明します。

この地方での「かます」は「かきまわす」「かき混ぜる」の意味を持ちますが、前者の言葉が短縮されて「かます」になったとされています。

「訛っている」というより、北国の方言は短縮された単語が多く、この言葉もその一例です。

「かます」の使い方

「かます」は地方によって意味が異なることは、すでに触れました。意味が違えば、使うシチュエーションも当然、異なります。

東北、北海道、関西、そして標準語と、地方ごとに持つ意味にふさわしい「かます」の使い方を紹介していきましょう。

1.東北地方

青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島の6つの県をまとめて東北地方と呼ばれます。これらの県における「かます」は、具体的にはどんなシーンで、どのように使うのでしょうか。

「かき混ぜる」の意味での使い方

ひと口に東北地方と言っても、それぞれの県には、それぞれの特徴があり、習慣も言葉も微妙に違っています。東北地方は広いですから、当たり前と言えば当たり前です。

ただ、「かます」に関しては、東北地方特有の共通語と言えるでしょう。いずれの県でも「かき混ぜる」「かきまわす」の意味を持っています。もちろん、使うシーンも同じです。

例文「しっかりかましなさい」

「かます」はいろいろなところで使われますが、東北地方の場合、特に多いのは、料理でのシーンではないでしょうか。

例えば、小麦粉や卵、バターなどの食材をボウルに入れてかき混ぜるとき、誰かが別の人のおぼつかない手つきを見て、「しっかりかましなさい」と言うときは、「しっかり混ぜようよ」という意味です。

「甘酒よくかまして飲まんね」(甘酒をよくかきまわして飲みなさい)と言う表現をすることもあります。

2.北海道

北海道は地理的には東北地方と非常に近く、言葉もまた東北弁に近いと言われていますが、札幌などでは標準語を使う傾向が強いとされています。

そんな北海道での「かます」は、どう使われているのでしょうか。

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初回公開日:2017年12月29日

記載されている内容は2017年12月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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